(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

ゴジラの暗号-311は予告されていた

Hello World を映画館で鑑賞し終わって数日が経ち、時間ができたのでネット配信の映画でも見ようかとタイトルを眺めていたところ、たまにはこんなのも良いか、ということで懐かしのゴジラ映画を観ることにしました。

ゴジラ映画といってもたくさんありますが、この時選んだタイトルは、大森一樹監督による1991年上映の「ゴジラキングギドラ」です。

 

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図:ゴジラキングギドラ(1991年)

ゴジラシリーズにおいてキングギドラの存在は格別ではありますが、いつもながらの地味なタイトルでありながら、その中身はゴジラシリーズにおいても出色の面白さです。子供の時に見て興奮したあのゴジラキングギドラに再び会えたような感動を覚えました。

1970年代、1980年代の作品とも一味違っていて、この作品にはなんと

 未来人

も登場。その未来人が将来大繁栄する日本に釘を差すため、未来技術を使ってゴジラを封印、キングギドラに日本の都市破壊を遂行させます。こうして過去を改変した未来人が再び未来に戻ると、その時には日本はアジアの最貧国になっていたという展開。さて、日本の命運、われらがゴジラの命運や如何に!というのがこの映画の見せ所ですが、とにかく、初上映から28年経った今でも色褪せない、現在でも充分通用するストーリーです。

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図:未来人役のチャック・ウィルソン(懐かしい!)

最近のアニメ作品で似たような過去改変を表現しているものと言えば、「Steins Gate;(シュタインズゲート)」、そして「エウレカセブンAO」でしょうか。あれ? こういうタイムトラベル物って何だか最近記事にしましたよね?

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図:シュタインズゲート と エウレカセブンAO

 関連記事:HELLO WORLD の暗号


映画に刻まれた未来の予定

 こうなると、この映画には何か裏設定が仕込まれているのではないかと勘ぐるのが、作品を素直に楽しめない私の悲しい性分なんでしょうね。作中の細かいアイテムを追っていたら、とうとうこんなのを見つけてしまいました。

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図:主人公の寺沢が常用するジー

上図をご覧になれば説明は不要でしょう。車のナンバーに現れた数字は

 311

2011年の3月、あの東日本大震災が起こった日です。もちろん、これだけなら単なる偶然とも言えますが、ここで、もう一つ、劇中に何度となく現れ、私も最初から違和感を覚えた次のセリフに注目します。

 「私たちは2204年の未来からやってきた」

だから何なのだ?と思われるかもしれませんが、2204年って設定は妙に中途半端ではありませんか?どうせなら、23世紀の未来、200年後の未来と丸めてしまえばいいものを、わざわざ1桁目まできっちり数字を指定しています。

ここで、この数字に次のような操作をします。

 2204 ÷ 2 = 1102

これを反対に並べ替えると

 2011

そう、2011年がばっちり浮き上がってくるのです。この場合、2は任意に決めた数字ですが、この映画が上映された1991年と2011年の差は20年、10年一昔と言いますから、1991年は2011年から2昔前と言うことができます。つまり2という数字にも根拠があるのです。

ここから、この映画に隠された恐ろしい暗号通信内容が見えてきます。

 20年後(2011年)の3月11日に計画は実行される

そして、作中では最後にゴジラが復活するのですが、ゴジラ復活のエネルギー源となるものとは、そう

 放射能

であり、そこから、この計画とは何か放射能に関る作戦であると考えられるのです。

以上は、いつも通りに暗号解読を試みただけですが、もしかしたら、東日本大震災、そして、それによって引き起こされた福島第一原発の爆発事故とは

 予め計画されていたもの

だったのではないでしょうか?そしてそれが本当なら、日本の芸能興行・放送界は123便撃墜計画だけにとどまらず、またもや日本の破壊計画に加担したのだと言うことが出来ます。東宝さん、どうなのでしょうか?釈明をお願いします。

なお、本作品で注目すべきキーワードは、「時間改変」と「未来人」です。これについては HELLO WORLD も同じ。この頻出するキーワードが日本の芸能興行界の闇にどのような意味で関ってくるのか、それについては更に分析を進めたいと思います。


過去を変えようとした未来人キャラ

1985年の大ヒット映画「Back To The Future」など 海外作品まで調べたらまだまだありますが、取り合えず上記キーワードに合致する国内作品を幾つかご紹介します(一部「人」でないキャラを含みます)。

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図:10年後の未来から過去を変えに来たカタガキナオミ (HELLO WORLD)

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図:京アニ作品「涼宮ハルヒの憂鬱」にも登場した未来人、朝比奈みくる

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図:タイムトラベルの秀作「シュタインズゲート」から未来人の阿万音鈴羽とタイムマシーン

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図:「時をかける少女」から元祖未来人の深町一夫君(高柳良一)(左)

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図:究極のタイムトラベラー火の鳥。時代に干渉するくせに無責任な風見鶏


1980年代から現在まで、なぜ同一テーマを繰り返しメディアに乗せてくるのでしょうか?少なくとも、メジャーなメディア表現の世界に、自由でオリジナリティ溢れる創作なんてないとは言えそうです。

追記 ジョン・タイターもメディア戦略の一部か?(2019/10/03)

シュタインズゲートの作中にも名前が上がる、未来人ジョン・タイターとは何者なのか?Wikiでは次のように書かれています。

ジョン・タイター は、2000年にインターネット上に現れた、2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する男性である。自分を1998年生まれだとした」

ここに出てくる3つの数字をゴジラの場合と同じように2で割ると
 
 (1) 2000/2 > 1000
 (2) 2036/2 > 1018 > 1+0+1+8 = 1 > 1 (カバラ数)
 (3) 1998/2 > 999

 (1) = (2) + (3)

と、等式関係が現れてきます。これは、ここに表れた数字が人為的に作られた可能性を示しています。(3)の999が形状的には666と同値なのはこれまでもお伝えしてきた通りです。また、彼は東日本大震災による放射能汚染に絡んで

