(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

コロナ以外で起きていること

中国の武漢、ダイヤモンドプリンセス号で始まったコロナ祭、メディアはもはやこの話題一色の大騒ぎですが、それが一月も続くといい加減辟易としてきます。そんなお祭騒ぎの後ろでいったい何が起きているのか、備忘録がてらにまとめてみました。トピックは以下3点です。

 ・温暖化祭はもうやらなくていいのか?
 ・畑で採れた種を撒いたら即逮捕?
 ・次はイナゴがやって来る


■温暖化祭はもうやらなくていいのか?
今年の冬は本当に暖かかったですね。2月末に千葉県の香取神宮を訪ねた時、すでに菜の花が見事に咲き誇っていました。暖かい冬は本当に助かります。

モスクワで観測史上最も暖かい冬に 過去最高記録より2.5度上昇
2020年3月1日 15時2分

f:id:adoi:20200310123344p:plain


【AFP=時事】ロシアの首都モスクワではここ数か月間、冬にはおなじみの降雪がほとんどなく、観測史上最も暖かい冬となった。ロシア水文気象環境監視局(Rosgidromet)が2月29日、明らかにした。

 同監視局のロマン・ビルファンド(Roman Vilfand)局長は国営タス(TASS)通信に対し、12月~2月のロシアの平均気温は、これまで冬の平均気温として過去最高だった1960~61年のマイナス2.8度よりもさらに約2.5度高かったと述べた。これほどの差で最高記録が更新されるのは極めて異例だという。

 ビルファンド氏は「再びこれほどの暖冬になることはしばらくないと確信している」と述べた上で、冬の最高記録全体を破る可能性があるが、データは現在集計中だと述べた。

 140年前に気温の観測を始めたロシアにとって、2019年はまた観測史上最も暑い年でもあった。モスクワに住む年配の世代は、市内の公園が雪に覆われた数十年前のひんやりとした冬を懐かしんでいる。

【翻訳編集】AFPBB News
引用元:Livedoor NEWS https://news.livedoor.com/article/detail/17896526/

前から何度も言ってますが、メディアによるあの狂ったような温暖化祭はどこに消えてしまったのでしょうか?コロナウィルスで忙しいのも分かりますが、人類全体に対するインパクトという意味では、コロナと同等以上に重要案件だと思うのですが?

この状況を論理的に解釈するなら、温暖化問題は実は大した問題ではなかった、要するに所詮これもメディアが主導したお祭だったということになります。私の個人的見解では、世界的な気象操作の呪縛が外れ、地球さんは徐々に正常化に向かっているのではないかと見ています。本来は地球正常化問題と呼ぶのが正しかったのでしょう。これが問題になるのは、ひとえに四季を操ることで需要を生み出してきた巨大企業がその収益の源泉を失うことによるものなのでしょう。ですよね、トヨタさん?


■畑で採れた種を撒いたら即逮捕?
コロナ問題で紛糾する今期の国会で、実は信じられないような法案が提出され可決されようとしています。

3月に上程されるとんでもない種苗法改定案
2020年02月18日 23時50分51秒

f:id:adoi:20200310123501p:plain


「桜」騒ぎ、「コロナ」騒ぎで陰に隠れていますが、次のようなことが進行中です。

衆議院議員山田正彦氏が、種苗法改定の問題点を詳しく検討し、これについて真剣に警鐘を鳴らしています。
https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12575782319.html?frm_src=favoritemail
一部要旨を抽出すると、次のようになります。

 (中略)

この法案が通ると、2016年4月に改定された農協法と相まって、日本の農業が巨大グローバル企業の餌食になってしまうことは明らかです。

また財力の乏しい農家はどんどん廃業を強いられるでしょう。

いかに農協ががんばっても、これでは限界があります。

これはまさに、2018年12月に制定された水道民営化法や漁業法改正と同じ方向性で、日本国民の水と食の安全と自給を犠牲にして、外国資本に日本の公益事業や産業を売り渡そうという政策です。
(以下略)

引用元:小浜逸郎・ことばの闘い https://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo/e/a1f1b693a0a0fa0e173f40fc2d499fc5

 なんと、畑で育った大根の種を採種して次回使うと逮捕されてしまう???この自然の摂理に敢えて挑戦しようとする大胆不敵さに、思わず目を丸くしてしまうのは私だけでしょうか?

