(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

Ba1はここに居た

昨日、東京でも桜が満開となり、やっと春らしくなってきました。マンボウも解除された上に、「関東・東北で停電か!」と騒がれていた電力不足祭も収束し、3年振りに穏やかな春を迎えたような気がします。

とは言え、尾身君株によるコロナ祭はまだまだ続かせるつもりらしく、上海はロックダウンになるし、ここにきて東京の感染者数(本当は陽性者数)が増え始めたなど、お祭大好き、数字の水増し大好きなマスメディアは早くも次のイベントに向けて動き始めた感があります。

さて、その尾身君株ですが、一月位前からその亜種である「ステルス尾身君」、別名「Ba2」が話題になっていましたよね。

亜種とは言っても変異株なんだから、イータとかイプシロンだとか、別のギリシア文字を使えば良いのになんで、今回だけBa2なんでしょうね?

そうすると、それまで「尾身君」と呼んでた株が、学術的には「Ba1」に相当するのですが、Ba2がメディアで紹介されるまでは、そんな識別名があることなど誰も気づかなかったはずです。

さて、私事で恐縮なのですが、Amazon Prime で評価の比較的高い邦画作品を見つけたので、それを観賞しました。驚いたことに、その作品の中で、忘れられた識別名「Ba1」が出てきたので、思わず

 「なんだここに居たのか!」

と嬉しくなったのでご報告します。ちなみに、その映画のタイトルは

 ブルークリスマス

で、1978年の11月に公開ですから今から40年以上前の作品となります。


映画ブルークリスマスのポスター

(ここからネタバレ注意)


1970年代という時代の影響を強く受けたせいなのか、ストーリーにUFOが登場します(当時はUFOブームでした)。そうなるとSFアクションなのか?と思われるかもしれませんが、UFOの登場はちょっと無理目な設定を説明するための方便でしかなく、物語の展開に殆ど関係ありませんし、最後までその正体に触れられることもないのです。

どちらかというと、政治謀略サスペンスと呼ぶのが相応しい作品で、岡本喜八監督だけでなく若き頃の竹下景子さんなど出演者の技量も高く、なるほど高評価を得るだけのことはありました。

ストーリーを簡単に要約すると次の様になります。

UFOから照射された謎の光線を浴び、血液が青くなる人が現れ始めた。各国政府は報道規制を通してUFOと青い血の存在を否定するも密かに青血症の実態を調べ始める。そして、最終的に青血症患者は人間でないと見なし、その強制排除を始める。

この血が青くなる奇病の識別名こそが

 Ba1 (ビー・エー・ワン)

なのです。

さて、この奇病を巡り、各国政府はどのような措置を取ったのか?その描写はまるで、現在の世界を見ているようですし、同時に、これから先の近未来を映し出しているようでもあるのです。

 


シーン1:政府は国民全員の血液検査を強行する。映画の中ではわざわざ「検査率は95%まで進んだ」と「95」という数字を強調している(→当初、ワク薬の有効性は95%と喧伝された)


シーン2:政府の強権発動を人権侵害だと抗議する人々(→カナダでのトラックドライバーによる抗議の道路封鎖)


シーン3:検査で陽性(青い血)が分かると強制収容所に連れて行かれ、実験体にされるのだが、その事実は国民に伏せられている。これは反体制組織がその実態を8ミリ映画で密かに伝えるシーン


シーン4:青い血の真相を追っていた国営放送報道部員の南(仲代達矢)はパリに飛ばされてしまう

このストーリは、政府による隠蔽政策を背景に、青い血狩りを実行する特殊部隊員の沖と、青い血となってしまった恋人の冴子との悲恋を核としているのですが、そのラストシーンは余りにも凄惨です。


シーン5:クリスマスイブの夜、冴子の射殺命令を実行した後に、部隊に向けて発砲し射殺された沖。沖の赤い血と冴子の青い血が白い雪の中で混じり合う。

はい、ここまで紹介したシーンだけでも、現在の状況との類似性が多く見られるのですが、私が特に注目してもらいたいのはシーン5の

 白(雪)、青(血)、赤(血)

の3色、トリコロールなのです。昨年、オリンピックを含めメディア映像にこのトリコロールが頻出していたことは、「時をかけるトリコロール」で既に指摘していることであります。

ここから読み解けるのは、現在コロナ祭として進行中の世界計画とは、1970年代当時に予定されていた計画と基本的にプロットが共通しているだろうということです。

なお、トリコロールとエッフェル塔は同時に描写されることも多く、この映画の主要舞台にもパリが含まれていることから(シーン4)、当然の如くこの配色は「フランス」を指しているとしていましたが、よく考えたら今話題のあの国もトリコロールでしたね。


ロシア連邦大統領旗 双頭の鷲は黙示録を意味する

そして、忘れてならないのが、主人公の二人が死んだ日が

 クリスマス・イヴ

だということです。ここに大いなる呪詛が隠されているのですが、それについてはまた別にお伝えしましょう。

なお、同映画公開年の12月28日、俳優の田宮二郎さんが猟銃で自殺するという怪事件がありました。ちょうどクリスマスの直後です。田宮さんはテレビドラマ「白い巨塔」に出演されていたことは、当時を知る方ならご存知でしょう。1970年代はまた、「赤い激突」など「赤い」シリーズも放映され人気を得ていました。この映画の「ブルー」を入れると3色揃うことになりますが、これは偶然でしょうか?


田宮二郎さん
俳優業よりもクイズタイムショックのMCが印象的。ここでも時間

もう一つ気になる点を挙げるなら、劇中で射殺された「沖」の名が暗示するかのように、同映画に出演していた沖雅也さんが1983年、京王プラザホテルで飛び降り自殺していることです。同映画では、沖雅也さん扮する戦闘機パイロットは、政府によって殺されるも自殺したことにされてしまうのです。


沖雅也さん
黄色いジャージ姿で飛び降りたと言われているが・・(関連記事を参照)

この映画、何やら含みが非常に多そうです。最近においても、三浦春馬さん、竹内結子さんの二人の俳優さんたちが自殺するというケースを私たちは目にしています。

 関連記事:三浦春馬の死とカネ恋の呪い 

エヴァンゲリオンの元ネタ

熱烈なエヴァファンなら既にご存知かと思いますが(私は違いますよ)、ヱヴァンゲリヲンのセリフにしょっちゅう登場する

 「パターンブルー、使徒です!」(BLOOD TYPE:BLUE)

 

はこの映画の英語タイトルが元ネタになっているようです。一般的には庵野秀明アニメ監督による岡本喜八監督へのオマージュと解釈されていますが、このコロコロ祭の最中に敢えて「シン・エヴァンゲリオン」を公開してきた事実を鑑みると、ある種の計画に基づいて上映プランが立てられたとも考えられるのです。

いずれにせよ、あらゆるメディア作品が一つの大衆洗脳戦略の下で、計画的に配給されているのは間違いなさそうです。

 関連記事:シン・エヴァンゲリオンの呪い 



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