 日本の東半分が政府管理区域になる

などと、わざわざこれに言及しています。結論を出すにはもう少し詳細を分析する必要がありますが、

 ジョン・タイターはメディア戦略の一部

と捉えた方がどうやら無難なようですね。そう考えれば、映画が示していた311の計画とは、東日本を放射能で壊滅させる予定のものであったことが見えてきます。計画が先にあるなら、「〇〇は311を正確に予言した!」なんて人が何人か現れてもまったく不思議でも何でもないのです。



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HELLO WORLD の暗号

先日、劇場アニメ映画「HELLO WORLD」を観てきました(以下HWと省略)。今回はそれについて所感を述べたいと思います。ネタバレ要素を含むので、同作品を鑑賞予定の方は閲覧注意と予めお伝えいたします。

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図:9/20より公開中のHELLO WORLD

ストーリーの概要については、他の関連サイトが参考になりますので、そちらをご紹介いたします。やはりネタバレ注意です。
https://hyakuhon.com/novel/hello-world/

私もそこまでアニメファンではないので、劇場公開作品を一々観に行くわけではありませんが、HWの場合は、広報において当ブログで掲載した記事「たまこの呪い」との類似性が幾つか見出せたので、敢えてそれを確認に行った次第です。

 関連記事:
  涼宮ハルヒの呪い 
  涼宮ハルヒの呪い(2) 
  たまこの呪い 
  たまこの呪い(2) 


「たまこの呪い」他との類似点
他にもあると思いますが、一回観た限りでは次のような類似点が気になりました。

 製作者    京都アニメーション関係者によるキャラクターデザイン 
 設定舞台   日本の京都 
 主人公    若い男女 (まあ、これはお約束とも言えますが) 
 特殊キャラ  物語を牽引する特殊能力を有する鳥(カラス)
 シーン    鴨川の川辺(賀茂大橋付近)

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図:物語に共通する奇妙な鳥:
 たまこの「デラ・モチマッヅィ」(左)とHWの「ヤタガラス」(右)

「たまこ」の物語に多くの情報が埋め込まれていた点については、同記事を参考にして頂きたいのですが、表向きここまで似たような設定を見せ付けられては、嫌でもその中の情報が気になります。

まず、これが暗号を含むかどうかの確認です。それは以下の物語設定が全てを語っています。

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図:主人公の二人を引き裂いた運命の時間

これを数字分析すると以下の様になります

2027 07 03 20 01 
 > 2277321 (数字の0を省略)
 > 2+7 2+7 3+2+1 (2と7が二つずつあるので、それぞれペアとみなし加算する)
 >9 9 6 (前行の加算結果)
 >6 6 6  (9をひっくり返す、9と6は形状的に同値)


はい、暗号報道ではお約束の 666 が出てきました。もちろん次のような意味も含まれています。

 (1) 03 20 01 > 3 2 1 > 123
 (2) 2027-7 > 2020
 (3) 2027+7 > 2034

(1).数字の123は「たまこ」にも出てきましたね。これは「天皇」と同時に「123便」を意味すると考えられます。
(2). 2020年は物語中で「クロニクル京都計画」が始まった年とされ、その点と符合します。2020年に何か計画があり大きな変化が起きるという予告でしょう。
(3). これは「34」という数字に注目。世界33階層の更に上位に君臨する者という意味です。

以上から、このアニメ映画は

 2020年の123便に関する世界最高支配層からのメッセージ

と解釈することができます。するとそのメッセージは何なのかを、ストーリーの中から読み解かなければなりません。

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図:ヤタガラスの原型である三足鳥(さんそくう)
 一般に太陽の中に住む伝説の鳥と言われているがそれは誤り。正解がこの映画のラスト1秒で示される。



奇妙な名前の「堅書ナオミ」と「一行瑠璃」
「たまこ」でもそうであったように、登場人物の名前に深い意味が込められることが一般的です。「たまこ」の場合は非常に分かり易かったのですが、HWの場合は、こんな名前有りか?と思うくらい不思議な名前です。

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図:堅書直美あるいはカタガキナオミ(左) と 一行瑠璃(いちぎょうるり)(右)

しかし、登場人物の名前が暗号であることを、この名前そのものが教えてくれてるのです。

 カタガキナオミ > 肩書き(役名)の名を見ろ

そこでいつものように漢字分解で個別の意味を抽出したのが以下のa. b. です。

a.堅書ナオミ
  堅 >臣又土
  書 >土コ日
  ナオミ >月 (これは背景から割り出しました)

b.一行瑠璃
  一行 >伝える内容は一行のみ
  瑠 >王亞田
  璃 >王(蓋)(獣)

分解した漢字を全体と辻褄が合うように意味を繋げていくと、そこにメッセージを見出すことができます。パーツ個々の解釈には深い背景知識が必要であり、ここでは全てを書ききれません。

そして、暗号メッセージは元々通信の当事者同士でしか分からない符丁を含んでいますから、私の解釈が正解であるとも保証できません。よって、私が解釈したメッセージ内容はここでは伏せることにします。敢えてヒントを述べるなら、a.がメッセージの送り先、b.がその伝達内容になるということでしょう。ちょっと難しいですが、ここから先は読者さんご自身がチャレンジしてみてください。その際は、字面だけではなく実際に作品を鑑賞し物語の展開から読み解いてください。

時間移動と世界の終焉

1985年の123便事件に関わるメディア戦略で、頻繁に現れるテーマが、時間移動です。いわゆるタイムトラベル。1985年当時の上映映画を振り返っても幾つかの共通点が見出せます。それを改めて取り上げると

 時をかける少女 (1983年)
 Terminator (1984年)
 Back To The Future (1985年)

