(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

雛祭りで子を呪いますか?

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間違いわかりますか?

今日は楽しい雛祭り。でも、ちょっとだけ水を差させてくだい。これは、他からも多くの指摘があることですが、せめて、このブログの読者さんだけにはご理解頂きたいと思い再掲します。まず、上図の答えから。

殿と姫、左右が反対です

 

そもそも、着座位置にどういう意味合いがあるか説明しましょう。鑑賞する側の視点でなく、並ぶ側の視点、お雛様の視点でお考え下さい。

左とは火垂り(ひだり)、つまり火であり陰陽では陽、人では男を指します。

右とは水切り(みぎり)、つまり水であり陰陽では陰、人では女を指します。

火と水が正しく並んで火水(ひみつ)となり、自然の秘めたる理(ことわり)が正しく働くことを願っているのです。

同日追記
大事なことを書き忘れてました。火水はカミとも読み、その意味は当然   となります。人の及びの付かない大自然の摂理をそう呼んだのかもしれません。よって、並びを変えることで神への呪いに転化されてしまいます。西洋儀礼が入って配置が変わったと一般的に言われていますが、本当のところはどうだったのでしょうか?

本来は陽の神、つまり男神である天照大御神を女神になぞらえるのが立派な呪詛であるように、男女の左右の配置換えを行うことも呪詛として成立します。

日本の伝統なんかどうでもいいという方には関係ない話かもしれませんが、配置をわざわざ違えて雛祭りを喜び迎えるようでは、むしろやらない方がマシとも言えます。どんな祀りにも意味があります。せっかく子の成長をお祝いするのならば、そこまで意味を考えて行うことを強くお勧めします。


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