1979年の初代ガンダム以来、多くの派生作品を生み出してきたアニメ、ガンダムシリーズですが、初回作品の印象があまりに強かったせいか、その後に登場したシリーズ作品には全く興味が持てませんでした。
そんな私が、2025年の今になってシリーズ最新作「Gundam GQUuuuuuX」(ガンダム ジークアックス)全12話を完全視聴してしまったのは自分でも驚きです。
とにかくこの作品、初代ガンダムの設定組み換え、ストーリー的に言えば初代作品で描かれた世界とは違う、平行世界で起きている事象を物語にしているのです。
例えば、ホワイトベースがジオン軍の宇宙戦艦になったり、肝心のガンダムをシャーが操縦したりと、モビールスーツや登場人物が同じでも、状況が初代作品のものとは逆転しているだけなのがオールドファンにとっては妙に取っつき易かったのです。
もちろん、そういう平行世界が誕生した理由などは最終話で説明されるのですが、ネタバレになるのでここでは語りません。私が気になったのは、この最新シリーズで登場した新キャラクター
アマテ・ユズリハ(愛称マチュ)とニャアン
の二人の少女なのです。

アマテ・ユズリハ(マチュ)とニャアン
※セブンイレブンのアイスを4個奮発しておまけをゲットしました!
「二人の少女」というパターン化されたアニメ設定が頻出している点については、これまで幾つか事例を取り上げてきましたが、どうやらこの作品にも同じパターンが組み込まれているようなのです。
そこで、まず登場人物の命名から分析してみましょう。
■アマテ・ユズリハ

「アマテ」は日本神話の太陽神「アマテラス」を連想させますが、私がより注目したのは「ユズリハ」の方です。
ユズリハはなんと言っても植物の「杠」(ゆずりは)を一番に想起させます。

杠(Wikipediaから)
杠の木には面白い性質があり、それは、春になると古い葉を全て落として入れ替わるよう新しい葉が生えてくるという点なのです。もしもこの植物を意識してネーミングが決められたのなら、その意図はいったい何なのでしょうか?
この特異な性質、別の言葉で言い換えるなら
リセット
と言えなくもありません。
2,3年前のコ〇ナ禍だった時、リモートワークだのLGBTQだの、世の中全体がそれまでと生活様式が変わってしまう世界、すなわち
グレートリセット
が叫ばれていたのは、今でも記憶に新しいところです。
■ニャアン

「ニャアン」と発音すると、まるで猫の鳴き声みたいですが、これを一旦ローマ字表記にすると次の様になります。
NYAAN
これにさらにアナグラム(文字の並べ替え)処理を施し、無音の「H」を加えてみます。
NYAAN → ANNYA → [H]ANNYA → 般若 → 鬼女
おっと、ここでまたいつものパターン、角のある少女の意味が出てきますね。鬼女とは鬼道を使うもの、すなわちシャーマン的能力を有した巫女的女性を指していると考えられます。これについては過去記事でさんざん触れているので確認してみてください。

SPY×FAMILYのアーニャ(ANYA)
しっかり角がある。ニャアンもアーニャも特殊能力の持ち主(ニュータイプ)と言う設定
■二人の少女について
「アマテ」を天照(あまてらす)と解釈すると、女王あるいは皇后の意味が付与されますが、以前から「二人の少女」は「二人の皇后」に通ずると(神)ブログでは説明を繰り返しています。
この場合、一人は表に登場する正皇后、もう一人はシャーマン的役割を担う影の皇后(=少女神)を意味しています。
すなわち、正副の二人の皇后が揃った時に初めて皇后としての存在が顕現されるということなのですが、私は古代期の天皇制はこのような「二人の皇后」が制度化されていたのではないかと見ているのです。
そして、どうして「二人の皇后」が「グレートリセット」に通ずるのか、これについては、二人の皇后が関与する古代祭祀と何か関係するのであろうと今はそれしか言えません。
■マチュが意味するもの
アマテ・ユズリハの愛称「マチュ」については、ローマ字表記に変換しても特に意味らしい意味は出てきません。さすがにこれは無関係なのかと思いきや、ハングルに変換するとそれらしい意味が表出してきます。
マチュ → 마주(向き合う)
たまたま、そんな意味だったのだろうと思われる方が多いと思いますが、実はこの「向き合う」という言葉は、次の画像と大いに関係して来るのです。

シュメール文明の円筒印章
この印章が出土したのは、イラクのワルカ市。古名はウルク市ですが、粘土板にはウルク市について
ウブ・ウ・ムン・キ = 対面・七・市
のように書かれており、特にウブには男女が相対する意があり、総意としては「七枝樹を挟んで対面する女王キと王ハルを守護する街」と読めるので(*)、女王であるアマテが王と相対している、すなわちマチュ(向き合う)しているという言葉の関連性に、シュメール文明の遺物を介してではあるものの、偶然だと無視できない何かを感じるのです。
*川崎真治著「日本最古の文字と女神画像」から
ここで登場する王に該当するキャラとしては、二人の少女が追いかけるガンダムパイロット「シュウジ・イトウ」が一番に考えられますが、何故かこのキャラは日本人の男性名そのものなのが気になります。

シュウジ・イトウ
伊東市を含む伊豆半島の相模湾沿岸地域は、(神)ブログで取り上げている「少女神」と非常に関係が深い土地であり、同ブログをこれまで読まれた方ならば、123便事件に関係する下田市の伊古奈姫神社、及び三浦春馬さんが出演したドラマ「金の切れ目が恋の始まり」の最終回(第4話)で何故か舞台にこの地が選ばれたことをご記憶だと思います。
(神)ブログでは少女神の歴史的解釈からその意味に迫っていますが、このアニメで選択された男性キャラのネーミングも、どうやら偶然決まったとは言えなさそうです。
* * *
以上、二人の少女キャラを中心に登場人物についてざっと眺めましたが、これを書いていて、このアニメは古代史的分析が更に必要であることを再確認しました。
物語に出てくる特殊用語として、ガンダムの起動システム?「アルファサイコミュ」・「オメガサイコミュ」が出てきますが、これは聖書に登場する「アルファからオメガへ」にも通じます。また、英文表記のタイトルの綴りにどうして「u」を6回重ねる必要があったのか?
実は、この6重綴りには次のアニメも関連して来るのです

例の五つ子アニメ
そして何より、額にビンディを付けたインド人風の少女キャラ、「ララァ」についても触れない訳にはいきません。そういえば、ちょうど放送の終盤頃にインド航空機が、本国で墜落事故を起こしましたね。当然これも関係してくるのですが、より細かい分析は別の機会に譲ることにしましょう。

ララァ
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