※12日に「火球」について、
13日に「播磨灘の地震」について追記があります
一昨年の7月、京都アニメーション放火殺人事件の後に同アニメスタジオの主力作品の一つである「涼宮ハルヒの憂鬱」と事件との関係性について呪術的観点から考察を試みました。
関連記事:
・京アニ出火に至る深層(2019/7/18)
・涼宮ハルヒの呪い - 京都は千年の古都ではない(2019/7/24)
・涼宮ハルヒの呪い2 - 隠された明日香京(2019/7/26)
最近になって、これらの考察に重大な見落とし、というか、当時は全く考慮に入らなかった符号が隠れていたことに気付いたのです。
それは当時、主人公「涼宮ハルヒ」(すずみやはるひ)の名前分析を次の様に考えていたからです。
涼宮 → 三京宮
ハルヒ → 春日(かすが)
画像1:涼宮ハルヒ
この解釈でもそれなりの意味は見い出せはしたのですが、あれほどの重大事件に見合うほどの呪詛なのかという点では、正直なところ私自身も100%納得できるというものではありませんでした。
今年に入って、アニメ映画「竜とそばかすの姫」に「すず」の符号が埋め込まれていること、及びジブリアニメなど他作品にもそれが繰り返し使われていたことについては、本年の記事で既にご紹介しています。
関連記事:
(1)そばかす顔の秘密
(2)戦争を蘇らせたい鈴の音
もうお分かりのように
「涼宮」は「すず宮」
なのです。ですから、このアニメ作品もこれまでの例に漏れず「すず」の符号を入れて居たことが分かるのです。
すると、ここにある「宮」の字の意味がより鮮明になります。(1)でも解説しているように、「すず」は日本神話の「猿田彦」を意味しています。秀真伝ではサルタヒコは歴史上実在した人物であり、記述などからその地位は極めて高いと考えられ、そこから現天皇家と同じ血脈の存在、すなわち「宮」(みや)と呼ばれるに相応しい人物であったと考えられるのです。要するに
「すず宮」とは「サルタヒコ」
を指しているのではないかと考えられるのです。
■ハルヒの意味を再考する
一昨年の分析では、「ハルヒ」とは「春の日」、すなわち「春日」(かすが)を指し、疑いも無くそれ以上の解釈はないだろうとしていましたが、ここでその思い込みを改め、アニメの設定そのままに「ハルヒ」と呼ぶ名称や地名なりが存在していないかを調べてみました。
すると、愛知県清須市内に多く見られる「春日明河原」など「春日〇〇」という地名は、基本的に「ハルヒ」と読むことが分かりました。そして、清須市以外で同じように読む地域を探すと、なんと
神奈川県川崎市麻生区はるひ野
の一件しかないことが判明したのです。これがどういうことかお分かりでしょうか?
「竜とそばかすの姫」では、主人公の「すず」は、物語の中で
高知県仁淀川 → 神奈川県川崎市
に移動するのです。つまり、物語上の最終目的地は「川崎」なのです。
ところで、熱烈な京アニファンなら既にご存知かと思いますが、「涼宮ハルヒの憂鬱」で使われていた背景(設定ロケ地)は兵庫県の西宮市なのです。
だから何だと思われるかもしれませんが、その西宮市には武庫川の支流で「仁川」(にがわ)という川が流れています。そしてその武庫川と河口をほぼ一緒にするように、関西圏の大水脈、「淀川」(よどがわ)が大阪湾に流れ込んでいます。
つまり、「仁淀川」(によどがわ)というキーワードは、高知県内のそれと同時に、関西圏の「仁川」と「淀川」を表していると考えられるのです。なお、淀川は琵琶湖を水源としますが、河川名は京都府の大山崎町が起点になっていることに注目です。
「竜とそばかすの姫」のすずは、高知から高速バスを使って川崎に向かうのですが、車を運転する方ならご存知のように、四国から本州東京方面に車で向かえば、瀬戸内海を横断する関係上、神戸・西宮は必ず通過するポイントであることがお分かりになると思います。
以上から、私は「高知県仁淀川」という「竜とそばかすの姫」の物語上の設定は、本来の呪詛の基点(西宮)を隠すための巧妙なフェイク設定であったのだろうと見ています。
そして、その兵庫県が今年国内で起きた諸々の怪しい動きに関わっていることは、7月の記事「HYOGO 2020」で既にお知らせしています。
画像2:すずの辿ったルート(黄線)
「仁淀ブルー」の「Blue」の意味については別途解説予定です
すると、このフェイクを修正することで「涼宮ハルヒの憂鬱」と「竜とそばかすの姫」の二者の間には次の様な相似関係が見られるようになるのです。
涼宮ハルヒの憂鬱:兵庫県西宮 → 神奈川県川崎市麻生区はるひ野
竜とそばかすの姫:兵庫県西宮 → 神奈川県川崎市(武蔵小杉周辺)
なお、画像2に描き込んだ「黒川」ですが、ここは「はるひ野」に隣接している地名です。図を見れば分かるように、ここでは「川」の字が呪いの連結を促すキーワードであり、最終的に「はるひ野」及び「黒川」の隣り合う両地域全体が呪詛の対象であると考えられるのです。
画像3a:小田急線はるひ野駅
今年8月の鉄道内刺傷事件は小田急線内で発生した
画像3b:はるひ野付近で小田急線と京王線は最接近する(© Google)
10月の鉄道内刺傷事件は京王線内で発生した
■すずの呪いとは何か?
