(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

そしてJAXAは宇宙喜劇団となる

知人よりたいへん面白い動画をご紹介いただいたので、それをこちらに貼り付けておきます。タイトルは「この世で最も恐ろしい事実」と少々おどろおどろしいのですが、そんなことは全く無く、むしろ「吉本ギャク百連発」の宇宙版とも言える、抱腹絶倒、笑いの玉手箱とも言える仕上がりになっています。いつまで掲載されるか分かりませんので、早目に視聴されることをお勧めします。

 
動画:この世で最も恐ろしい事実
   https://m.youtube.com/watch?v=Qt6o8dzVgjI&time_continue=15


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上動画より4:20過ぎ:若田さん!たいへんです、ワイヤーが丸見えです!!(≧∀≦)


何10年も前から「人類は月に行ってない」論争はあったのですが、普通に高校物理の知識で考えれば、月に行ったとか行かなかったとか議論する前に、そもそも数百キロメートルもの上空から地上に生きて帰還できる訳がないなんて当たり前の話なんです。今回の動画はその科学的真実を画像で確認しただけとも言えますね。

宇宙開発に関してはこれまでいくつか記事にしていますので、よろしければそちらをご一読ください。事物を冷静に観察・考証するほど、月面着陸も国際宇宙ステーション(ISS)も私たちを楽しませるための粋なイリュージョンであることが理解できます。

 ・宇宙飛行士が必ず焼け死ぬ理由
  → (新)宇宙開発の未来-宇宙飛行士は生還できない 
 ・はやぶさ2が小惑星「竜宮」にはじき飛ばされてしまう理由
  → (新)はやぶさ2、初号機とは違うのだよ! 
 ・人が宇宙空間に長期間滞在できない理由
  → (新)陽電化する日本人(2)-世界滅亡前夜 

これに関連して、地球温暖化という議論の根拠がそもそも無意味だということも記事にしています。なぜ無意味かと言えば、私たちの科学が、地上とは何か、宇宙とは何かという、自然理解の最も根幹となる部分について真実を知らせていないからです。

 ・地上はとっくに温暖化で沸騰していないとおかしいという理由
  → (真)温暖化しないといけない地球 

この種の話題を出すと、陰謀論好きの方々はすぐに「私たち人類は騙されていた!、首謀者は誰だ!」と気炎を上げますが、国家予算を別目的に使用していたという罪は免れ得ないものの、私たちに一時的に素敵な夢を見せてくれたことも確かです。騙されたとは言っても、基礎的な科学知識があればそんなのはすぐに見破れるものであり、長年その探求を怠ってきた側にも落ち度はあります。繰り返しになりますが、宇宙開発のギミックは何10年も前から既に指摘されていたのですから。

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Dear Miss Greta Thunberg, I respect your pure love for our irreplaceable environment. To make your wish come true, however, you should study various subjects first, otherwise you may end with a convenient tool for egoistic adults.
グレタさん、あなたの環境を思う深い愛情には感銘しますが、それならばまず基礎的な勉強をしっかりやりましょう。そうしないと、その思いが大人のエゴに利用されるだけですよ。


真に迫る手品や、役者の演技を見せ付けられて、それを「騙された!」と怒る観客はいませんよね。むしろ、コロッと騙されたことに爽快感すら覚えることでしょう。その意味では、私も宇宙劇団JAXAさんや、スペースシアターNASAさんに感謝を込めて拍手を送りたいと思います。私がここまで自然科学に関心が持てた原動力は、彼らが与えてくれた宇宙への夢なのですから。そして、今こうして舞台裏が見えてきたのですから、これからは宇宙喜劇団(スペースコメディーシアター)として、世界の人民を笑いで楽しませてくださることを大いに期待します。

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ドッヒャー!・・・ここまでやらなくていいですから(笑)


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結局これはどこに何を運んだのでしょう?ミサイル開発の実験だった?


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管理人 日月土

鋼鉄の鯨

この記事は、10月28日に(新)ブログに掲載した次の記事への補足となります。

 123便事件と川内原発(7)-川内原発再び(九州核ネットワーク2)

この記事では、これまで得た情報と南九州の地上施設を視察した結果を照らし合わせ、日本という国が、どうやらとんでもない核生産国であり、同時に全世界に向けた主要な核輸出国なのだろうという点を指摘しています。

またかと思われるかもしれませんが、「大電力は長距離送電できない」という物理法則的事実が、アメリカ大陸では無効になるということはありませんから、おそらく全世界の都市電力は地下原発方式で賄われているはずであり、そのシステムを維持するためには大量の核燃料が必要になるはずです。

その核燃料がどこで作られているかは数年前まで謎でしたが、ここに来て、どうやら私たちの日本が核燃料生産の中核であることが分かってきたのですから、何をか言わんやです。また、その事実をしれっと黙っていた、日本国政府や各国政府、そしてIAEAなどの国際機関についても、面の皮の厚さに関しては同じ穴の貉と言えます。

この件で書き綴るべき事は山ほどありますが、まずは南九州の核ネットワークに関係すると思われる次の報道をご覧ください。

クジラと衝突か、高速船5人けが 鹿児島
2012/4/22付

22日午前9時ごろ、鹿児島県南大隅町佐多岬の西約2キロメートルの鹿児島湾入り口付近で、鹿児島発屋久島行き高速船「トッピー1」(乗客乗員189人)が海中の何らかの物体に衝突し、航行不能になった。鹿児島海上保安部によると、衝撃で転倒するなどした人のうち、少なくとも5人が骨折などのけがをした。

海保や運航会社の種子屋久高速船鹿児島市)によると、乗客らが浮いたクジラの死骸を目撃しており、海保はトッピー1がクジラと衝突したとみて調べている。

衝撃でけがをした乗員の男女3人がヘリコプターで救急搬送され、1等機関士の中原秀一さん(46)が肋骨を骨折し、残る2人も腰などを打ち軽傷。乗客2人も軽傷を負ったほか、多くの人が「気分が悪い」などと訴えているという。

同社によると、トッピー1は22日午前7時45分ごろ、鹿児島港を出港。同県指宿市に寄港後、屋久島に向け時速約80キロメートルで航行中に衝突したという。衝突でエンジンと発電機が壊れ、電源が喪失。衝突箇所は船の前方水中とみられ、かじ取りに使う装置が破損したことなどから航行不能になった。

