前回記事「梅雨の不思議」では、どうして梅雨前線が長期停滞できるのか、納得できるだけの科学的説明が乏しいという話を書きました。
実は、気象で科学的説明の乏しいモノの代表格と言えば台風なのです。台風と言えば超低気圧を指すようなのですが、そもそも、超低気圧域が局所的に発生すること自体が説明できませんし、周囲の高気圧帯が、そこに向かって流入し激しい上昇気流を作り出すのはともかく、超低気圧状態がそのまま維持され続ける、あるいは更に成長するなんてのは、もはや一般科学の領域を完全に逸脱しています。
だって、熱力学第二法則により、周囲との圧力差は不可逆的に解消に向かうのが当たり前(自然法則)なのですから。それに逆行するってどういうこと?
7月の台風発生、ゼロか 統計史上初の可能性 気象庁
7/27(月) 14:13配信 時事通信
今月に入って台風が発生しておらず、気象庁の1951年の統計開始以来、初めて7月の台風発生がゼロになる可能性が高まってきた。
今年は5月12日にフィリピンの東海上で1号、6月12日に南シナ海で2号が発生しただけで、平年より少ない状態が続いている。
同庁によると、太平洋北西部や南シナ海の海面水温は高めの所が多いが、太平洋高気圧が南西側に張り出しやすかったことなどにより、台風を生み出す対流活動が不活発だったと考えられる。
ただ、フィリピンの東海上付近では、31日までに台風が発生しないとは言い切れない状況。また、米ハワイ諸島近くのハリケーンが西へ進み、日付変更線を越えて台風に呼称が変わる可能性もあるという。
最終更新:7/27(月) 14:51
引用元 Yahoonニュース(時事通信) https://news.yahoo.co.jp/articles/7ce144519f9b3f05734006b2eddc7877c912a924
その逆行状態を説明するには、こう考えるしかありません。
台風は低圧状態を人工的に作り出している
例えるなら、ポンプのような機構を中心部に作り、常に中心をバキュームし続け低圧状態を保っているということです。
画像1:台風の力学的イメージ
当然ながら、そのポンプ機構を維持するためには外部からのエネルギーを取り込まなければなりません。外部エネルギーの供給が必要という点では、停滞前線を維持し続けるのと同じってことになりますね。
梅雨前線の維持には外部エネルギーが必要だし、コロナウィルスを常時発生させ続けるにも外部エネルギーが必要なことも分かっており、どちらも電気エネルギーという形態で供給を受けているのだろうと私は予想しています。
つまり、この7月に台風発生がゼロになりそうな一番の理由は
電力不足
ということになりましょうか?全世界で盛大にコロナ祭を打ち上げた影響がとうとう気象にも現れたと言うことです。この話、なんだか夢がありませんよね、ごめんなさい。要するに、
近年のほとんどの気象は作り物
だとお伝えしたかっただけなのです。
画像2:映画「天気の子」より、晴天を祈る陽菜(ひな)
かつては、純粋な祈りこそが私たちと気象を結びつけていたのかも・・
気象庁さんをはじめ、NHK・民放の皆さんは、温暖化だ、異常気象だ、気候変動だ、ガァー!!と騒ぐ前に、どうしてこうも毎日、理不尽な気象現象が目の前で発生し続けているのか、まずそこを説明するのが先なのではないでしょうか?
画像3:気象予報士の酒井千佳さん(気象キャスターネットワークHPから)
個人的には酒井さんに説明してもらえると嬉しいです(〃∀〃)ゞ
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