などになります。どの作品もその後リメイクや続編など、関連する多くの作品が作られました。未来人が登場する「Steins Gate」(2011年)はもちろん、京アニの「涼宮ハルヒの憂鬱」(2006年)などもその範疇に入る作品と言えるでしょう。そして、HWもその一連の流れに漏れず、やはり未来から来た自分との邂逅、タイムトラベルがテーマの中核になっています。そこに123のメッセージをわざわざ埋め込んでいる訳ですから、1985年当時との共通点がないはずがありません。

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図:ご存知「君の名は。」(2016年)
  ここでも時間を越えたコミュニケーションが描かれている

ここまで、タイムトラベルが頻出するということは

 123便事件と時間移動に何か関係性がある

と、そろそろ断言してもよいかと思われます。実際に123便事件を時間の固定枠を外して俯瞰すると、多くの矛盾点が解消するだけでなく、全体の辻褄がより明確になります。もちろん、都合がいいからと言って、安易にSF的仮説に頼るのは禁物ですが、頻出する時間移動のメッセージを全く無視するのも、柔軟性が欠けているかと思われます。

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図:1985年の123便撃墜計画に向けて「タイムトラベル」が芸能興行の主テーマとなっていた。
  他の頻出テーマは「卒業」「少女」「少年」など。


また、これらタイムトラベル物に加えて、この時期

 北斗の拳 (1983年~)
 The Day After (1984年)
 風の谷のナウシカ (1984年)

など、漫画やアニメ、劇映画等で核戦争による世界滅亡とその後の世界というテーマがやたら多かったような気がします。前述のTerminatorなども、人間文明が滅びAIに支配された未来から殺人ロボットが送られるという話ですから、世界滅亡物と呼んでいいのかもしれません。

ネタバレで申し訳ありませんが、HWもやはり、記憶データ内とはいえ崩壊する世界が描かれています。そして、そのラストシーンは明らかに地上の現実社会が滅び去ったことを暗喩しています。いやはや、123便事件との関係はこう書き直さないといけないかもしれませんね、

 123便事件は時間移動及び世界の終焉と関係性がある。

 

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図:風の谷のナウシカ
 今やジブリ作品は日本最強の国民洗脳メディアとなった


123便事件におけるメディア戦略については、次のサイトから「神々の落涙」及び「芸能界の闇」をご覧ください。
 黒霧123便関連記事ガイド

※また、遅くなりましたが本章は次の記事への回答でもあります。
 もう一つの「君の名は。」(1) 



記憶とデータ、時間の概念について

この映画で扱う時空概念は、マトリックス電脳コイル甲殻機動隊インセプションなど、過去の映画等で既出のものが殆んどで、まるでその総集編を観ているような気がしました。二番煎じだと言いたいわけでなく、それらの個々のテーマが上手くミックスされているなと逆に評価したいくらいです。

タイトルも個人的には気に入っています。「HELLO WORLD」というフレーズはコンピュータ関連を職業としている人ならすぐにピンとくるでしょう。

#include <stdio.h>
int main(void) {
  printf("Hello World!");
  return 0;
}

これはC言語の場合ですが、「Hello World」とはプログラミング入門者がほぼ必ず例題として目にする普遍的フレーズなのです。本編が情報空間内の世界を表現しているのですから、その内部世界の入口に立つ入門者、この場合は観客を迎え入れるという意味で絶妙のタイトルではないかと思います。

一行瑠璃というヒロインの名前も、プログラムコードを一行書き換えただけで、瑠璃の珠のようにいくらでも情報世界の挙動が変化するという意味を掛けているのかなと思ったものです。

ここまでマニアックなのは評価しますが、残念なのは、「自分がデータであるのか実在する存在なのか識別は不可能」と登場人物に言わせているのに、ラスト1秒に安易なオチを持ってきたことです。私ならば、

 そのラストですら幻想である

と突込むでしょう。例え自分がどの時間、どの空間に複数存在したとしても、その時認識している自分自身と目の前の世界だけが自分にとっての現実なのだと思うからです。

あらゆる事象改変の試みは、改変しているようでいて新たな現実を作り出しているだけ。その時その場所の自分がどこに向っているのかは、おそらく神様だって分からないでしょう。はっきりしているのは、その瞬間における自らの意思だけなのです。


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科学が風評に負けてはだめだ

大阪市長の松井さんよくぞ言いました。その通りだと思います。ただし、本記事タイトルに採用させていただいた発言部分に関してだけですけどね。

松井大阪市長福島原発処理水 大阪湾放出に応じる構え
2019.9.17 15:34

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 日本維新の会松井一郎代表(大阪市長)は17日、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける有害放射性物質除去後の処理水に関し、「科学が風評に負けてはだめだ」と述べ、環境被害が生じないという国の確認を条件に、大阪湾での海洋放出に応じる考えを示した。大阪府と市は、東日本大震災の復興支援として、岩手県がれき処理にも協力している。

 松井氏は大阪市内で記者団に「自然界レベルの基準を下回っているのであれば海洋放出すべきだ。政府、環境相が丁寧に説明し、決断すべきだ」と述べた。

 海洋放出をめぐっては、原田義昭環境相が「海洋放出しかない」と述べた直後、小泉進次郎環境相が11日の就任会見で“所管外”と前置きした上で「努力してきた方々の苦労をさらに大きくしてしまうことがあったとしたならば、大変申し訳ない」と語っている。

 維新の橋下徹元代表はその後、ツイッターで海洋放出について「大阪湾だと兵庫や和歌山からクレームが来るというなら、(大阪の)道頓堀や中之島へ」と発信。小泉氏には「これまでのようにポエムを語るだけでは大臣の仕事は務まらない。吉村洋文大阪府知事と小泉氏のタッグで解決策を捻り出して欲しい」と注文をつけた。


 吉村氏もツイッターに「誰かがやらないとこの問題は解決しない。国の小泉氏が腹をくくれば、腹をくくる地方の政治家もでてくるだろう」と記し、国と地方が連携し、被災地の負担を軽減していく必要性を訴えた。

