(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

九州北部大雨から覗き見えた佐賀の謎

先週、九州北部で大雨による洪水があり、佐賀県大町町では工業用油の流出もあってたいへんなことになっていたようです。かつて、佐賀県にある陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地の隊員と鬼ごっこをしたりなど、私もたいへん馴染みのある土地なので気になりました。

大雨で孤立状態の順天堂病院 3日ぶりに孤立解消【佐賀県
2019/08/30 (金) 12:01

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これまでの記録的な大雨で県内では地盤が緩んでいるところがあります。31日夕方まで土砂災害に警戒してください。

また、孤立状態となっていた順天堂病院は3日ぶりに孤立が解消しました。油が流れ出た大町町の佐賀鉄工所周辺では自衛隊や武雄河川事務所が回収作業に追われています。流出した油は鉄を冷やすために使われる焼き入れ油と呼ばれるもので、触れても人体への影響はないということですが、周囲の田んぼや畑の農作物に深刻な影響が出ています。

松尾幸一郎アナ:
有明海へつながる六角川下流域です。川の水面に油が浮いているのがわかります。

流れ出た油の量は約5万リットルに上ります。また有明海付近では、油膜が確認されたということです。一方、大町町の順天堂病院周辺では3日ぶりに孤立が解消しました。付近は徐々に水位が低くなり、30日朝には車も通れるようになったということです。しかし、院内には依然として110人の患者がいるということです。

73歳の夫が入院しているという大町町の女性に話を聞きました。

夫が順天堂病院に入院している女性:
動けない状態です、主人自体が長く、病気で。病院が電話を取れない訳なんです。忙しくて。役場に電話したら情報が入った。食事の面は備蓄があったから大丈夫ですという話だった。

県内では30日11時現在、武雄市や大町町に避難指示、佐賀市唐津市など5つの市や町に避難勧告が出されていて、予断を許さない状況が続いています。

引用元:SAGATV https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2019083000874 

 

確かに大雨で、水嵩が増している状態で移動は難しかったのかもしれませんが、このまま雨が降り続いたらたいへんなことになってましたね。初動で避難する事はできなかったのでしょうか?それとも何か避難できない特別な理由があったのでしょうか?

全然関係ありませんが、このブログで話題の土地、静岡県沼津市内浦の山向こうにも順天堂大学の付属病院(伊豆の国市)があります。色んな意味で評判の病院のようです。ちなみに私は「野戦病院」と呼んでいますが。

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写真:伊豆の国市にある順天堂大学医学部付属静岡病院(同大学HPより引用)

順天堂病院と言えば、発祥は江戸時代の佐倉藩(千葉県)。藩医の佐藤泰然がオランダの西洋医学を導入して養生所を創設したのが始まりだと言われています。

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写真:旧養生所跡と石碑。顔写真は佐藤泰然(ここにはもう居ません)。

そして、この養生所跡の真向かいには日本でもこの辺にしかない、麻賀多神社(まかたじんじゃ)の鏑木(かぶらぎ)社があります。日月神示で有名な千葉県成田市台方(だいかた)とは異なりますのでご注意を。麻賀多神社は私が数えたところ、この近辺に20社あります。

さて、その鏑木の麻賀多神社ですが、先日訪れたところ、境内には困った仕掛けばかりだったので、勝手に正常化しておきました。養生所跡もかなり問題があったので、ついでに直しておきました。率直なところ、この養生所が江戸末期の当時、本当に医療をやっていたのか大いに疑問を感じました。西洋医学導入を理由に言葉にできないことを色々やっていたのではないかと思った次第です。

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写真:麻賀多神社(鏑木社)で出会った猫さん

さて、佐賀の洪水と聞いて、あの広大な低地の先っちょ、有明海に面している佐賀空港は大丈夫なのだろうかと、心配になったものです。ここも、地元の警察と隠れんぼなどして戯れた大事な場所ですから。元々オスプレイの基地化問題以外、認知度は極めて低い地方空港ですが、今回の報道では全く何も言ってませんでしたのでかえって気になりました。幸い、九州の友人が所用で空港に出向くことになり、ついでに様子を見てきてもらいました。

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写真:相変わらず殺風景な佐賀空港(2019.9.1撮影)

外観は特に問題がないようです。実は、この空港に隣接する公園内には、日本が開発した名プロペラ機、YS11の静態展示があります

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写真:YS11の静態展示(2019.9.1撮影)

そして、この展示機にペイントされた数字が気になりました。何を意味してるのでしょうか?

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写真:お馴染みカバラの完成数(2019.9.1撮影)

さて、佐賀県南部には佐賀市の市街地を避けて東西に佐賀県を横断し白石町方面へと向う国道444号線があります。

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図:国道444号線の経路

ゾロ目が続いたのでこれはこれで気になります。何かあるのではないかと、これまで出てきた数字を分析してみました。

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図:数字の分析図。やっぱり22を隠してました。

以上の分析より、大昔この辺にアレがあったことが分かりました。さすが、国土交通省専属の国家陰陽師さんは何でもご存知ですね。適当に道路番号を付けてる訳ではないみたいです。アレとは何か、読者さんは次の有名な和歌を参考にお考えください。

 田子の浦に うち出(い)でてみれば 白妙(しろたへ)の
 富士の高嶺(たかね)に 雪は降りつつ

追記(ヒント)

以下の地図はアレのヒントです。地質学的な調査から奈良時代の海面は現在より数メートル高かったと予想されます。地図では現在より7m高いと仮定しています。今の奈良県に都があったという学校教育の歴史感はひとまず横に置いてお考えください。

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図:田子の浦の推定位置(福岡県みやま市)とアレ

それからこれも

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写真:佐賀県佐賀市大和町にある富士神社(33.362829, 130.279762)

また、佐賀県の旧富士町は2005年に佐賀市と合併して廃止されています。九州ですよここは。メディアの無い時代にどうやって遠くの土地の情報を得、ここまで思いを入れ込むことができたのでしょうか?

参考記事:ラブライブ、忘れちゃいけない田子の浦 


ついでに、佐賀空港の屋上に描かれた地上絵と、今回、大雨で大きな被害を受けた病院との関係を示したのが以下の図です。

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図:佐賀空港屋上の地上絵

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図:空港と順天堂病院の位置関係、★印は聖岳

いやー、ばっちり今回洪水被害が集中した大町町の北側、聖岳を指していました。実は展示されているYS11の機首も聖岳を向いているのです。なんだか気持ちが悪いので、ここも仕掛けを外しておきました。

佐賀には面白い場所が他にもまだまだいっぱいありそうでまた訪ねてみたいのですが、まずは住民の皆さんの元気なお姿と一日も早い復興を心より願います。

参考記事:
 ・認めたくない、日本の憂うべき現状(5) - 福一事故再考
 ・やはり福岡に来ましたか


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