先月最終回を迎えた鹿の子アニメ(*)ですが、訳の分からない「〇ソアニメ」と柄にもなくディスっていた私も、今では
何と分かり易いアニメなんだ!
と評価を大きく変えています。もっとも、普通に鑑賞しても訳が分からないこと自体は相変わらずで、あくまでも「見方を変えれば」とお断りしておきます。
*正式タイトルは「しかのこのこのここしたんたん」
このアニメにおける古代史的アイテムの活用度はなかなかで、それもあって(神)ブログ記事「鹿と大船と祓祝詞」を上梓することになったのですが、ここまで書いておいて、次のカットを放って置く訳にもいかないでしょう。
セントくんに完膚なきまでぶちのめされる鹿の子
(C)おしおしお・講談社/日野南高校シカ部
以上は最終回第12話からのカットなのですが、まあ、相変わらず何がなんだかの展開ではあったものの、このアニメの真意を見事に表現した、ある意味感動的なラストシーンでもありました。
以前の記事「角娘の降臨」では、このアニメでは、角の形状を模した少女キャラが多く登場していることを指摘しており、それがおそらく
少女神
を表すものであるだろうとしました。
「少女神」については(神)ブログで何度も説明してきたので詳しくは省略しますが、古代日本の政(まつりごと)において重要な役割りを果たしていた女性シャーマン兼皇后、そして
王権継承者
であるとお知らせしてきました。
これを予備知識として知っていると、巫女集団のボス(皇后)を象徴する鹿の子がセントくんにボコボコに殴られるという、ある意味女性虐待的なシーンにはそれ以上に深い意味が込められているのが分ります。
セントくんは、鹿の子と同じ様に頭に鹿の角を生やした奈良県のゆるキャラ(緩くないけど)で、その顔と衣装のデザイン~が示すように、仏教の神様を表わしているのは間違いありません。
すると上のカットが示す意味は極めて明解に理解出来るのです。
仏教が少女神を駆逐した
古代日本における少女神による女系王権継承が、いつどのように失われていったのか?それは、少女神についての考察を続けてきた上で大きな謎だったのですが、このカットは見事にそれを説明しているのです。
要するに、1500年前にはただの新興宗教でしかなかった仏教が、それ以前に数千年の平和社会を築いていた女系王権による日本社会を破壊したと読めるのです。
* * *
「仏魔」というワードがあるように、一見平和の象徴のように見える仏教にも、歴史的には暴力的な一面があったことを、見逃してはなりません。
ただ、この様なアニメシーンが現在もまだ見られるということは、日本の宗教界を数で牛耳ったと思われる日本仏教界も、心の奥底では日本古来の少女神の復活を恐れている、あるいは、この少女神システムは現在もまだ仏教勢力の管理下で密かに運用されており、それが露顕するのを恐れているとも取れるのです。
そうでなければ、同上(神)ブログ記事を解説したメルマガ最新号にこんな反応は示さなかったでしょうから。
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