引用元の小浜さんは海外企業の日本侵略と言う視点でこの問題を論じていますが、F1種など、現代の農業で使用されている種はもはやほとんど改造種ばかりです。種苗メーカーにとって問題なのは

 改造種はだいたい3代で先祖帰りしてしまう

ことなのでしょう。これこそが自然本来の調節機能なのですが、種苗メーカーにとってはそれが面白くない。ならば、毎年改造種を強制的に買わせてしまえというのが本音のところなのでしょう。本音の部分では実は国籍などは関係なく、誰もが目を疑うような法律の責任を、モンサントなどの海外メーカーに被せてしまえというのが、この法律の隠された狙いなのだと思います。

私たちが考えなければならないのは、今回の新種苗法はもちろんのこと、現代農業のあり方そのものなのではないでしょうか?

それにしても、こんな法案を上程できる国家官僚や、万が一それを可決する国会議員がいたりするのなら、国家として本当に終わってますよね。自然の上に農があり、農が国家を支えるという、歴史に裏付けられた当たり前が理解できないのですから。

人が強引に自然と農を切り離せば、今度は自然が人間の調整を始めるに違いありません。それも自然による「選択的排除」と捉えてよいかと思います。


■次はイナゴがやって来る
コロナが世界に蔓延し始める中、アフリカ発のイナゴの大群が中東・アジアの穀物を食い尽くしてしまうのでしょうか?(*)
*引用記事中は"バッタ"とありますが"イナゴ"と読み替えて扱います。聖書原文においてはどちらの翻訳も可能だからです。

コロナに続くもう一つの危機──アフリカからのバッタ巨大群襲来
2020年3月9日(月)15時40分
六辻彰二

f:id:adoi:20200310123721p:plain


新型コロナに揺れるアジア諸国にもう一つの危機が迫っている。アフリカから飛来し、各地で農産物を食い荒らしてきたバッタの大群が、中国西部にまで接近しているのだ。

コロナ蔓延に続くバッタ来襲
中国政府は3月1日、地方政府にバッタの来襲に備えるよう通達した。それに先立って、2月末から西隣のパキスタンにも、バッタの大群による農作物などへの蝗害(こうがい)を防ぐための専門家チームを派遣している。

パキスタンは中国の「一帯一路」構想にとって最重要拠点の一つだ。その意味で、この支援は不思議でない。

しかし、いうまでもなく中国政府は新型コロナ対応に追われている。その中国を突き動かすバッタの大群とは、どのようなものか。

一口にいえば、このバッタの大群は東アフリカで大発生し、アジアにまで飛んできたものだ。

このバッタは乾燥地帯に暮らすサバクトビバッタで、基本的に日本にはいない種類のものだ。より詳しくは昆虫学者に譲るが、生息環境の変化などに応じてサバクトビバッタの外見や行動パターンには変化が生まれ、集団で行動するようになると、風に乗って1日に100〜200キロも移動しながら、行く先々で穀物や果物を食い荒らす。

1平方キロメートルに集まるサイズの比較的小さな群でも、1日あたりで人間3万5000人とほぼ同じ量を食べるといわれる。
(以下略)

引用元:News Week https://www.newsweekjapan.jp/amp/mutsuji/2020/03/post-87.php?page=1

ちょっと情緒的過ぎるかもしれませんが、これこそが人類の奢りに対する「自然からの戒め」なのかもしれません。

"いなごは、地の草やどんな青物も、またどんな木も損なってはならないが、ただ、額に神の刻印を押されていない人には害を加えてもよい、と言い渡された。"
(新共同訳聖書 ヨハネの黙示録 第9章4節)

以上、大コロナ祭が開催されている今こそ、私たちは冷静に世の中を見つめ直し、自然が私たちに何を求めているのか、それを改めて問うべきなのではないでしょうか?怖がる要素は何もありません、自然は常に私たちに手を差し伸べており、私たちはただそれを掴むだけでいいのですから。



三の年に記す
管理人 日月土