巡視船艇にえい航されたトッピー1は同日午後11時ごろ、指宿市の山川港に接岸した。乗客のうち百数十人は団体ツアー客だという。

同社の森克俊常務(47)は同日、鹿児島港で記者団の取材に応じ、「ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と陳謝した。

佐多岬沖では2006年にも高速船「トッピー4」が漂流していた材木と衝突する事故を起こし、乗客乗員100人以上が負傷。事故後にシートベルト着用が義務化されていた。〔共同〕

引用元:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG22011_S2A420C1CC1000/


少し古いニュースですが、被害もそこそこ大きく「鯨にぶつかったのか?」と話題になりましたから、今でもその時のことを鮮明に覚えています。

当時の関心はそれ以上ではなかったのですが、この報道記事を読むと、その間6年空いてるとは言え、同じ佐多岬の沖合いで不明物体との衝突事故が2件起きています。この報道内容だけ見ると

 2006年、トッピー4が材木に衝突
 2012年 トッピー1が鯨に衝突

と解釈できてしまいますが、テレビを含む当時の報道状況を思い出すと、事故からしばらくの間は衝突物が特定できてなかったように覚えています。そして、衝突物体に関してもいくつか疑うべき点があります。

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トッピー1

 

報道記事への疑問1 - 2006年 トッピー4 (281t) 

疑問点
・大きな材木が漂流していたのなら、衝突前に目視で確認し避けられなかったのか?
・視認が難しいほどの小材木で、どうして100人が負傷するような大事故になってしまったのか?

門司地方海難審判庁の記録「平成18年門審第91号」によると、物体衝突時にトッピー4は、乗客が座席から浮き上がるほどの衝撃を瞬間的に受けたと言います。そして、その原因として衝突物体は海中の浅い深度を漂う漂流木材が考えられるとしてます。それでは確かに視認は叶わないでしょう。しかし、その漂流木材なるものは結局特定されていないので、あくまでも仮説でしかありません。

木材が海中を漂っていたというなら、その木材の比重はおおよそ1.0g/cm3としてよいでしょう。少し大きめに直系20cmで5mの丸太が流れていたと想定すれば、その木材の重量は 160kg、または0.16tです。船の総重量(281t)に対してはかなり小さいですが、高速航行時だと運動エネルギーは高く、船体の接触部分に対しそこそこ強い衝撃があってもおかしくはありません。

しかし、その衝撃が船体全体に対し瞬間的に重力加速以上の下向きの加速度を生んだと言う同書類の記述には物理的な無理を感じます。そして、それが捻じ曲がった水中翼によって瞬間的に下向きの揚力が発生したからだという説明には、「何を言ってるんだろうこの人は?」と失笑すら禁じ得ません。揚力は走行するからこそ生まれる力で、その翼面迎角を反転させるときに水の抵抗を受けて走行スピードは急減速するはずなので、反転した時には下方向きの大揚力なんか出るはずがないのです。そもそも水の抵抗を押し返して瞬間的に反転するほど大きな衝撃を受けたとは考えにくいし、そのような過大な衝撃を受けた水中翼が下向きの大揚力に耐えられたとする説明は、読む人をバカにしてるとしか言い様がありません。

さらに解せないのは、その衝突部分が後部水中翼の前縁だということです。前部水中翼に掻き分けられた漂流木材が後部水中翼方向に巻き込まれたということなのでしょうか?

重量比で考えて見ましょう。自動車が路上に放置された三輪車を引っ掛けた時は、三輪車は弾き飛ばされ、自動車の衝突部分は損傷します。しかし、運転者は軽いショックを覚えるものの、自動車はそのまま走行し、運転者自身が座席から身体を浮かすようなことはないはずです。

しかし、衝突する相手が停車しているトラックだったらどうでしょう?互いの衝突箇所は大きく破損し、運転手はシートベルトがなければ前方に投げ出されるはずです。

これでお分かりになるでしょうか?要するに、衝突相手との重量差によって走行側乗員に起きる衝撃力は変るのです。船体重量の1%にも満たない木材ですから、水中翼を多少損傷させながらも、押し返されてしまうのは木材の方です。しかし、乗客が座席から浮き上がったという事実から、トッピー4号は同船の重量と同等以上の何かにぶつかった可能性が高いのです。

報道記事への疑問2 - 2012年 トッピー1 (164t) 

疑問点
・音が広範囲かつ高速に伝わる海中で、鯨は高速船のエンジン音を聴き船を避けようとしなかったのか? 
・通常は海底で骨となって見つかる鯨の死骸が海上に浮き漂うものなのか?
・一般乗客が見たものは本当に鯨だったのか?そうだと言える根拠は何か?

こちらに関しては、国土交通省が作成した「船舶事故調査報告書」の以下抜粋が参考になります

2.1.4 鯨類等の目撃状況

船長、一等航海士及び機関長の口述並びに旅客アンケート回答書によれば、次のとおりである。

(1) 本事故発生前
 船首方に鯨類、鯨類の潮吹きなどを目撃した乗組員及び旅客はいなかった。

(2) 本事故発生後
 機関長は、コックピットのドアを開けて左舷ウイングに出たところ、左舷船尾方に何かで切り裂かれた痕跡のある黒い物体及びその周囲に血が広がったような赤い海面を目撃した。

 船長は、機関長の報告を聞き、左舷ウイングに出て左舷船尾方に広がった赤い海面を目撃した。

 一等航海士は、機関長が左舷ウイングから船長に報告するのを聞き、痛みをこらえながら、左舷ウイングに出て左舷船尾方に広がった赤い海面を目撃した。

 旅客1人は、本事故発生直後に鯨が海面に浮かんで潮を吹き、その後、短時間のうちに赤くなる海面を、旅客1人は、本事故発生の約10~15分後に赤い海面の周囲に約2~3回の鯨の潮吹きのようなものを、旅客3人は、赤い海面及び鯨の潮吹きのようなものを、旅客10人は、赤い海面の中に白又は黒い物体を、旅客52人は、赤い海面をそれぞれ目撃した。

