Hello World を映画館で鑑賞し終わって数日が経ち、時間ができたのでネット配信の映画でも見ようかとタイトルを眺めていたところ、たまにはこんなのも良いか、ということで懐かしのゴジラ映画を観ることにしました。
ゴジラ映画といってもたくさんありますが、この時選んだタイトルは、大森一樹監督による1991年上映の「ゴジラ対キングギドラ」です。
図:ゴジラ対キングギドラ(1991年)
ゴジラシリーズにおいてキングギドラの存在は格別ではありますが、いつもながらの地味なタイトルでありながら、その中身はゴジラシリーズにおいても出色の面白さです。子供の時に見て興奮したあのゴジラとキングギドラに再び会えたような感動を覚えました。
1970年代、1980年代の作品とも一味違っていて、この作品にはなんと
未来人
も登場。その未来人が将来大繁栄する日本に釘を差すため、未来技術を使ってゴジラを封印、キングギドラに日本の都市破壊を遂行させます。こうして過去を改変した未来人が再び未来に戻ると、その時には日本はアジアの最貧国になっていたという展開。さて、日本の命運、われらがゴジラの命運や如何に!というのがこの映画の見せ所ですが、とにかく、初上映から28年経った今でも色褪せない、現在でも充分通用するストーリーです。
図:未来人役のチャック・ウィルソン(懐かしい!)
最近のアニメ作品で似たような過去改変を表現しているものと言えば、「Steins Gate;(シュタインズゲート)」、そして「エウレカセブンAO」でしょうか。あれ? こういうタイムトラベル物って何だか最近記事にしましたよね?
図:シュタインズゲート と エウレカセブンAO
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■映画に刻まれた未来の予定
こうなると、この映画には何か裏設定が仕込まれているのではないかと勘ぐるのが、作品を素直に楽しめない私の悲しい性分なんでしょうね。作中の細かいアイテムを追っていたら、とうとうこんなのを見つけてしまいました。
図:主人公の寺沢が常用するジープ
上図をご覧になれば説明は不要でしょう。車のナンバーに現れた数字は
311
2011年の3月、あの東日本大震災が起こった日です。もちろん、これだけなら単なる偶然とも言えますが、ここで、もう一つ、劇中に何度となく現れ、私も最初から違和感を覚えた次のセリフに注目します。
「私たちは2204年の未来からやってきた」
だから何なのだ?と思われるかもしれませんが、2204年って設定は妙に中途半端ではありませんか?どうせなら、23世紀の未来、200年後の未来と丸めてしまえばいいものを、わざわざ1桁目まできっちり数字を指定しています。
ここで、この数字に次のような操作をします。
2204 ÷ 2 = 1102
これを反対に並べ替えると
2011
そう、2011年がばっちり浮き上がってくるのです。この場合、2は任意に決めた数字ですが、この映画が上映された1991年と2011年の差は20年、10年一昔と言いますから、1991年は2011年から2昔前と言うことができます。つまり2という数字にも根拠があるのです。
ここから、この映画に隠された恐ろしい暗号通信内容が見えてきます。
20年後(2011年)の3月11日に計画は実行される
そして、作中では最後にゴジラが復活するのですが、ゴジラ復活のエネルギー源となるものとは、そう
放射能
であり、そこから、この計画とは何か放射能に関る作戦であると考えられるのです。
以上は、いつも通りに暗号解読を試みただけですが、もしかしたら、東日本大震災、そして、それによって引き起こされた福島第一原発の爆発事故とは
予め計画されていたもの
だったのではないでしょうか?そしてそれが本当なら、日本の芸能興行・放送界は123便撃墜計画だけにとどまらず、またもや日本の破壊計画に加担したのだと言うことが出来ます。東宝さん、どうなのでしょうか?釈明をお願いします。
なお、本作品で注目すべきキーワードは、「時間改変」と「未来人」です。これについては HELLO WORLD も同じ。この頻出するキーワードが日本の芸能興行界の闇にどのような意味で関ってくるのか、それについては更に分析を進めたいと思います。
■過去を変えようとした未来人キャラ
1985年の大ヒット映画「Back To The Future」など 海外作品まで調べたらまだまだありますが、取り合えず上記キーワードに合致する国内作品を幾つかご紹介します(一部「人」でないキャラを含みます)。
図:10年後の未来から過去を変えに来たカタガキナオミ (HELLO WORLD)
図:京アニ作品「涼宮ハルヒの憂鬱」にも登場した未来人、朝比奈みくる
図:タイムトラベルの秀作「シュタインズゲート」から未来人の阿万音鈴羽とタイムマシーン
図:「時をかける少女」から元祖未来人の深町一夫君(高柳良一)(左)
図:究極のタイムトラベラー火の鳥。時代に干渉するくせに無責任な風見鶏
1980年代から現在まで、なぜ同一テーマを繰り返しメディアに乗せてくるのでしょうか?少なくとも、メジャーなメディア表現の世界に、自由でオリジナリティ溢れる創作なんてないとは言えそうです。
追記 ジョン・タイターもメディア戦略の一部か?(2019/10/03)
シュタインズゲートの作中にも名前が上がる、未来人ジョン・タイターとは何者なのか?Wikiでは次のように書かれています。
「ジョン・タイター は、2000年にインターネット上に現れた、2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する男性である。自分を1998年生まれだとした」
ここに出てくる3つの数字をゴジラの場合と同じように2で割ると
(1) 2000/2 > 1000
(2) 2036/2 > 1018 > 1+0+1+8 = 1 > 1 (カバラ数)
(3) 1998/2 > 999
(1) = (2) + (3)
と、等式関係が現れてきます。これは、ここに表れた数字が人為的に作られた可能性を示しています。(3)の999が形状的には666と同値なのはこれまでもお伝えしてきた通りです。また、彼は東日本大震災による放射能汚染に絡んで
日本の東半分が政府管理区域になる
などと、わざわざこれに言及しています。結論を出すにはもう少し詳細を分析する必要がありますが、
ジョン・タイターはメディア戦略の一部
と捉えた方がどうやら無難なようですね。そう考えれば、映画が示していた311の計画とは、東日本を放射能で壊滅させる予定のものであったことが見えてきます。計画が先にあるなら、「〇〇は311を正確に予言した!」なんて人が何人か現れてもまったく不思議でも何でもないのです。
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