これまでのアニメ分析から、私たちのDNAが反応しやすい実在した古代人名やその史実を巧妙にアニメ作品に潜り込ませ、私たちの潜在意識に何か良からぬ情報をインプットしようとする意図が分かってきました。
すると、今年打ち出してきた「竜とそばかすの姫」が何を意図して作られたのか、それは「涼宮ハルヒの憂鬱」とその直後に起きた大きな事件・事故を比較すれば見えてくるかもしれません。
そこで、「涼宮」シリーズの公開とその後の事件・事故を書き出してみます
2006年4月から 全14話放映
2009年4月から 全28話放映
2010年2月 劇場版「涼宮ハルヒの消失」公開
2011年3月11日 東日本大震災
一方、(新)ブログ記事「The Curse of River」("川"の呪い)では、その関連記事「川崎マジック」と併せ、京王線刺傷事件の意図と、アニメ作品(「竜とそばかすの姫」、「不思議の海のナディア」)との関係性を分析しています。
ここで、読者の皆さんに気付いて頂きたいのは
京王線刺傷事件 → 10月31日 → 311
F川崎特別ページ → 11月3日 → 311
であることです。ここで「涼宮ハルヒの憂鬱」公開後の出来事との共通点を見出せば、その結論は明らかです。
東日本大地震が再び計画されている
これしか考えられません。それはまた、最近になって関東の地震の臍が妙に揺れ始めたことからも裏付けられるのです。
関連記事:
・地震の臍がまた揺れた
・茨城南部地震、粘りますね
これは蛇足になりますが、2009年の映画「涼宮ハルヒの消失」の中で、実は正しい地震の発生メカニズムがそれとなく語られています。私はこれを観て、やっぱりそれを知ってる一団が居て、毎度毎度同じことを画策しているのだと大いに納得したのです。
先の京アニ放火殺人事件では「涼宮ハルヒの憂鬱」の総作画監督である池田晶子さんを初めとする、才能溢れるクリエータ―36人が亡くなられました。
呪詛とこの事件とを安易に結び付けるつもりもありませんが、呪術的観点を敢えて語らせていただくなら、この関係性はけっして無視できるものではありません。
私は予言者ではないので未来を言い当てることなどできませんが、その科学的根拠は不明であっても呪術世界の定石が成り立つと言うなら、京都あるいは兵庫で京アニ放火殺人事件以上の災いが起きるのはもはや避けられないだろうと予測するのです。
大衆心理(群集心理)を操るという所業はそれ程罪深いのです。それなのに、同様の仕掛けの大規模版であるコロコロワクワク大作戦を、世界中のメディアと政府・大企業が一体となって押し進めている訳ですから、そのしっぺ返しはもはや私の想像をはるかに超えたものとなることでしょう。少なくとも京都御所や比叡山が炎上する程度ではすまないはずです。
人の道に立ち返るとしたら今しかないのです。
追記(12日)
この記事を書き終えた10日の深夜、「竜とそばかすの姫」の設定モデル地、仁淀川流域の「いの町」上空に緑色に輝く大火球が現れました。これに何の意味があるかは不明ですが、偶然の天体ショーと片付けるにはあまりにも出来過ぎです。読者の皆様はこれをどう捉えるのでしょうか?関連記事:
・The Green Light
・火球はやっぱり現れた
追記(13日)
ここが揺れるようでは、もはや計画の先細り感は否めませんね。
「今迄は思ふ通りに、始めの仕組通りにやれたなれど、もう悪の利かん時節が来たのであるから、早う善に立ちかへりて下されよ。」(日月神示 黄金の巻80帖)
画像4:「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する未来人の「朝比奈みくる」
分析においては重要なキャラ。「旭」は「サルタヒコ」を表す符号でもある。
関連記事:ゴジラの暗号-311は予告されていた
画像5:今月に入って既に7回の有感地震が観測された石川県の珠洲(すず)
画像6:来年から始まるこの舞台も同じ「すず宮」の呪いの一環である
赤系・青系2つの背景と白抜きのタイトルがトリコロールを表現
どうしてダブルキャストなのか?この呪詛の意味が分かれば答は明白
関連記事:舞台に現れる千千姫
時をかけるトリコロール
神代二の年に記す
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