タイトルに「鯨類等の目撃状況」とありますが、目撃情報そのものには鯨だと断定できるような記述はありません。それはせいぜい

 ・黒い物体
 ・血のような赤い海面
 ・潮吹きのようなもの

といった曖昧なものばかりで、実物の写真や採取したサンプルなどもありません。黒い物体なら、例えば潜水艦だってそうですし、エンジンオイルなどは通常茶色に着色されていますから、赤い海面とは海上に広がったオイルの可能性だってあります。それもトッピー1のものではなく相手艦のものであることだって考えられるのです。

この事故の場合は、乗客の多くがシートベルトを着用していたため、幸いけが人は数名で済んだようです。しかし、船員さんが肋骨を折る程に投げ出されたという点から、こちらもやはり、衝突相手がそれなりの重量物でないと説明が付きません。

日本近海にいる鯨で比較的大きなマッコウ鯨でも、その重量は最大50t程度、トッピー1の3分の1もの重量がありますから、本当に衝突したらそれなりに大きな事故となることは考えられます。しかし、本件においても相手が鯨であるという確かな証拠は何もないのです。

九州核ネットワークとの接点

以上は、公式事故調査記録からの推察でしたが、これらが直ちに信用できるものでないことは、123便事件の例を見れば今更説明するまでもないかと思います。ここでは、この2件の事故が起きたのが大隅半島佐多岬沖であることに注目します。

佐多岬沖とは、上述の(新)ブログ記事で掲載した図で示すと次の赤丸辺りになります。

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上図より、佐多岬沖が錦江湾の出入り口であり、海上航路が集中するエリアなのは直に分かりますが、同時に、私が予測する

 核(人造石油)輸送潜水艇の航路

とも重なるのです。

ここから先は、もうくどくど書かなくても私の意図をご理解いただけるでしょう。両トッピーは

 潜水航行中の輸送潜水艇接触したのではないか?

その疑いを強く抱くのです。そして、今年春頃の次の報道が更に気になってきます。

船舶と海洋生物、後絶たぬ水中衝突
2019.3.9 18:46

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 新潟市佐渡島を結ぶ高速船が9日、クジラなど何らかの海洋生物と衝突し、多数のけが人が出た。同様の事故は鹿児島県・佐多岬沖や、島根県隠岐諸島周辺、福岡-韓国・釜山航路など各地で後を絶たない。運航各社はクジラが嫌がる音を出す装置の導入や、クジラの多い海域を避けて航行するなど対策を強化しているが、限界が露呈した。

 国土交通省が平成21年にまとめた対策では、衝突回避策として海上保安庁が入手した目撃情報の提供、運航会社によるクジラのハザードマップ作成、クジラが嫌がる音を水中に流す「アンダーウオータースピーカー」と呼ばれる装置の活用が挙げられた。

 06年に佐多岬沖で起きた事故では、シートベルトを着用していたにもかかわらず、重傷者が続出。着用義務付けを徹底するだけではなく、船への緩衝材設置が進められた。今回、事故に遭った佐渡汽船もスピーカーをいち早く取り入れたほか、ハザードマップを作成して迂回(うかい)や減速区間を設定していた。

引用元:産経新聞 https://www.sankei.com/affairs/news/190309/afr1903090018-n1.html

船種については書かれていませんが、隠岐諸島周辺ならレインボージェット、福岡発着ならビートルなどいずれも高速船です。海中管制をするに当たって、これら高速船の進路予測は通常の船と違って難しく、管制を受けている潜水艇の誘導でミスが起りやすいだろうと考えられます。逆に言うと、南九州に限らず、日本近海をかなりの数の輸送潜水艇が海面すれすれの深度でウロウロしていることが窺えるのです。

おそらく大重量物とぶつかったトッピー。こんなデタラメかつ曖昧な報告書しか書けない国土交通省も、やはり核ネットワークの一員なのでしょうか?トッピーの事故では半身不随になった方もいらっしゃいます。国民の健康と安全より核商売が優先だとしたら、日本人としてあまりにも悲し過ぎます。



Aux leaders mondiaux.
  Je ne sais pas quelque dieu que vous priez, mais vous devriez reconnaître que notre père de l'univers vous a posé une question ultime.
"Tout vivent ou tout meurent", telle est la question.



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管理人 日月土

菅原大臣辞任と地下発電

9月の台風15号到来直後に経済産業大臣に就任した菅原一秀氏が、なんと、1ヶ月あまりの短い在任期間であっという間に辞任されてしまいました。このブログの記事「千葉大停電-半分以上は電気の横流し」でも今後のご活躍を大いに期待?したのですが、仕事を覚える間もなく、つまらないスキャンダルで去られたのはとても残念です。

菅原大臣 辞表提出 入手した「贈答品リスト」には
2019年10月25日 17時17分f:id:adoi:20191027015118j:plain


「メロン」や「かに」「たらこ」。
NHKが入手した菅原大臣の事務所のものとされる贈答品のリスト。そこには贈った品物や数などが具体的に書かれていました。
菅原経済産業大臣は、選挙区内の有権者にメロンなどを贈っていたほか、秘書が香典を手渡していたなどと「週刊文春」で報じられたことをめぐり、25日、安倍総理大臣に辞表を提出。
就任からわずか1か月余りで辞任に追い込まれました
(以下略)

引用元: NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191025/k10012148321000.html

そりゃ、やってはならぬことをやってしまったのですから仕方ないですし、だから許しなさいと言う気もありませんが、これくらいの贈答は、賄賂なのか付き合いの範囲なのかという点ではかなりグレーゾーンですよね。組織票を動かせる有権者の中には「挨拶がない」と怒る人もいるでしょうし、その人だけを特別扱いする訳にもいかない、完全にクリーンに立ち回るのは、菅原氏も難しかったのでは?とほんの少しだけ同情します。

それにしても、あの天下のNHKさんがプライドもなく文春の後追い記事を書き、既に辞表を提出した人のことをここまでグイグイ書き綴るのも何か大人気ない気がします。いつものように穿った見方をすると、

 菅原大臣が辞めるのは当然なのだ

という絶対的な世論作りのために、一枚噛んでいるからと言えなくありません。もちろん、文春のすっぱ抜きもその策略の一環であるという見方です。

そう思うのには次の安倍首相のコメントもあるからです

安倍首相「国民に深くお詫び」 発言全文、菅原氏の辞任で 
2019.10.25 09:47

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 安倍晋三首相は25日午前、菅原一秀経済産業相の辞任を受けて「任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対し国民の皆さまに深くおわびする」と述べた。首相官邸で記者団に語った。首相の発言の全文は次の通り。