引用元:産経新聞 https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/190917/plt19091715340016-n1.html

それでは、松井さん、次の反科学的なポエム(風評)についても、ぜひ発言よろしくお願いします。

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・ポエム1 -電力
 大電力の長距離送電は物理的に不可能なのに、電気は遠くの発電所から送電されているというポエム。経済産業省・電力各社によって大規模停電の口実に利用され、現在の千葉県内被災者を初めとする全国民がこれまで損害を蒙っている。

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夢を壊すようで申し訳ありませんが、ヤシマ作戦は物理的に絶対不可能なんです。アニメの中だけでお楽しみください。2011年の計画停電ヤシマ作戦と煽った方々は、もう一度ゼロから電気の勉強をやり直してくださいね。

・ポエム2 -宇宙

 宇宙空間への長期滞在及び帰還は生理的かつ物理的に絶対不可能なのに、宇宙ステーションに人が滞在したり月面着陸をしたなどというポエム。これはとりあえず、文部科学省JAXAによる国家予算の不正使用以外の実害はないが、子供たちに間違った科学認識を与える危険性がある、というか与えている。

・ポエム3 -福島第一原発
 福島による放射能汚染が風評被害だというポエム。現在も高ベクレルの土壌汚染が観測されているにも拘わらず、その詳細を国民に伝えていない。また、どうして事故後に国の汚染許容レベルが100倍に引き上げられたのかその科学的根拠が全く示されていない。

・ポエム4 -原子爆弾
 広島と長崎に技術的に製造不可能な原子爆弾が使われたというポエム。現代でも困難と言われるナノ秒単位の制御を当時のアナログ電子機器で達成し、たった1回の実験成功を経て実戦で連続2回成功したという激しくキツイ冗談(つまり核爆弾ではない)。

・ポエム5 -噴火・巨大地震
 地球内部の高温帯が流動し、地殻変動による巨大地震や火山で噴出されるマグマの元になっているというポエム。46億年も経過して地球大気圏内が熱的平衡に至らないという、明らかな物理法則無視の通説がまかり通っている。

・ポエム6 -日本航空123便事件
 わずか1気圧程度の気圧差で、飛行中の機内を(今年の)台風15号の4倍強の風速200m/sの風が吹き抜け、垂直尾翼が破壊されたというポエム。この冗談レベルの事故原因説に国立大学の工学権威が堂々とお墨付きを与えるという科学否定の根幹とも言える事件。

 ※以上の詳細は(新)(真)日本の黒い霧の過去記事をご参照ください


こうして見ると、科学技術とは名ばかりで、この国・この世界はポエムあるいはファンタジーに満ち満ちていますね。国民はお花畑で白昼夢を見ているようなものですが、そろそろ目を覚ましても良いのではないでしょうか?現実に目覚めた大阪行政トップは、福島のトリチウム水だけとは言わず、全国の地下原子力発電所から出される使用済み核燃料をぜひそちらで引き受けてください。どこの自治体からも感謝されること間違いありません。

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上の写真は自然災害というポエム。昨年4月の大分県中津の山崩れで、この巨大コンクリート片がどこから降ってきたのかもついでに発言お願いします(。・ω・)ノ゙゙ >松井市長

こういう地下施設が今回災害に見舞われた千葉だけでなく、全国あちこちにあり、必要とあらば大停電を理由に民生用電源から電気を横取りする仕組みが出来上がってるのです。このような隠匿された違法建築物についても、税金や電気料金が原資になっているならば、私たち国民はその建設費用の返還と原状復帰を要求するべきでしょう。

 参考記事:
  中津山崩れのその後


以下追記です(2019/10/02)

すみません、この問題は国民全体が一蓮托生なんですよ。権限を与えられたあなた方(経産省)が責任を持ってやっていただかなくて、我々はいったいどうしたらいいのでしょうか?国家公務員ならSNSで愚痴をこぼす前に、命を掛けてこの問題を解決してください。その気概がないなら今すぐお辞めください。

原発汚染水処理巡り経産省職員が不適切つぶやき[2019/10/01 15:05]

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福島第一原発から出る処理水の処分方法を巡り、経済産業省の担当職員が「廃炉に責任を負わない人はピーチクパーチク言える」とSNSに投稿したことについて、菅原経済産業大臣は「極めて軽率」と批判しました。

 菅原経済産業大臣:「極めて軽率な行動だなと。当該の職員にはきつく注意をしたところ」

 福島第一原発でたまり続ける処理水については、経済産業省の委員会で海洋放出や長期保管などの処分方法が検討されています。経済産業省廃炉作業を担当する職員は先月27日、この委員会の報道を引用しながら「廃炉に責任を負っていない人はピーチクパーチク言える」とSNSに投稿しました。その後、投稿は削除されましたが、菅原大臣は「大臣としておわびを申し上げたい」としたうえで、副大臣が職員に直接、注意したことを明らかにしました。

引用元:テレビ朝日 https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000165656.html


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千葉大停電-半分以上は電気の横流し

本日13日は台風15号の影響で停電が起きてから5日目。千葉県では現在(21時)も、18万戸が停電しており、住民が不便を強いられています。現場で復旧作業に努めている方々には頭が下がりますが、知らぬをいいことに、不要な負担を生活者に押し付ける、経産省・東電のやり方には疑問が残ります。昨年の北海道胆振地震に端を発したブラックアウトが、官製停電であったことは既に記事にしてますが、相も変わらず今年も同じ嘘を吐くのはいかがなものでしょうか?

