(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

迷惑な緊急地震速報(2)

前回の記事「迷惑な緊急地震速報」では震度4程度で緊急地震速報を出さないでほしいとお願いしたばかりなのですが、性懲りもなく同じことをやってきました。ホント迷惑なので、その程度の精度なら予測サービスは全面見直して頂きたいと思います。

NHKさんに至っては、岐阜支局、松本支局から現地レポートを取るのはよいのですが、

 岐阜支局アナ「私個人は揺れを感じなかったのですが・・・・」
 松本支局アナ「私個人は揺れを感じなかったのですが・・・・」

そして、震度4を観測したとされる岐阜県高山市の職員とのやり取りでは

 全国放送アナ「何か被害の一報など入ってますでしょうか?」
 高山市職員 「今のところ建物の被害や怪我人などの連絡はありません」

などのやり取りを、のんびりとした高山市内の道路風景を生中継しながらやっているので、いやはや何とも間が抜けているじゃぁありませんか。そんなに大災害が起きてほしかった、あるいは、起きるはずだったのでしょうか?

危険に関しては少し大袈裟な位の警告も良いと思いますが、大袈裟過ぎると今度は迷惑なばかりか、報道の信用自体を失うことになります。コロナ騒動に関してもそうですが、事実をしっかりと押さえた、冷静な報道を今後はお願いしたいと思います。さもないと、報道番組の全てがお笑いと区別つかなくなるので。

■5月19日の飛騨地方地震の特異性
しかしまあ、本日(令和2年5月19日)の地震に関してはちょっと特異な一面もあるので、NHKさんが慌てふためくのも少し理解できる面もあります。日本気象協会(tenki.jp)に掲載されていた20:15分まで今日の地震データを見やすくしたので、それを以下に掲載します。

f:id:adoi:20200519225114p:plain画像1:令和2年5月19日の地震(緊急地震速報が出たもの)

岐阜飛騨地方を中心に、ほぼ同地域で弱いもの含め40回も地震が発生してるのだから、そりゃ何かあるとは思いますよね。

しかし、慌てる前にどんな場所で地震が多発しているのかを冷静に見てみましょう。

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画像2:地震フォッサマグナ糸魚川-静岡構造線上で起きている

図を見れば分かるように、今回の地震フォッサマグナの西端、糸魚川-静岡構造線上で起きているのが分かります。フォッサマグナについては、かつて何度か記事にしましたが、今回の地震を簡単に説明すると、「フォッサマグナとは何か」という問題と密接に関わっていると言えるかと思います。

最近同エリアで低空飛行する米軍機が多数目撃されている事実。そして、35年前に日本航空123便が同エリア内で遭難した件、私が昨日、神奈川県の伊勢原に調査へ向かった件も、今回の地震と無関係ではありません。

詳細を説明するには、前段階の情報がまだ提示できてないので今回は省略するしかありませんが、フォッサマグナとは磁場や重力異常が起きるエリアだと覚えておくと良いでしょう。

今後、フォッサマグナの構造線上、あるいは領域内で同じような頻発地震が起きる可能性は高く、それなりに注意は必要かと思います。よほど危険な時はこのブログでも警告を出しますが、今回の地震についてはそれほど心配はないと私は予測しています。

もしも、気象関係者の方が真剣にこのエリアの地震予測を行いたいとお考えなら、ご相談に応じるのも吝かではありません。しかし、その場合はそちらが秘匿している情報を全て提示して頂くのが条件となります。

あまり期待もしてませんが、一応その様に書き残して今回の記事は終わりにいたします。
 参考:
  ・改めて問う、横田空域とは何なのか?
  ・米軍機は突然現れる
  ・アルプスに残る海地名の謎
  ・The Door to the Place (ここもフォッサマグナ内)
  


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