   ◇

 --菅原氏の辞表提出の受け止めと後任の人事の考えは

 「菅原氏から、『自らの政治資金の問題でさまざまな報道がなされ、大切な国会審議の時間が自らの問題に割かれる事態となってしまった。課題が山積する経済産業行政において、自らの問題において停滞があってはならないし、それは私の本意ではない。よって辞任したい』との申し出があり、受理いたしました。任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対し、国民の皆さまに深くおわびを申し上げます」

 「産業政策、通商政策、エネルギー政策といった重要な行政、政策立案分野において一刻の停滞も遅滞も許されません。そこで後任の経済産業相に、以前、安倍内閣の閣僚として手腕をふるった梶山弘志氏にお願いすることといたしました。梶山氏は安倍内閣において、地方創生担当相として地方の産業活性化、また、規制改革に取り組み、成果をあげていただいた。そうした経験を生かして、幅広い経済産業行政において、そのかじ取りを担ってもらいたいと考えています」

引用元:産経新聞 https://www.sankei.com/politics/news/191025/plt1910250015-n1.html


首相個人の本意ではなく菅原氏の辞任を受理したしたにも拘わらず、後任の梶山弘志氏の名前があっさり出てきたことにとても違和感を覚えるのです。重要省庁である経済産業省の人事は相当頭を捻らないとならないはずなのに、後任の名前がまるで既に用意されているように出てくる。それはつまり、

 菅原氏の辞任は規定路線であった

ことを示しているのではないでしょうか?

どうして菅原氏は辞めることになったのか?

ここからは、完全に私の推測なのですが、文春記事が世に出る期間に限れば、やはり次の問題が大きかったと考えられます。

 1) 9月の千葉大停電
 2) 関西電力収賄疑惑

1)については、上述の過去記事でさんざん書いていますが、ただしこれは、菅原氏就任直前のことなので、菅原氏に直接責任が及ぶことではありません。その対応にしても就任いきなりでは省内を指揮するのは難しかったでしょう。むしろ、9月末に発覚した2)の方が経産省にとっては痛手だったと予想されます。現在までは、元地方自治体関係者が経営する会社と関西電力との民間同士における金のやり取りということになっていますが、関西電力キックバックされた金銭が、今度はどのように政界に還流されたのか、常識人ならそこを疑うのが当たり前です。

原子力マネーの問題が政界に波及を防ぐ、その為には、司法や警察にも強い人脈を持つ人物が原子力担当省のトップに据えるのが適当でしょう。後任の梶山氏がそれに相当するかどうかは分かりませんが、少なくとも菅原氏よりは対応力があると判断されて急遽抜擢、首を挿げ替えることになったのかもしれません。

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梶山さん、電力の嘘はあなたが止めてくださいね!


本当の問題は地下問題

ここまでは割と一般的な推理なのですが、実は、首の挿げ替えの最も大きなファクターとは、地下エネルギーの問題なのではないかというのが私の見解です。地下エネルギーで分かりにくければ、有体に地下原発の問題と言いましょう。

上述の過去記事を読んでいただいた方にはお分かりでしょうが、9月の千葉大停電では、実はおおよそ60万戸分の停電が偽装停電だったのではないかと指摘しています。それについては、地下で発電した民間向け電力を、国家施設に横流ししたのではないかという理由をあげています。もちろん、それに加えて、「電気は遠くの発電所から電線を伝わってやってくる」というファンタジーを演出するためもあったと思います。

なぜ横流ししたのかと言えば、台風15号の影響で、国家関連施設にしか使われない高圧電線、及び山間の中小電線網が強風によって寸断されたからという点を指摘しています。

そして、それに加えて大きな問題が発生しました。台風19号です。この台風は大雨台風となって、主に長野・東北の河川を大増水させ氾濫させました。それによって何が起こるでしょうか?

 地下原発を含む地下施設への浸水です。

これは確認しようもないのですが、聞こえてくる情報によると、水害による被災地域を中心に数百の地下発電施設が停止したとのこと。もちろん、様々な目的のために数多くの発電所が作られていますので、直ちに生活用電源が止まるという訳ではありませんが、少なくとも、国の重要施設の一部が機能停止に追い込まれたと予測されるのです。

この10月12日、台風19号静岡県の沼津に上陸した直後の18:20分頃、風雨の最中、千葉県の鴨川市で最近では珍しい震度4の地震があったことを覚えておられるでしょうか?

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上陸直前予報(上)と直後の地震(下) (引用元:tenki.jp 地震情報)

震源地は千葉県南東沖ということになっていますが、ピンポイントで鴨川市だけが震度4で揺れたというのが気になります。実はこの鴨川市は、9月12日の記事「千葉大停電-3日もかかった状況把握」の中で、国の重要地下施設があるポイントとして私が列挙した地域の一つなのです。地震によって地下で何かがあったのではないか、あるいは、鴨川の地下施設自体が地震の原因だったのではないかとも考えるのですが、如何せん、それ以上の情報がこちらにはありません。

台風19号による、地表・地下施設の損害は膨大なものと考えられますが、それに追い討ちを掛けるように、一昨日、台風21号の余波による大雨が千葉県に降り注ぎました。それによる水害発生地域には、やはり同上記事で指摘した、大型地下施設該当地域の千葉県市原市鴨川市が含まれています。

おそらく、台風21号のダメ押しで、東京近郊、特に千葉県内の地下施設は大きく機能を失ったのではないかと思います。私たちは国の地下施設の情報なんて公式には何も聞かされていませんから、地上の被害を見聞きして騒いでいれば良いだけです。しかし、密かにこれらの地下施設を運用する側にとっては、これまで続けてきた非公式・非合法な巨大な隠しエネルギー利権に関る大問題です。

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25日の千葉の大雨で冠水したバスの車庫。この辺の地下には工場群と作業者達のコロニー、そしてリニア線があるとか。だとしたら浸水は免れないだろう


そんな大問題に、実力のない大臣では対応できない。つまり私たち国民を騙し通せないと、どこからか天の声(あるいは地の声)が掛かったのではないか?それが今回の菅原大臣辞任劇の大きな背景であると私は考えます。


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管理人 日月土

量子コンピューターは魔術か?