今回は、これまでの記事の繰り返しになりますが、日本のエネルギー政策、環境政策に関る重要なことですので、敢えて日本の現実の電力供給システムについておさらいから始めます。

まず、以下の図をみてください。

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図1:一般的な電力供給の概念

過去の関連記事をお読みになってない方は、この図を見て何を当たり前のことを書いてるのだと思われるでしょう。いや、違います。これが当たり前ではないからわざわざこの図を掲載したのです。最も重要なポイントは

 大電力は長距離送電できない

という事実であり、これは厳然たる物理法則に基く結論ですから、どんな学者もこれに正面から反論できるものではありません。要するに何10kmも離れた発電所から都市を維持するだけの電気なんぞ引っ張れないのです。ですから、図1の左側にある、遠方の大規模発電所から高圧電線や複数の変電所を経て我家に電気が届いているなんてお考えは、オカルトであり幻想なんです。詳しくは、以下の過去記事をよく読み返してください。

 参考記事:
  ・大電力送電の大嘘
  ・送電線は空きだらけ

つまり、読者さんが感じた「当たり前」・「常識」というのは根底から間違っているのです。

すると、今家にやって来てる電気はどこから来たのか?という当然なる疑問が湧くと思います。それに応えたのが以下の図です。

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図2:現実の電力供給

この図のポイントは明瞭です。実は、現在の家庭の電気は、だいたい100~1000戸程度に一つ設置された地下発電所から地上に供給されているものなのです。地下に火力や水力発電所なんて作れませんから、小型化が可能で、排気が少なく、燃料交換サイクルの長い原子力発電所が作られているのは間違いないのです。都市近郊の場合、一つのニュータウンに一基は確実に地下発電所が作られていると想定してよいでしょう。また、狭いエリア内で大需要が見込める都心部などでは、中規模以上の地下原発から電気が供給されます。

北海道のブラックアウト、今回の千葉大停電と絡んで重要なのは、基本的にブロック単位で発電が行われているため

 大規模停電など起きる理由がない

ということです。また2011年の東日本大震災の煽りを受けて実施された計画停電(あるいは輪番停電)などは、全く実施する必要などなかったと付け加えておきましょう。

 北海道ブラックアウトの関連記事:
  ・【緊急】北海道全域停電について
  ・補足-北海道全域停電
  ・北海道、嘘だらけの節電呼びかけ


被害の机上算定
ここで、図2の現実モデルを用いて今回の台風15号による損害のシミュレーションを行います。

まず、東電発表によると、電柱の倒壊が84本と報告がありますが、どういう訳か倒木についてはそのデータが公表されていません。民家が多い場所ではそれほど樹木が多くなく、電力会社もバカではないですから、接触の可能性のある立木は普段からある程度手入れをしているものと仮定します。図2を見れば分かるように、山林間を這わすようないわゆる高圧電線は一般家庭用には使われていませんので、山林地域の倒木は、一般家庭への停電と直接関係ないとみなすことができます(逆に言うと、高圧電線を利用しなければならない何かが大被害を受けたと言えます)。

それでも樹木の方が電柱よりは数が多いでしょうし、枝が折れて飛ばされるケースもあると思うので、電柱の倒壊数よりは倒木の数は多いとします。その数をおおよそ5倍と仮定すれば倒木による被害数は

   84 × 5 = 420 件

と見積もれます。これに、電柱の倒壊数を足せば、おおよそ計500件の断線障害が起きたとみなすことができます。

ここで、1ブロックに対し1件の断線障害が起きたと想定し、なおかつ、当該ブロックの戸数が最大規模の1000戸程度あったと、多めに算定することにします。

すると停電の戸数は

 500 × 1000 = 500,000(戸)

と、これだけ多く見積もっても50万戸しかありません。大停電が始まった当初は、千葉で90万戸以上が停電と公表されているので、実際には算定見積もりの倍近い家が停電したのです。

さらに現実的なシミュレーションをするならば、暴風による断線被害は、地形などの理由から、特定地域に集中するはずですから、1ブロックで数件の障害となるケースの方が多いと考えられ、停電するブロック数も実際にはこの想定より少なかっただろうと考えられます。私はそれをこの計算値の6割程度、つまり30万戸程度だと推定します。このように推定するのには理由があり、その理由とは以下の報道です。

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停電「33万戸はきょう中に解消 29万戸は復旧に時間」経産相
2019年9月10日 11時15分

台風15号の影響で千葉県を中心に60万戸以上で停電が続いていることについて、世耕経済産業大臣は10日中に少なくとも33万戸の停電が解消されるという見通しを示しました。一方、残る29万戸については復旧に時間がかかるとして、東京電力に細かな情報提供をするよう指示したことを明らかにしました。

世耕経済産業大臣閣議のあとの記者会見で、停電の復旧状況について、配電設備の復旧を進めることで10日中に少なくとも33万戸の停電が解消されるという見通しを示しました。

その一方で、残る29万戸については電柱が倒壊していたり、倒木によって電線が切断されていたりするため、復旧に時間がかかることを明らかにしました。

そのうえで「できるだけ早く復旧させたい。地域の事情もあるが、復旧見込みをきょうなのかあすなのか、東京電力にはできるだけ細かく情報提供するように指示している」と述べました。
(以下略)

引用元: NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190910/k10012073141000.html


東電が11日の夕方まで復旧日程を示せない中、なんと、前日の10日午前に経産省の方がより具体的に電柱倒壊などで停電した29万戸の復旧には時間がかかると発表してるのです。なんてことありません、

 経産省には東電からの詳細な被害報告が入っていた

のです。経産省は東電の先を越してフライング気味に短期復旧が不可能な戸数を公表したのですが、翌日11日早朝の東電による「今日中に復旧」という発表は前日の世耕発言と明らかに矛盾しており、それにすぐ気付いたため、この「今日中に復旧」宣言はわずか3時間後に撤回されることになったのでしょう。このような推測から、経産省発表の29万戸、おおよそ30万戸という数字は実害数として逆に信頼度が高いと認めることができるのです。

以上より、こう結論することができます。

 当初90万戸の停電の内、60万戸は計画的に実施された

と。なんだ、昨年のブラックアウトと同じじゃないですか・・・

追記(2019/09/28)

千葉県の停電解消が宣言されたのが25日でした。本当に倒壊・断線した現場はさぞかし復旧がたいへんだったと想像されます。しかし、10日の世耕発言だと、台風直撃の2日後には33万戸が一気に復旧するとしています。同じ強風被害なのに

 この差はいったい何なのでしょう?

