(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

アナログハックされた社会

※この記事は、1月24日付の(新)ブログ掲載「Princess Princess」の補足内容を含みます。

本題に入る前に下の図を見てください。あなたは今、ビルの中でお手洗いを探しているとします。廊下の突き当りに次のような案内が出ていたら、あなたはどちらの方向に進むでしょうか?

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当然、突き当りを右に進むはずです。では、この案内が次のような案内だったらどうしますか?

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どちらに進んで良いか困りますよね。我慢できない時などは、こんな案内表示を掲示した責任者に対して腹を立てるかもしれません。

しかし、考えてみてください。行き先を決定する要素とは、矢印が示すただの形なのです。私たちはこれまで、矢印が方向を表すと明確に教わったことがあるでしょうか?そして、矢印を見た時に、その矢印の意味をいちいち意識しているでしょうか?また、どうして反対側、つまり矢の頂点とは逆の方向が進行方向であってはいけないのでしょうか?単なる定義の問題なら、どんな形でもその意味を付与することができるはずです。

少なくとも、多くの場合、人は形や記号に意味を付託して、その意識的な解読プロセスを省略してしまう傾向があるようです。それを逆手に取ってエンターテーメント化したのが手品ですが、タネの分からない手品とは、それを見る人にとって魔法や魔術と区別が付きません。初めに「手品」と聞かされているから安心して見ていられるだけとも言えます。

その特性故、形、あるいはシンボルは人の心理傾向や行動を規定する力となります。これを、社会という開放された空間で行使すれば、群集をコントロールする強力な道具となり得ます。そして、長い歴史の中で、そのようなノウハウが蓄積されてきただけでなく、マスメディアや通信コミュニケーション技術の発達で、極めて短時間に「群集心理の自覚なき操作」が可能になったのが現代社会とは言えないでしょうか?

その形・シンボルによる人間心理の操作原理について、興味深く描かれていたのが2年前のアニメ作品「Beatless」です。原作は同題の小説ですが、残念ながらまだそちらは読んでいません。この作品の中では、個人・集団を心理操作する行為を

 アナログハック

と呼び、直接電子制御できないアナログ生命体(人間)を一定方向に誘導するため、形・シンボル、言葉などを組み合わせて巧みに人間を操作しようとする超高度AIについて触れられています。

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Beatless (C)Satoshi Hase / monochrom
キャラデザインにより視聴者は登場人物(またはHIE)の性格を無意識に規定している。これもまたアナログハック

あくまでもストーリー上の展開ですが、その超高度AIが、過去に人間が創造した全ての造形物をコレクションし、人間の行動心理を分析していたという描写には、ビッグデータが解析可能になった現在のAI技術に通じるものがあり、実は社会の統治機構側では先行してとっくにこの技術を応用しているのではないのか?(*)、という危惧すら覚えました。

*同作品に登場した超高度AI「ヒギンズ」は実在し、かなり前から同名で現実社会に投入されているようです。私たちが知らされる科学などというのは、先行科学からすれば何10年、何100年も遅れたものだと認識するべきでしょう。先行科学は、今の私たちが見れば、魔法・魔術・オカルトと大差なく、それは、スマホを初めて見せられた江戸時代人の心を想像すれば理解できます。このテーマについてはまた別稿で述べたいと思います。

1/27/2020 追記
改めて同作品を見たところ、ヒギンズが収集していたのは絶えず世に出される新製品であり、過去の造形物とは言っていませんでした。しかしながら、形状データを取り続けるのは、人の思考の変化に素早く対応するためであり、人の思考と形状の関係をヒギンズは常にモニターしているという点では本文の主旨に大きな修正はありません。


呪詛と地上絵、風水
さて、冒頭の(新)ブログ記事について、新たに解析図を作ってみました。

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Princess Princess 解析図


元記事はそもそも関係者向けなので、細かい背景説明については省略させて頂きますが、今回注目頂きたいのは、☆印の地点が鉄道路線が重なる場所、また、それらによって囲まれている場所にあることです。

加えて、上方の☆のすぐ近くには「昭和」沼があるのですが、風水的に解析するとここが関東平野の龍穴(りゅうけつ)となるのが分かっています。風水において、龍穴とは蓄積されたエネルギー(科学測定されるような物量的なものではない)が地上に現れるポイントですが、どうやら、埼玉県大宮以北の鉄道路線網はこの龍穴に対して何らかの操作を働きかける地上絵として設計されているようなのです。

もちろん、それだけではただの絵図でしかないのですが、冒頭の矢印の例えの様に、人は無意識に線上に方向を見出そうとします。線路上には電車(汽車)が上下走っていますし、人は車両の移動についても幼い頃から学習してますから、無意識の内に線路図の線に両方向の流れを見出してしまいます。

その流れこそエネルギーの流れであり、「昭和」「Princess」「Princess」の各点は、流れを制御する弁のようなものであると考えられます。弁の開閉は、例えばメディアで「昭和天皇」の話題を提供し、その内容に刺激された群集心理のリアクションの持つ方向性でコントロールするなどの方法が考えられます。

以前、心とは情報であり、心が決定することで行動(仕事)が生じる、すなわち心(情報)とエネルギーは原理的に等価であると説明しましたが、言葉と形・シンボルで人の心理が操作できるとなると、人の集団は巨大なエネルギーの塊となるのです。そして、それを効率よく分配するのに、誰もが知る人物、誰もがその存在を知る巨大形状物がシンボルとして必要となります。すなはち、前者は天皇や政治家・芸能人、後者は鉄道や高速道路などがそれに該当します。

もちろん、この辺の話になると私たちが知る一般科学の方法論を大きく逸脱し、既に証明にはならないのですが、私の考える先行科学とは、おそらく人の心理的相互作用までを包括した科学体系を有しており、現在私たちの目には、坊主、神主、霊能者と映る、人の心を商売にしたちょっと胡散臭い職種の稼業がそれに該当するのではないかと考えられます。呪詛とはそれらの職業人が使う心理操作マジックの一つで、手品と違うのは、最大の効果を引き出すために、時に平気で人や動物の命を奪ってしまうところにあります。

123便昭和天皇、そして知られざる2人のPrincess。分かっているだけで500名以上もの犠牲者を出した、日本、いや世界最大級の123の呪詛仕掛けに、尊い命が捧げられていないはずがないのです。そして、それだけの大仕掛けを講じていったい何をしようとしたのか、それが問題なのです。


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