本日、量子コンピューティングの実証実験が成されたと発表され、科学系メディアはどこも大騒ぎのようですが。

スパコンで1万年かかる計算、200秒で グーグル実証
勝田敏彦 2019年10月23日20時50分

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 米グーグルの研究チームが開発している量子コンピューターが、現在のスーパーコンピューターで1万年かかる計算を約200秒で終えたとする論文が23日付の英科学誌ネイチャーに載った。

 量子コンピューターは理論上、従来型のコンピューターをはるかに超える速度で計算できると期待されているが、実際に上回る速度を実現したことで、実用化に向けて大きな節目になりそうだ。

 論文によると、チームは量子力学的な効果を使う特別なチップを使い、スパコンの15億倍にあたる計算速度を出したという。ネイチャー誌はライト兄弟による動力飛行機の初飛行になぞらえ「量子コンピューティングが離陸する」とする解説記事も同時に掲載した。

 ただ、今回は特定の計算のみの結果で、実用化までにはなお多くの山がありそうだ。また、開発を競っている米IBMはブログで「それほど高速化していないはずだ」と反論した。(勝田敏彦)

引用元:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASMBR6KWTMBRULBJ00R.html

ネイチャーの原文記事はこれから読んでみようと思いますが、ざっと概要をみた限りでは、計算の方法論が主で、このチップがどのように量子効果を得ているのか、原理的に詳しい説明はないようです。

とりあえず気になった点だけ指摘するなら、このチップのパッケージデザインです。このデザインって魔術のシンボルパターンにそっくりなんですよね。ですから、このチップの驚異的スピードって実は魔術によって得ているのではないかとつい妄想してしまうのですが、これ以上の言及は、とりあえず論文を読んでからにしたいと思います。

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この呪術デザインで大事なのは、動きの方向をどう潜在意識に認識させるかという点です

こんな高速CPUが普及したら、現在の暗号化技術はあっという間に無意味になってしまうでしょう。話題のbitcoinも株価が値下がりだとか。

20年以上前、私もASICを使って通信ノイズのリアルタイム予測及び欠落情報の自動修復を専用に行う高速演算回路を設計したことがありますが、特定の計算だけを高速化するだけならアルゴリズムの改良でいくらでもやり用があり、その点ではIBMの反論も頷けるのです。

現在の技術を以ってすれば、予測精度の高い暗号解読専用の超高速演算回路なんて簡単に作れるはずですから、その観点からも、ネット上のセキュリティーなどというのは事実上存在しないと言えるかもしれません。

そもそも、電源が無ければ何もできなくなるコンピューターなんぞに、重要な情報を預けること自体、大きな勘違いだと私は思うのですが。



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管理人 日月土

ゴジラの暗号-311は予告されていた

Hello World を映画館で鑑賞し終わって数日が経ち、時間ができたのでネット配信の映画でも見ようかとタイトルを眺めていたところ、たまにはこんなのも良いか、ということで懐かしのゴジラ映画を観ることにしました。

ゴジラ映画といってもたくさんありますが、この時選んだタイトルは、大森一樹監督による1991年上映の「ゴジラキングギドラ」です。

 

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図:ゴジラキングギドラ(1991年)

ゴジラシリーズにおいてキングギドラの存在は格別ではありますが、いつもながらの地味なタイトルでありながら、その中身はゴジラシリーズにおいても出色の面白さです。子供の時に見て興奮したあのゴジラキングギドラに再び会えたような感動を覚えました。

1970年代、1980年代の作品とも一味違っていて、この作品にはなんと

 未来人

も登場。その未来人が将来大繁栄する日本に釘を差すため、未来技術を使ってゴジラを封印、キングギドラに日本の都市破壊を遂行させます。こうして過去を改変した未来人が再び未来に戻ると、その時には日本はアジアの最貧国になっていたという展開。さて、日本の命運、われらがゴジラの命運や如何に!というのがこの映画の見せ所ですが、とにかく、初上映から28年経った今でも色褪せない、現在でも充分通用するストーリーです。

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図:未来人役のチャック・ウィルソン(懐かしい!)

最近のアニメ作品で似たような過去改変を表現しているものと言えば、「Steins Gate;(シュタインズゲート)」、そして「エウレカセブンAO」でしょうか。あれ? こういうタイムトラベル物って何だか最近記事にしましたよね?

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図:シュタインズゲート と エウレカセブンAO

 関連記事:HELLO WORLD の暗号


映画に刻まれた未来の予定

 こうなると、この映画には何か裏設定が仕込まれているのではないかと勘ぐるのが、作品を素直に楽しめない私の悲しい性分なんでしょうね。作中の細かいアイテムを追っていたら、とうとうこんなのを見つけてしまいました。

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図:主人公の寺沢が常用するジー

上図をご覧になれば説明は不要でしょう。車のナンバーに現れた数字は

 311

2011年の3月、あの東日本大震災が起こった日です。もちろん、これだけなら単なる偶然とも言えますが、ここで、もう一つ、劇中に何度となく現れ、私も最初から違和感を覚えた次のセリフに注目します。

 「私たちは2204年の未来からやってきた」

だから何なのだ?と思われるかもしれませんが、2204年って設定は妙に中途半端ではありませんか?どうせなら、23世紀の未来、200年後の未来と丸めてしまえばいいものを、わざわざ1桁目まできっちり数字を指定しています。

ここで、この数字に次のような操作をします。

 2204 ÷ 2 = 1102

これを反対に並べ替えると

 2011

そう、2011年がばっちり浮き上がってくるのです。この場合、2は任意に決めた数字ですが、この映画が上映された1991年と2011年の差は20年、10年一昔と言いますから、1991年は2011年から2昔前と言うことができます。つまり2という数字にも根拠があるのです。

ここから、この映画に隠された恐ろしい暗号通信内容が見えてきます。

 20年後(2011年)の3月11日に計画は実行される

そして、作中では最後にゴジラが復活するのですが、ゴジラ復活のエネルギー源となるものとは、そう

 放射能

であり、そこから、この計画とは何か放射能に関る作戦であると考えられるのです。

以上は、いつも通りに暗号解読を試みただけですが、もしかしたら、東日本大震災、そして、それによって引き起こされた福島第一原発の爆発事故とは

 予め計画されていたもの

だったのではないでしょうか?そしてそれが本当なら、日本の芸能興行・放送界は123便撃墜計画だけにとどまらず、またもや日本の破壊計画に加担したのだと言うことが出来ます。東宝さん、どうなのでしょうか?釈明をお願いします。

