先日投稿した(新)ブログ記事「映画に予告された123便事件」では、123便事件が発生した1985年8月12日の前月7月に、同事件を予告していると思われる2つの映画(同時上映)が公開された事実について述べています。
同記事では、菊池桃子さん主演の映画「テラ戦士Ψ BOY」をメインに説明していますが、ここでは同時上映されたアニメ映画「エリア88」のシーンを見て行きます。
シーン1:この映画はパリで始まる
シーン2:ターゲットは大和(日本)航空
シーン3:強調される街灯 → Ψ → 三叉鉾 → 八咫烏・海軍
シーン4:パリ・ドゴール空港を飛び立つジャンボジェット
シーン5:テルアビブ(イスラエル)に向かって飛行する大和航空のジャンボジェット
「翼の付け根に2つの爆弾が仕掛けられた」
シーン6:窓辺に現れる戦闘機(イスラエル製IAIクフィル)
「これはハイジャックではなく暗殺計画なのだ」
シーン7:最後に登場するトリコロール (戦闘機のナビゲーションライト)
以下2シーンは上記(新)ブログ記事で既出ですが、ここで改めて掲載します。
シーン8:照準に捉えられた大和航空のジャンボジェット
シーン9:救命バッグに刻まれた番号「182」→ 8月12日
主人公の駆る機体は墜落するも一命は取り止めた
読者さんはこれを見てお気付きでしょうか?舞台設定としてジャンボジェットと戦闘機が登場するのはもちろん、架空の航空会社の名前が「大和航空」であり、そのロゴマークに鶴が描かれていることから、明らかに日本航空を意識しているのが分ります。
そして「Ψ」(プサイ)に似せた街灯の強調的描写はもちろん、「テルアビブ」「IAIクフィル」などイスラエルを連想させるキーワードは、同時上映された「テラ戦士Ψ BOY」に脈略なく登場した謎の合言葉「ディラスポーラ」の連動として捉えることができます。
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これだけでも123便撃墜計画の予告映画と断定するには十分なのですが、これを単なる過去の出来事として漫然と傍観できないのが、シーン1・4・7なのです。冒頭の舞台がパリで始まるアニメ映画が最近ありませんでしたか?
画像:2021年3月公開のシン・エヴァンゲリオン冒頭シーン
また、最後がトリコロールで盛大に締め括られたイベントが最近ありませんでしたか?
画像:2021年東京オリンピックのフィナーレ
どうやらパリ・エッフェル塔・トリコロールは何か普遍的なシンボルと考えられ、最近になってこれらがメディアに頻出し始めた状況から、37年前の123便撃墜計画に類似した世界規模の大計画が再び画策され、既に実行体制に入っていると私は分析するのです。
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以上は映画の描写に基づく分析ですが、この映画で何より注目すべきなのは次のセリフでしょう。
「これはハイジャックではなく暗殺計画なのだ」
それでは、現実に起きた暗殺計画とは何か?それこそが「テラ戦士Ψ BOY」の中で、囚われの身となった宇宙生命体「BOY」の別称で比喩されている
昭和天皇の暗殺
を示唆していると結論付けられるのです。
映画と現実:もう一つの共通点
エリア88の主人公で戦闘機パイロットの「風間真」が普段操縦する愛機は、米国ノースロップ社製のF5Eタイガーです。そのF5Eの水平尾翼と思われる破片が、123便遭難現場を撮影したビデオに映り込んでいたのです。関連記事:そしてミサイルは発射された(16)
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