同じような物理的障害が理由で停電したのならば、復旧ペースは支援が拡大する後期の方が早いはずなのに、何故か現実はその逆です。この事実からも、今回の大停電には計画停電、もしくは偽装停電が含まれていたと考えられるのです。


何のための計画停電か?
9/10の記事「関東の大停電は本当か?」の中で、9日未明に大規模停電が始まる前、送電区の切り替えを意味する、電気の「瞬停」があったとお伝えしました。報告者によると、小さな停電を短時間の間に3回繰り返した直後、ほぼ丸一日電気が通らない大停電の不便を蒙ったとのことです。

このカラクリの説明は極めて簡単です。要するに、

 一般家庭用の地下電源を他に融通した

ということなのです。例えば、東にあるA市Xブロックの電源を西に隣接するB市Yブロックに回すようなことが行われたのです。今回の台風で、千葉県内でも比較的被害を免れたと言われる、千葉県北西部の、市川市松戸市鎌ヶ谷市柏市などですが、この地域には

 ・陸上自衛隊松戸駐屯地
 ・陸上自衛隊習志野演習場
 ・海上自衛隊下総航空基地

などの自衛隊施設、そして、何を研究しているのか非常に疑われる

 ・東京大学宇宙線研究所(柏キャンパス)
 ・電力中央研究所

などの国家機関が集中しています。また、千葉県北部にある千葉ニュータウンには2011年の計画停電時でも絶対停電させなかった

 ・大手金融機関のデータセンター

が集中しています。まずは、地表の施設としてこれらの国家機関・金融機関に他ブロックから電力を優先融通していた可能性は極めて高いとだけお伝えしておきます。そして、それが同地区の見かけの被害の少なさになって表れた可能性があります。

お役人からすれば、首都防衛機能・国家機能を優先したんだという言い訳なのかもしれませんが、国会における合意なき専用は憲法違反でもあるし、何より国民の信頼を裏切る行為です。そもそも、電力供給を地下発電所に頼っているにも拘わらずそれを国民に一切公表してないことが大問題です。更に問題なのが、その発電方式が原子力であるという点です。

さて、地表の施設があるなら、地下の施設も当然あります。千葉県内の地下施設をピックアップしてたらキリがありませんので、今は、市川市千葉市市原市木更津市鴨川市などにそれがあるとだけ書くに留めます。問題なのは、どこにどんな秘密施設があるかということでなく

 国民を騙す政府の姿勢そのものが問われているのです。

また、それに追従する東電や大手銀行、〇ッコー〇ンや〇いら〇のような大企業も同じ責任を問われているのです。電気も水もなく不安な夜を過ごす国民をさらに突き放すような国や企業に、約束された未来など永久に来ないと私は断言します。

 地下秘密施設についての関連記事:
  中津山崩れのその後

 

f:id:adoi:20190913212241j:plain
小泉新環境大臣、あなたは地下に眠る膨大な核燃料をどう処理するおつもりですか?

f:id:adoi:20190913212312j:plain
菅原新経済産業大臣、得意のダンスはほどほどに、今から中学校の理科を復習してください。頭のいい官僚に騙されないように。


最後に、経産省電気事業連合会に加盟している各電力会社の関係者に向けてご忠告申し上げます。

 今後、地下の秘密施設がいつ停電しても驚かないでください

だからといって、地域住民に嘘を吐き、その生活を犠牲にしてまで電気を横取りするようなことはもうお止めください。これが冗談やブラフでないことは11日の深夜に起きた出来事を振り返っていただければ、ご理解いただけるかと思います。そうそう、これまで国民に停電の嘘を吐きまくってきた世耕元経産大臣は早く警察に出頭してくださいね。

追記:千葉県某所在住の知人とのLINE記録(9/10)


知人: わー、なんなんだろうね。同じ町内でなんでうちの周り200軒だけがダメなんだろ〜

知人: なんとか頑張りましょう。

日月土: おはよう。大変だね。200軒位で1基の発電所があるんだよ。それが如実に出たね。もちろん、それは地下に作られた小型の原子力(^。^;)

知人: ええぇ。。

知人: ウチの近所の地下って事?

日月土: そうだよ

知人: んげぇ

日月土: 家の近所のやつなんか、もう場所まで把握してるよ( ̄∇ ̄)

知人: じゃあ意外とちょこちょこといっぱいあると言うことに…なるか。

日月土: そう、日本に少なく見積もっても10万基あるよ

知人:  ・・・・。脱原発どころじゃ無いジャマイカ

日月土: そう、あんなのは意味がナイチンゲール脱原発運動

 

以下、追記ですが、笑います (9/14 4:30AM)

千葉の電柱倒壊・損傷2000本 台風15号被害、経産省試算
2019.9.14 00:16

 経済産業省は13日、台風15号による「停電被害対策本部」を設置し、千葉県を中心に電柱2千本が倒壊や損傷したとの推計を示した。昨年、大規模な停電を近畿地方で引き起こした台風21号と比べても、深刻な被害が発生していると分析した。
(以下略)

引用元:産経新聞 https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/190914/ecn19091400160001-n1.html

いやー、たった1晩で、

 いきなり2桁も増えたか(笑)


電柱の軽微な損傷まで含めればそりゃ増えますよね。なんでわざわざこういう数字の出し方をしてきたのでしょうか?しかも、推計。この5日間、何千人も人を出してまだ実態が掴めないって、どういうことですか?頼むから国民のために仕事してくださいよ、経産省さーん。