なお、本作品で注目すべきキーワードは、「時間改変」と「未来人」です。これについては HELLO WORLD も同じ。この頻出するキーワードが日本の芸能興行界の闇にどのような意味で関ってくるのか、それについては更に分析を進めたいと思います。


過去を変えようとした未来人キャラ

1985年の大ヒット映画「Back To The Future」など 海外作品まで調べたらまだまだありますが、取り合えず上記キーワードに合致する国内作品を幾つかご紹介します(一部「人」でないキャラを含みます)。

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図:10年後の未来から過去を変えに来たカタガキナオミ (HELLO WORLD)

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図:京アニ作品「涼宮ハルヒの憂鬱」にも登場した未来人、朝比奈みくる

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図:タイムトラベルの秀作「シュタインズゲート」から未来人の阿万音鈴羽とタイムマシーン

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図:「時をかける少女」から元祖未来人の深町一夫君(高柳良一)(左)

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図:究極のタイムトラベラー火の鳥。時代に干渉するくせに無責任な風見鶏


1980年代から現在まで、なぜ同一テーマを繰り返しメディアに乗せてくるのでしょうか?少なくとも、メジャーなメディア表現の世界に、自由でオリジナリティ溢れる創作なんてないとは言えそうです。

追記 ジョン・タイターもメディア戦略の一部か?(2019/10/03)

シュタインズゲートの作中にも名前が上がる、未来人ジョン・タイターとは何者なのか?Wikiでは次のように書かれています。

ジョン・タイター は、2000年にインターネット上に現れた、2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する男性である。自分を1998年生まれだとした」

ここに出てくる3つの数字をゴジラの場合と同じように2で割ると
 
 (1) 2000/2 > 1000
 (2) 2036/2 > 1018 > 1+0+1+8 = 1 > 1 (カバラ数)
 (3) 1998/2 > 999

 (1) = (2) + (3)

と、等式関係が現れてきます。これは、ここに表れた数字が人為的に作られた可能性を示しています。(3)の999が形状的には666と同値なのはこれまでもお伝えしてきた通りです。また、彼は東日本大震災による放射能汚染に絡んで

 日本の東半分が政府管理区域になる

などと、わざわざこれに言及しています。結論を出すにはもう少し詳細を分析する必要がありますが、

 ジョン・タイターはメディア戦略の一部

と捉えた方がどうやら無難なようですね。そう考えれば、映画が示していた311の計画とは、東日本を放射能で壊滅させる予定のものであったことが見えてきます。計画が先にあるなら、「〇〇は311を正確に予言した!」なんて人が何人か現れてもまったく不思議でも何でもないのです。



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HELLO WORLD の暗号

先日、劇場アニメ映画「HELLO WORLD」を観てきました(以下HWと省略)。今回はそれについて所感を述べたいと思います。ネタバレ要素を含むので、同作品を鑑賞予定の方は閲覧注意と予めお伝えいたします。

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図:9/20より公開中のHELLO WORLD

ストーリーの概要については、他の関連サイトが参考になりますので、そちらをご紹介いたします。やはりネタバレ注意です。
https://hyakuhon.com/novel/hello-world/

私もそこまでアニメファンではないので、劇場公開作品を一々観に行くわけではありませんが、HWの場合は、広報において当ブログで掲載した記事「たまこの呪い」との類似性が幾つか見出せたので、敢えてそれを確認に行った次第です。

 関連記事:
  涼宮ハルヒの呪い 
  涼宮ハルヒの呪い(2) 
  たまこの呪い 
  たまこの呪い(2) 


「たまこの呪い」他との類似点
他にもあると思いますが、一回観た限りでは次のような類似点が気になりました。

 製作者    京都アニメーション関係者によるキャラクターデザイン 
 設定舞台   日本の京都 
 主人公    若い男女 (まあ、これはお約束とも言えますが) 
 特殊キャラ  物語を牽引する特殊能力を有する鳥(カラス)
 シーン    鴨川の川辺(賀茂大橋付近)

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図:物語に共通する奇妙な鳥:
 たまこの「デラ・モチマッヅィ」(左)とHWの「ヤタガラス」(右)

「たまこ」の物語に多くの情報が埋め込まれていた点については、同記事を参考にして頂きたいのですが、表向きここまで似たような設定を見せ付けられては、嫌でもその中の情報が気になります。

まず、これが暗号を含むかどうかの確認です。それは以下の物語設定が全てを語っています。

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図:主人公の二人を引き裂いた運命の時間

これを数字分析すると以下の様になります

2027 07 03 20 01 
 > 2277321 (数字の0を省略)
 > 2+7 2+7 3+2+1 (2と7が二つずつあるので、それぞれペアとみなし加算する)
 >9 9 6 (前行の加算結果)
 >6 6 6  (9をひっくり返す、9と6は形状的に同値)


はい、暗号報道ではお約束の 666 が出てきました。もちろん次のような意味も含まれています。

 (1) 03 20 01 > 3 2 1 > 123
 (2) 2027-7 > 2020
 (3) 2027+7 > 2034

(1).数字の123は「たまこ」にも出てきましたね。これは「天皇」と同時に「123便」を意味すると考えられます。
(2). 2020年は物語中で「クロニクル京都計画」が始まった年とされ、その点と符合します。2020年に何か計画があり大きな変化が起きるという予告でしょう。
(3). これは「34」という数字に注目。世界33階層の更に上位に君臨する者という意味です。

以上から、このアニメ映画は

 2020年の123便に関する世界最高支配層からのメッセージ

と解釈することができます。するとそのメッセージは何なのかを、ストーリーの中から読み解かなければなりません。

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図:ヤタガラスの原型である三足鳥(さんそくう)
 一般に太陽の中に住む伝説の鳥と言われているがそれは誤り。正解がこの映画のラスト1秒で示される。



奇妙な名前の「堅書ナオミ」と「一行瑠璃」
「たまこ」でもそうであったように、登場人物の名前に深い意味が込められることが一般的です。「たまこ」の場合は非常に分かり易かったのですが、HWの場合は、こんな名前有りか?と思うくらい不思議な名前です。

