昨晩、埼玉西部地域で大規模な停電があったとか。
埼玉 広い範囲で停電 約11万8000戸 東武東上線など列車に遅れ
2021年7月28日 21時37分
28日夜、埼玉県飯能市や川越市など広い範囲で停電が発生し、午後10時前の時点で11万8000戸余りで停電が続いています。東京電力は落雷の影響とみて復旧作業を急いでいます。東京電力によりますと、28日午後7時半ごろから埼玉県内の一部の地域で停電が発生し、その後、埼玉県飯能市や川越市などに停電の範囲が広がりました。
午後10時前の時点で合わせて11万8840戸が停電しているということです。
停電しているのは、
▽飯能市でおよそ3万710戸
▽川越市でおよそ2万8570戸
▽日高市でおよそ2万5870戸
▽鶴ヶ島市でおよそ1万3730戸
▽狭山市でおよそ3690戸
▽入間市でおよそ7860戸
▽坂戸市でおよそ6720戸
▽毛呂山町でおよそ1450戸
▽越生町でおよそ250戸
などとなっています。停電が発生した当時、埼玉県は大気の状態が不安定になり発達した雷雲がかかっていて、東京電力は停電は落雷が影響したとみられるとしています。
一方、停電の詳しい原因はわかっていないということで、東京電力は原因を調べるとともに復旧作業を急いでいます。
東武東上線と東武越生線 障害復旧も終日ダイヤ乱れる見込み
東武東上線と東武越生線は、午後7時20分ごろ、信号機を制御する設備に雷が落ち、システムに障害が発生しました。午後10時までにシステムは復旧しましたが、終日、ダイヤの乱れた状態が続く見込みだということです。
川越 市内の複数の信号機止まる
埼玉県川越市を管轄する川越警察署によりますと、午後10時すぎの時点で停電の影響で市内の複数の信号機が止まっているということで、署員全員を招集し、交差点で交通整理を行っているということです。
引用元:NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210728/k10013166521000.html
上の報道では原因は落雷じゃないかとなっています。しかし、次の様な報道もありますね。
引用元:事件事故・災害速報ニュース http://blog.livedoor.jp/reer121/archives/55960809.html
これらの報道をまとめたのが以下の図です。
画像:停電戸数と変電所の位置(28日午後10時現在)
変電所は発電所と読み替えても基本的に問題ありません
これだけあちこちに変電所が置かれているのに、たかだか落雷一発でこの広範囲の停電はないでしょう。それに、落雷程度で変電所が爆発炎上されたら困ります。
そして、計算するとさらにおかしなことが分かります。
約12万戸が同時に停電してる訳ですから、各戸平均30A(アンペア)の契約だと仮定すると、最大送電流量は
12万×30A=360万A
となります。これは最大送電許容量600A(*)の送電線数にして6000本分になります。さて、送電鉄塔1本に張られれた送電線数が40本だとすると、送電系統数は
6000÷40=150系統
いや、いくらなんでも一か所、二か所の変電所からそんなに送電網が出てる訳ないでしょう。そんなの見れば誰だって分かります。
*600A:この辺りが送電線1本辺りに流せる電流量の限界であることは「大電力送電の大嘘」で説明しています。このように送電量が限られているにも拘わらず、「送電線は空きだらけ」にも書いたように、送電線の大半は使われていないのです。
この状況を論理的に説明するには、もはやアレの存在を想定するしかないのですが、どうやら、3年前の北海道ブラックアウト偽装で大ポカをやらかしたもんで、シャットダウンの同期を自動化したのが仇となったようですね。何のことか分からない方は「北海道、嘘だらけの節電呼びかけ」をお読みください。
情報筋によると、幸い、炎上した変電所周囲の放射能汚染レベルはそんなに高くないようです。コロナやワクチンの嘘を云々することも大事ですが、100年以上前から続く世界最大の嘘である電力について、私たちはもっと知る必要があるのです。
(新)ブログの電力関連記事を読めば分かるように、数年前よりアレの爆発事故が全国で相次いでいます。無理な運用と設備の老朽化がその主原因と考えられますが、各国政府が無理筋のコロナ・ワクチン計画をここまであからさまにゴリ押しするのも、そんな切羽詰まった状況が大きく関係しているからなのです。
新ブログ記事「マスクは生涯外せない」で緊急事態宣言が今後永久に続くと予想したのも、実にこのような背景があるからなのです。
神代一の年に記す
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