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経産省電力事業幹部リスト(https://www.meti.go.jp/intro/pdf/list_ja.pdf)
新人事も終わったことですし、どなたか、停電被害報告の遅れと地下発電所について、明確にお答えください。また、どうして高圧送電などという嘘を吐くのかについてもお答えください。とりあえず、電力基盤整備課長の曳野潔さん、よろしくお願いします。

なお、虚偽による違法な送電網の建設については、電力会社も含めてその費用について国民負担分を全額返還して頂くのが相当であると考えます。また、虚偽による停電で国民が蒙った被害等についても、2011年の計画停電に遡り損害賠償責任が生じるものと認められます。



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管理人 日月土

 

千葉大停電-3日もかかった状況把握

9/10(火)の夜、ブログ記事「関東の大停電は本当か?」を通して9/11(水)中の全面復旧を要求したところ、11日早朝にちょっと頼りなさげではありましたが、「きょう中の停電解消目指す」との前向き報道がありました。それから3時間後、舌の根も乾かない内に今度は「11日中の復旧見通し立たず」ですから、あらあらという感じです。

そして11日午後6時半の記者会見では、「全面復旧はあさって(13日)以降に」と発表がありました。あのですね、被害からほぼ3日経ってやっと具体的な工事日程が出てくるってどういうことですか?各地に支社を置く東電なら、作業量の見積もりなんて1日でできるはずです。これって、およそプロの仕事じゃありませんよね?

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停電 全面復旧はあさって以降に 東京電力が会見
2019年9月11日 23時21分

東京電力台風15号の影響による千葉県を中心とした停電の復旧の見通しについて、11日夜、記者会見し、千葉市を含むエリアは12日中、成田市木更津市を含む残りのエリアは13日以降になるという見通しを発表しました。全面復旧がさらに遅れることになります。

台風15号の影響で11日午後11時現在、千葉県のおよそ38万100戸で停電が続いています。

この停電の復旧見通しについて、東京電力パワーグリッド塩川和幸技監は11日夜、記者会見し、千葉市を含むエリアは12日中の復旧を見込み、なかでも千葉市は12日に確実に復旧できる見通しになったことを明らかにしました。

一方、成田市木更津市を含む残りのエリアの復旧は13日以降だとしています。

東京電力は当初、11日中の全面復旧を目指していましたが、さらに遅れることになります。
(以下略)

引用元:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190911/k10012076781000.html


正直なところ、現場のプロである東電のエンジニアが、災害復旧というシビアな見積もりを誤るとは思えません。あるとしたら、民間以外の設備に何か重大な障害が発生し、そちらに貴重な人と資材が取られているからと考えるのが妥当です。演出的な停電も、人員を大量動員するための口実と考えれば辻褄が合います。

当然、その設備が何かは公表できないので、東電上層部も「見通しが甘かった、反省してる」としか答え様がないのでしょう。そして、現場のエンジニアは「俺たち何やってるんだろう?」とチンプンカンプンのまま作業をしているはずです。ですから、本当なら11日中の復旧は可能だったはずです。だからこそ、11日早朝に完全復旧の見込みが公表されたのでしょう。

どうやら、企業地下原発マップを公開する前に、そちらの設備とやらを公開する方が先のようですね。具体的な座標は今のところ控えますが、主要施設があるのは

 市川市千葉市市原市鴨川市

などです。具体的な情報開示は停電騒ぎの動向を見て決めたいと思います。

ところで、東電さん、そしてそれら秘密施設の管理者さん、11日から日付が変わる30分前に、

 千葉県北部でそちらの予定にない瞬停があったはずです。

それがいったい何を意味しているのか、よくよくお考えくださるよう、私からの警告としてお伝え申し上げます。これは、これまで書いてきた内容が単なるブラフではないという証でもあります。

また、停電により被害を受けた一般の方は、12日以降は明らかに人為的なもの(*)ですから、東電または経産省に損害賠償請求するべきだと思いますよ。東電の心ある社員さんについては、自分が誰のために仕事をしているのか、胸に手を当てて自らに問い直してみてください。

 * 近隣地区での断線・倒壊など停電理由が説明できるものを除く


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管理人 日月土

関東の大停電は本当か?

台風15号はその暴風で猛威を振るいましたが、幸い死傷者の数は最小限で済んでいるようです。関東東部では今でも停電している地域があり、多くの住人が不便を蒙っているようです。東京電力は一刻も早い復旧に取り組んでください。

 

記録的暴風、関東を襲う 送電線の鉄塔倒壊
社会
2019/9/9 16:41

9日に関東を縦断した台風15号は、関東南部を中心に記録的な暴風による被害をもたらした。

f:id:adoi:20190910220008j:plain倒れた送電線の鉄塔(9日午後、千葉県君津市)=共同

気象庁によると、9日未明に千葉市で最大瞬間風速57.5メートルを観測した。成田空港のある千葉県成田市で45.8メートル、羽田空港のある東京都大田区で43.2メートルなど、計15地点で観測史上1位の最大瞬間風速を更新した。

千葉県君津市では高さ40メートル以上ある6万ボルトの送電線の鉄塔2基が倒壊した。日本原子力研究開発機構大洗研究所(茨城県大洗町)の敷地内にある高さ16メートルの冷却塔も倒壊した。同機構は環境への影響はないとしている。

東京電力によると、停電は一時約93万軒に上り、9日午後4時半時点でも千葉県を中心に約76万軒で停電が続いた。同社は9日午後の記者会見で「千葉県南部や神奈川県南部などは9日中の全面復旧は難しい」とした。
(以下略)

引用元:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49573070Z00C19A9EA2000/

 

上記の記事ですが、またこんな嘘を書いてるのかとうんざりします。本当に6万ボルトも流れていたら、倒壊して周囲の木々に接触した瞬間に、放電が起きて出火してますよ。この報道写真から分かることは、高圧電線に高圧電流なんか流れていないという事実だけです。

