(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

コロナショック、1970年代のリバイバルか?

本日、ドラッグストアにいペーパータオルの補充を買い求めに行ったところ、紙製品の棚に商品が何も無いので、一瞬目を疑ってしまいました。そこには張り紙が残されており、そこに書かれていたのは

 「SNSティッシュが品薄になるなどのデマが流れており、商品が~」云々

そのSNSでも、ティッシュが買えないとの嘆きの声が多く残されています。

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いやー、驚きました。短い人生の間に、まさか2回もトイレットペーパーが商品棚からなくなるのを見る経験をするとは思いませんでした。

あれは確か1973年、おぼろげな記憶でしかありませんが、オイルショックの影響でトイレットペーパーが一斉になくなり、仕方がないので、親が何とか水に流せるタイプの重ね置きの紙を入手し、それを大事に大事に使っていたのを思い出します。

前回のオイルショックにあやかり、今回のケースはコロナショックと呼ぶべきでしょう。

しかし、マスクが品薄なのは何となく理解できますが、なんでティッシュ類が、それもキッチンペーパーまで無くなってしまうのか皆目見当が付きません。こうやって群集心理はいとも簡単に不合理な方向へ暴走するから恐ろしいのです。そして、いつもそこが他者に利用されるのです。

数年前、ある関係者から聞いた話によると、1973年にトイレットペーパーが街から消えて世間が騒然となっていた時、実は、東京湾に係留されていた数隻の商船の中に

 大量のトイレットペーパーが保管されていた

そうなのです。要するに、あの時の紙不足とは、オイルショックに便乗してデマの拡散と買い占めを同時にやった、商才豊かな商人たちによる狡猾な市場操作だったのです。

ちなみに、その商人の一人が、私が123便事件の重要関連企業として時々話題にする、あの商社。元陸軍参謀をトップに抱き、123便事件では当時の中曽根総理大臣にも意見したという、誰もが知るあの大手商社だったのです。

日本の大企業のモラルなんて元々そんなものです。そういうのが日本(にほん)企業でない、ニッポン企業なのです。海外メジャー企業の日本市場参入を警戒する前に、このようなモラル無きニッポン企業に国内から出て行ってもらうのが先決ではないでしょうか?

そんな訳ですので、デマだと騒ぎたくなるのも尤もなのですが、デマの火元がどこにあるのか、そして、そのデマが何を意図しているのか、それをよくお考えになることで、この演出された危機を不安なく乗り切れるのではないかと思うのです。



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