(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

線状雷帯と飛行機

今月初めから西日本各地で豪雨が続き、メディアでは九州や長野で大きな水害が出たことを連日のように伝えています。今回の災害で被害を受けた皆様にお見舞い申し上げると共に、一日でも早く落ち着いた日常へご回復できますようお祈り申し上げます。

さて、長い梅雨空が続く最中、昨日は関東方面で雷雲が発生し、横浜などではたいへん激しかったと知人からも連絡がありました。

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画像1:昨晩日付が替わる頃の雷の状況。神奈川県横浜市を中心に関東に分布

昨日夕方頃、私はたまたま飛行機に乗って成田空港に向かっていたのですが、飛行機が伊豆諸島の新島上空付近を西から房総半島の東側に回り込もうとしていた時、さりげなく窓から雲の様子を見ると、陸地側に発達中の積乱雲が2つほど目に留まりました。

こんなにモクモクと雲が湧き立つような状況で大丈夫かなと不安が頭をよぎったと同時に、「アレっ?」としばらくその異様な光景を眺めていました。

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画像2:12日16:30頃、飛行機から見た発達中の積乱雲(イメージ)

今になって写真を撮っておけばよかったと悔やまれますが、その異様な光景とは、その2つの積乱雲が海上ではなく、明らかに神奈川県側と千葉県側の陸上の範囲で発生しているのです。

一般に、積乱雲は地表付近の高温と上空の低温との温度差、また地形などにより発生するとされています。今回の場合海上では発生してませんので、海水温との温度差はとりあえず関係ないとは言えるでしょう(しかし、他所では海上に雷雲が発生してます)。

神奈川県の都市部なら人口によるその排熱量などから地表の局所的な温度上昇はあり得ると言えますが、房総半島の南部ははっきり言って田舎ですし、ご存知の様に千葉県には高い山など一つもありません。

これだけ条件が違うのに、どうして両方の陸上で同じように積乱雲が発達しているのか?いつもの悪い癖で、飛行機が高度を下げるまでの数分間、この空のスペクタクルをまじまじと見つめ続けていたのです。


大空港エリアに発生した雷雲
以前から、成田空港、羽田空港セントレア空港、関西国際空港など、国際線の大型航空機が離発着する空港は一本の帯状の線で結ばれることは知っていました。今回はその帯を少し拡大してみることにします。加えて、大型機が離発着する可能性のある、軍用空港も地図上にプロットしてみました。

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画像3:大空港と雷発生場所との関係

なんと、2か所を除いて、今回の雷発生現場がすっぽりと赤い枠内に収まることが分かります。そして、例外的な2か所についてもよく見ると、横浜付近を中心に帯の南北ほぼ等距離の地点に離れていることに気付きます。これは果たして自然の成し得る偶然なのでしょうか?

実は、この不思議な雷の帯こそが、(新)ブログ「折れなかった垂直尾翼(7)-翼で飛べないジャンボジェット」で指摘した、現代の飛行機が空力以外で飛行するための

 未知の飛行原理

と密接に関係していると考えられるのです。

統計上それほど恐ろしいとも言えないコロナウィルスを理由に、世界各国が海外渡航を制限しているのも、もしかしたら飛行機の航行に必要な「未知の飛行原理」が、物理環境の何か大きな障害によって使えなくなってきているからではいか?少なくともそう考えた方がコロナ感染拡大阻止などという理由よりはよっぽど納得できるのです。

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画像4:ガラガラの成田空港内到着便案内ボード(5/30撮影)

この状況を正しく理解するためには、まず、アイザック・ニュートンによって発見されたとされる「万有引力」という科学概念を再検証するところから始めないといけません。


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