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図:堅書直美あるいはカタガキナオミ(左) と 一行瑠璃(いちぎょうるり)(右)

しかし、登場人物の名前が暗号であることを、この名前そのものが教えてくれてるのです。

 カタガキナオミ > 肩書き(役名)の名を見ろ

そこでいつものように漢字分解で個別の意味を抽出したのが以下のa. b. です。

a.堅書ナオミ
  堅 >臣又土
  書 >土コ日
  ナオミ >月 (これは背景から割り出しました)

b.一行瑠璃
  一行 >伝える内容は一行のみ
  瑠 >王亞田
  璃 >王(蓋)(獣)

分解した漢字を全体と辻褄が合うように意味を繋げていくと、そこにメッセージを見出すことができます。パーツ個々の解釈には深い背景知識が必要であり、ここでは全てを書ききれません。

そして、暗号メッセージは元々通信の当事者同士でしか分からない符丁を含んでいますから、私の解釈が正解であるとも保証できません。よって、私が解釈したメッセージ内容はここでは伏せることにします。敢えてヒントを述べるなら、a.がメッセージの送り先、b.がその伝達内容になるということでしょう。ちょっと難しいですが、ここから先は読者さんご自身がチャレンジしてみてください。その際は、字面だけではなく実際に作品を鑑賞し物語の展開から読み解いてください。

時間移動と世界の終焉

1985年の123便事件に関わるメディア戦略で、頻繁に現れるテーマが、時間移動です。いわゆるタイムトラベル。1985年当時の上映映画を振り返っても幾つかの共通点が見出せます。それを改めて取り上げると

 時をかける少女 (1983年)
 Terminator (1984年)
 Back To The Future (1985年)

などになります。どの作品もその後リメイクや続編など、関連する多くの作品が作られました。未来人が登場する「Steins Gate」(2011年)はもちろん、京アニの「涼宮ハルヒの憂鬱」(2006年)などもその範疇に入る作品と言えるでしょう。そして、HWもその一連の流れに漏れず、やはり未来から来た自分との邂逅、タイムトラベルがテーマの中核になっています。そこに123のメッセージをわざわざ埋め込んでいる訳ですから、1985年当時との共通点がないはずがありません。

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図:ご存知「君の名は。」(2016年)
  ここでも時間を越えたコミュニケーションが描かれている

ここまで、タイムトラベルが頻出するということは

 123便事件と時間移動に何か関係性がある

と、そろそろ断言してもよいかと思われます。実際に123便事件を時間の固定枠を外して俯瞰すると、多くの矛盾点が解消するだけでなく、全体の辻褄がより明確になります。もちろん、都合がいいからと言って、安易にSF的仮説に頼るのは禁物ですが、頻出する時間移動のメッセージを全く無視するのも、柔軟性が欠けているかと思われます。

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図:1985年の123便撃墜計画に向けて「タイムトラベル」が芸能興行の主テーマとなっていた。
  他の頻出テーマは「卒業」「少女」「少年」など。


また、これらタイムトラベル物に加えて、この時期

 北斗の拳 (1983年~)
 The Day After (1984年)
 風の谷のナウシカ (1984年)

など、漫画やアニメ、劇映画等で核戦争による世界滅亡とその後の世界というテーマがやたら多かったような気がします。前述のTerminatorなども、人間文明が滅びAIに支配された未来から殺人ロボットが送られるという話ですから、世界滅亡物と呼んでいいのかもしれません。

ネタバレで申し訳ありませんが、HWもやはり、記憶データ内とはいえ崩壊する世界が描かれています。そして、そのラストシーンは明らかに地上の現実社会が滅び去ったことを暗喩しています。いやはや、123便事件との関係はこう書き直さないといけないかもしれませんね、

 123便事件は時間移動及び世界の終焉と関係性がある。

 

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図:風の谷のナウシカ
 今やジブリ作品は日本最強の国民洗脳メディアとなった


123便事件におけるメディア戦略については、次のサイトから「神々の落涙」及び「芸能界の闇」をご覧ください。
 黒霧123便関連記事ガイド

※また、遅くなりましたが本章は次の記事への回答でもあります。
 もう一つの「君の名は。」(1) 



記憶とデータ、時間の概念について

この映画で扱う時空概念は、マトリックス電脳コイル甲殻機動隊インセプションなど、過去の映画等で既出のものが殆んどで、まるでその総集編を観ているような気がしました。二番煎じだと言いたいわけでなく、それらの個々のテーマが上手くミックスされているなと逆に評価したいくらいです。

タイトルも個人的には気に入っています。「HELLO WORLD」というフレーズはコンピュータ関連を職業としている人ならすぐにピンとくるでしょう。

#include <stdio.h>
int main(void) {
  printf("Hello World!");
  return 0;
}

これはC言語の場合ですが、「Hello World」とはプログラミング入門者がほぼ必ず例題として目にする普遍的フレーズなのです。本編が情報空間内の世界を表現しているのですから、その内部世界の入口に立つ入門者、この場合は観客を迎え入れるという意味で絶妙のタイトルではないかと思います。

一行瑠璃というヒロインの名前も、プログラムコードを一行書き換えただけで、瑠璃の珠のようにいくらでも情報世界の挙動が変化するという意味を掛けているのかなと思ったものです。

ここまでマニアックなのは評価しますが、残念なのは、「自分がデータであるのか実在する存在なのか識別は不可能」と登場人物に言わせているのに、ラスト1秒に安易なオチを持ってきたことです。私ならば、

 そのラストですら幻想である

と突込むでしょう。例え自分がどの時間、どの空間に複数存在したとしても、その時認識している自分自身と目の前の世界だけが自分にとっての現実なのだと思うからです。

あらゆる事象改変の試みは、改変しているようでいて新たな現実を作り出しているだけ。その時その場所の自分がどこに向っているのかは、おそらく神様だって分からないでしょう。はっきりしているのは、その瞬間における自らの意思だけなのです。


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科学が風評に負けてはだめだ

大阪市長の松井さんよくぞ言いました。その通りだと思います。ただし、本記事タイトルに採用させていただいた発言部分に関してだけですけどね。

松井大阪市長福島原発処理水 大阪湾放出に応じる構え
2019.9.17 15:34

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 日本維新の会松井一郎代表(大阪市長)は17日、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける有害放射性物質除去後の処理水に関し、「科学が風評に負けてはだめだ」と述べ、環境被害が生じないという国の確認を条件に、大阪湾での海洋放出に応じる考えを示した。大阪府と市は、東日本大震災の復興支援として、岩手県がれき処理にも協力している。

