(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

国勢調査という呪術

「日月土さん、もう忙しくてやってられないですよ」。そう嘆いていたのは地方公務員の知人です。どういうことか事情を聴いてみたら、昨年9月の国勢調査の取りまとめで1月現在でも忙殺されているとのこと。

その方の言い分を聞いてみると

 1)コロナで緊急事態だと言っときながら調査を強行する必要があったのか?
 2)そもそも大きな変動がない地方で5年に1度の頻度で実施する意味があるのか?
 3)人海戦術の作業で手間がかかり過ぎ、地方自治体に大きな負担が課せられる。
 4)人件費等、国からの予算措置が全く足りていない。金まで自治体の負担なのか?

等々、確かにこれが事実なら、文句の一つくらい言いたくなるのは理解できます。ところが、この調査に関する次の図を見せられて、私も思わず「おやっ?」と思ったのです。

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画像:国勢調査における調査区地図

上図は、総務省統計局から各自治体へ宛てられた、国勢調査に関する資料に基づき私が描き直したものです。これは調査区域の番号割り振りについての事例を示しています。同資料には次のような一文も添えられていました。

●主番号
 市町村ごとに定め、調査区地図(上図)の順に1から始まる一連番号とする。原則として主番号を付ける順序は、調査区地図の西北端から始まる右回りの波形である。

この文書の「右回りの波形」、それはすなわち以下のような形状を表しているのです

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画像:調査区を表す主番号順に渦巻模様が描かれている。

見ればすぐに分かるように、この渦巻模様は右巻きであることが明確なのですが、実はこの渦の巻いている方向こそが呪術理論においては大変重要なのです。大地に向けて右巻きの渦を描くと言うのは

 土地を鎮める

の意味に他なりません。地鎮祭だって土地を鎮めるのだから結構な呪(まじな)いなのではないかと思われますが、言い方を換えると

 暴れ土地を無理やり押さえつける

の意味にも取れます。本来、人は穏やかな土地に住まうべきで、暴れ土地に住んではいけないものなのです。そこに無理して住もうとすれば、このように呪術を用いて地鎮を行わなければなりません(※)。

どうやら、総務省の内部には呪術の専門家が居て、当該自治体の土地の問題を把握しているようです。というのも、知人が隣接県に実情を問い合わせたところ、そちらではこのような指示は出されていないとのこと。明らかに、同県、同市町村をピンポイントで狙ってこのような指示を降ろしているようなのです。

※個人的な見解ではありますが、ここまでの呪詛掛けをするのは、これをやらないと、例えば土地そのものが消えて無くなるレベルの事象が起きかねないからだと考えられます。

ところで、渦巻模様は古くには薩摩隼人の紋様などに見られます。

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画像:薩摩隼人の紋様

歴史好きの方にはお馴染みの隼人(はやと)の渦巻紋様ですが、これには

 始まりと終わりを直結する

という意味があり、アルファベットいうなら「AZ」となります。始まったと思ったらすぐ終わり、つまり何もさせずに終わりにしてやるという意味が込められており、歴史的な対立構造を考慮すると、「朝廷を呪う」の意があると考えられます。

これが大昔に行われただろう呪術の片鱗かと思えばさにあらず、現代でもその渦巻文様は呪詛の道具として大いに利用されているのです。

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画像:南相木ダムのウズマク広場

上の画像は、123便事件の遭難地点から直線距離にしてわずかしか離れていない、長野県南相木村の山を幾つも削って作られた南相木ダム、そして、その壁の下に作られた渦巻状のモニュメントです。

この事件では長野県側でも多くの人が亡くなっています。詳細については今後(新)ブログの方で記事にしますが、私にはこのモニュメントが「長野県側の秘密は鎮めたまま絶対に外に漏らさない」という、デザイナー(おそらく呪術家)の強い決意の表れのように見えるのです。


■支給された鉛筆に込められた意味

さて、話を国勢調査に戻しましょう。知人によると、この調査書類の記入には、どうしてなのか、総務省統計局は鉛筆の使用に強い拘りがあるようだとのことです。というのも、金はロクに出さないくせに、配布用の鉛筆だけは支給があるとのこと。

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画像:総務省統計局支給のTOMBOWエコ鉛筆

実はこれに関しても呪術理論的に説明が可能なのです。それは鉛筆の芯に使われている「黒鉛」です。一般には、筆記具のインクや顔料など、希望の色が出れば何でも良いようですが、呪術家はその材料に非常に拘ります。それこそ、黒焼きにしたムカデやクモの粉、人の骨紛や血液などを混ぜた顔料等は呪術的に最高に機能するアイテムとして歓迎されます。実は、日本の大手インクメーカーや黒鉛の製造メーカーなどでは、製品の性能を向上を図るため、現在でも昔ながらの呪術的な配合を行っているとの噂を聞きます。

あくまでも噂なのでこの辺で止めておきますが、そもそも、大事な調査原票を、後から書き換え可能な鉛筆などで書かせて良いのでしょうか?もしかしたら、都合よく書き換えることがその目的なのだと言われかねない話だと思います。

前から時々書いているように、日本と言う国は古代と変わらない呪術国家なのです。それに効力があるのかないのか、その判断は読者さんにお任せしますが、少なくとも効力があると思っている人物がいるからこそ、現在でもこうした呪(まじな)いとしか思えない不思議な指示が降りてきたり、意味不明なオブジェが巷に溢れたりしているのです。

現代日本の国家中枢である総務省の意思決定に、古代さながらの呪術専門家が関わっているとするなら、何とも笑えない話ではありますが。結局コロナも同じ類の話じゃないですか?

 参考:コロナ祭、まさかとは思いますが

 

裁きのために、わたしはあなたたちに近づき/直ちに告発する。呪術を行う者、姦淫する者、偽って誓う者/雇い人の賃金を不正に奪う者/寡婦、孤児、寄留者を苦しめる者/わたしを畏れぬ者らを、と万軍の主は言われる。
(マラキ書 第3章5節)



神代一の年に記す
管理人 日月土