 参考記事:送電線は空きだらけ
 

家の近所の電線に枝が掛かってたり、電柱が倒れてたりしてるなら、停電になるのも理解できますが、高圧鉄塔が倒壊して大停電するなんてことはあり得ないんです。すると、今回の大停電も、実際に起きた障害だけでなく、演出的なパニックも含まれていると考えなければなりません。

千葉在住者の報告によると、9日の未明に大停電が発生する直前、2,3度瞬停(極小時間停電すること)があったそうです。これって、送電ブロックを切り離したり接続する時に観測されるものであり、暴風で屋外のどこが破断したかも分からないと考えられる状況の中、短時間で何度も経路切り替えを行うというのは、送電ブロックを調整(おそらく広域化)し、計画的に停電を起こそうとしていたとしか思えません。

昨年の北海道胆振地震に伴うブラックアウトの演出では、旭川など、あちこちに、未停電地域があったことが後から指摘され、今回はそんなヘマはしないように、夜間の電力消費量が少ない時間帯に、予めブロックの調整作業を行ったのでしょう。

 参考記事:北海道、嘘だらけの節電呼びかけ

多くの方が迷惑しているのに、今回の東電の行為は看過できないものがあります。東電は明日9月11日中に全戸を復旧させてください。それができないなら、千葉県内某所の地下原発存在箇所マップを大企業を優先に順次公開します。さあ、急いで仕事をしてください。

 

* * *


以下、9月11日09:30AM追記です。

あれからこんな記事が出ました。

「きょう中の停電解消目指す」
9/11(水) 5:19配信

 台風15号の影響で関東などでは停電が続いていますが、東京電力は「きょう中に全ての停電の解消を目指す」としています。
(以下略)

引用元:TBS NEWS https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3774362.html

 

千葉で46万戸の停電続く。東電「11日中の復旧見通し立たず」 木更津エリアの修理は3割にとどまる
9/11(水) 8:37配信

東京電力パワーグリットは9月11日午前8時から記者会見し、台風15号の影響で続く停電状況について説明した。千葉県内では現在もおよそ46万戸で停電が続いているが、「今日(11日)中の復旧の見通しは立っていない」と発表した。【吉川慧 / BuzzFeed Japan】
(以下略)

引用元 BUZZFEED NEWS https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/chiba-blackout


内部で意思疎通ができてないようですね。それでも見通しを立ててください。どうしても復旧できないというなら、本日23時までに該当地域と復旧不可能な理由を詳細かつ明確に報道で示すこと。これが示されない、もしくは内容に嘘があれば、問答無用でマップを公開します。千葉県内の食品関連企業などは覚悟していてください。

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今回の停電で、冷蔵・冷凍食品などを廃棄せざるを得なかった小売店は多いはずです。送電の嘘は陰謀論などではなく科学的に実証可能な事実です。被害者は東京電力並び監督官庁である経産省に正当な損害賠償を求めて然るべきです。菅原一秀新大臣の最初の仕事はこれになるでしょう。


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管理人 日月土

 

魚の群れはなぜ瞬間的に方向転換できるのか

※この記事は(新)日本の黒い霧「陽電化する日本人(2)-世界滅亡前夜」の補足記事となります。

TV映像、また水族館などで、魚の群れがとほとんど衝突もせず、まるで大きな一つの生物のように、塊になって水の中を移動するシーンをよく見かけます。そして、その群れの魚たちは、ある時、ほぼ瞬間的に同方向へ方向転換することも私たちは知っています。実は、あれはとっても不思議な現象なのです。

f:id:adoi:20190907151703j:plain

かつて、大学で生物学を学んでいた時、解剖実験が大好きな教授から、確かカエルだったと思いますが、実測した神経の伝達速度を教わりました。それが、そんなに速くなく、だいたい 10m/s。時速に換算すると36km/h 程度になります。原付バイクの制限速度よりちょっと速いくらいです。

魚は、目ではなく、側線で周りの状況を感知すると言われてますが、感覚器が周囲の変化を捉え、筋肉を動かすまでの経路の長さを20cmとしたとき、脳内処理の時間を考慮せず、カエルの神経とほぼ同じ伝達速度だと仮定すれば、伝達時間は0.02秒掛かる計算になります。

周囲の魚の動きを見て次々に個々の魚が運動を変化させると考えた時、最初に動きを変えた魚の後に10匹続けば、初めと最後の魚の動きの時間差は

   0.02 × 10 = 0.2 秒

まあ、私たちの目からはほぼ瞬間的と見えるでしょう。しかし、ここではそんな小さな群れを対象としてませんから、少なくても100匹くらいは後ろに続くと考えることにします。すると、最初と最後の時間差は

  0.02 × 100 = 2 秒

となり、これは誰の目でも捉えられる程大きな差となります。大きな群れとなるほど、最後組の遅延は顕著になるはずなのですが、現実にはそれほど大きな差は認められないようです。

実はこの問題を解決するのが、魚は群れで行動する時、個体外部から何か共通の指示信号を受けているという考え方です。同上記事では血液中のNICが、地磁気のパルス信号を受けて集団で生体維持運動を行っているとの説を紹介してますが、同じように、魚も強大な外敵が現れるなど危険な状況に陥った時、危険回避の指示を、外部の情報処理系に預け、そこからの一斉送信を受けて集団で対処するという処置を取っているのではないでしょうか?

私が強調したいのは、人間を含む生物とは、食べ物と水と空気だけで生きているものではなく、

 外界からの情報

を取り込むことによってこの世界に適応しているのではないか、ということです。そう仮定すると、「散弾銃を石に向け撃ったらビーナス像ができるくらいの確率」と言われている進化の謎も解けるかもしれません。そのような生物全体を司る情報ネットワークのことを、私は生命圏(せいめいけん)と呼んでいます。

一つの魂(=独立天体)は本来孤独で未熟な存在ですが、広大な生命圏と接続することで、かりそめの肉体を維持し、そして外の世界を学んでいるのかもしれません。


三の年に記す
管理人 日月土