 松井氏は大阪市内で記者団に「自然界レベルの基準を下回っているのであれば海洋放出すべきだ。政府、環境相が丁寧に説明し、決断すべきだ」と述べた。

 海洋放出をめぐっては、原田義昭環境相が「海洋放出しかない」と述べた直後、小泉進次郎環境相が11日の就任会見で“所管外”と前置きした上で「努力してきた方々の苦労をさらに大きくしてしまうことがあったとしたならば、大変申し訳ない」と語っている。

 維新の橋下徹元代表はその後、ツイッターで海洋放出について「大阪湾だと兵庫や和歌山からクレームが来るというなら、(大阪の)道頓堀や中之島へ」と発信。小泉氏には「これまでのようにポエムを語るだけでは大臣の仕事は務まらない。吉村洋文大阪府知事と小泉氏のタッグで解決策を捻り出して欲しい」と注文をつけた。


 吉村氏もツイッターに「誰かがやらないとこの問題は解決しない。国の小泉氏が腹をくくれば、腹をくくる地方の政治家もでてくるだろう」と記し、国と地方が連携し、被災地の負担を軽減していく必要性を訴えた。

引用元:産経新聞 https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/190917/plt19091715340016-n1.html

それでは、松井さん、次の反科学的なポエム(風評)についても、ぜひ発言よろしくお願いします。

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・ポエム1 -電力
 大電力の長距離送電は物理的に不可能なのに、電気は遠くの発電所から送電されているというポエム。経済産業省・電力各社によって大規模停電の口実に利用され、現在の千葉県内被災者を初めとする全国民がこれまで損害を蒙っている。

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夢を壊すようで申し訳ありませんが、ヤシマ作戦は物理的に絶対不可能なんです。アニメの中だけでお楽しみください。2011年の計画停電ヤシマ作戦と煽った方々は、もう一度ゼロから電気の勉強をやり直してくださいね。

・ポエム2 -宇宙

 宇宙空間への長期滞在及び帰還は生理的かつ物理的に絶対不可能なのに、宇宙ステーションに人が滞在したり月面着陸をしたなどというポエム。これはとりあえず、文部科学省JAXAによる国家予算の不正使用以外の実害はないが、子供たちに間違った科学認識を与える危険性がある、というか与えている。

・ポエム3 -福島第一原発
 福島による放射能汚染が風評被害だというポエム。現在も高ベクレルの土壌汚染が観測されているにも拘わらず、その詳細を国民に伝えていない。また、どうして事故後に国の汚染許容レベルが100倍に引き上げられたのかその科学的根拠が全く示されていない。

・ポエム4 -原子爆弾
 広島と長崎に技術的に製造不可能な原子爆弾が使われたというポエム。現代でも困難と言われるナノ秒単位の制御を当時のアナログ電子機器で達成し、たった1回の実験成功を経て実戦で連続2回成功したという激しくキツイ冗談(つまり核爆弾ではない)。

・ポエム5 -噴火・巨大地震
 地球内部の高温帯が流動し、地殻変動による巨大地震や火山で噴出されるマグマの元になっているというポエム。46億年も経過して地球大気圏内が熱的平衡に至らないという、明らかな物理法則無視の通説がまかり通っている。

・ポエム6 -日本航空123便事件
 わずか1気圧程度の気圧差で、飛行中の機内を(今年の)台風15号の4倍強の風速200m/sの風が吹き抜け、垂直尾翼が破壊されたというポエム。この冗談レベルの事故原因説に国立大学の工学権威が堂々とお墨付きを与えるという科学否定の根幹とも言える事件。

 ※以上の詳細は(新)(真)日本の黒い霧の過去記事をご参照ください


こうして見ると、科学技術とは名ばかりで、この国・この世界はポエムあるいはファンタジーに満ち満ちていますね。国民はお花畑で白昼夢を見ているようなものですが、そろそろ目を覚ましても良いのではないでしょうか?現実に目覚めた大阪行政トップは、福島のトリチウム水だけとは言わず、全国の地下原子力発電所から出される使用済み核燃料をぜひそちらで引き受けてください。どこの自治体からも感謝されること間違いありません。

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上の写真は自然災害というポエム。昨年4月の大分県中津の山崩れで、この巨大コンクリート片がどこから降ってきたのかもついでに発言お願いします(。・ω・)ノ゙゙ >松井市長

こういう地下施設が今回災害に見舞われた千葉だけでなく、全国あちこちにあり、必要とあらば大停電を理由に民生用電源から電気を横取りする仕組みが出来上がってるのです。このような隠匿された違法建築物についても、税金や電気料金が原資になっているならば、私たち国民はその建設費用の返還と原状復帰を要求するべきでしょう。

 参考記事:
  中津山崩れのその後


以下追記です(2019/10/02)

すみません、この問題は国民全体が一蓮托生なんですよ。権限を与えられたあなた方(経産省)が責任を持ってやっていただかなくて、我々はいったいどうしたらいいのでしょうか?国家公務員ならSNSで愚痴をこぼす前に、命を掛けてこの問題を解決してください。その気概がないなら今すぐお辞めください。

原発汚染水処理巡り経産省職員が不適切つぶやき[2019/10/01 15:05]

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福島第一原発から出る処理水の処分方法を巡り、経済産業省の担当職員が「廃炉に責任を負わない人はピーチクパーチク言える」とSNSに投稿したことについて、菅原経済産業大臣は「極めて軽率」と批判しました。

 菅原経済産業大臣:「極めて軽率な行動だなと。当該の職員にはきつく注意をしたところ」

 福島第一原発でたまり続ける処理水については、経済産業省の委員会で海洋放出や長期保管などの処分方法が検討されています。経済産業省廃炉作業を担当する職員は先月27日、この委員会の報道を引用しながら「廃炉に責任を負っていない人はピーチクパーチク言える」とSNSに投稿しました。その後、投稿は削除されましたが、菅原大臣は「大臣としておわびを申し上げたい」としたうえで、副大臣が職員に直接、注意したことを明らかにしました。

引用元:テレビ朝日 https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000165656.html


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