(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

暗号報道にみる123便事件(2)

[2017.08.21 本文中に追記があります]

前回の記事で暗号報道について記述したついでに、2年前の2015年8月12日も、123便事件関連の暗号報道が出されたことをお伝えしておきましょう。まず以下の記事をご覧ください。

2015年8月12日 18時45分 

伊計島沖合い 米軍ヘリ墜落

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12日午後1時過ぎ、アメリカ軍のヘリがうるま市伊計島の沖合いに墜落しました。映像では、艦船の上に大破した機体が確認できます。

第11管区海上保安本部などによりますと、12日午後1時過ぎ、アメリカ陸軍所属のヘリUH‐601機が、うるま市伊計島の沖合いおよそ14キロの海上に停泊していた艦船に墜落しました。機体には乗員17人が乗っていて、このうち7人が負傷しましたが、午後4時ごろ、全員がアメリカ軍に救助されたということです。

アメリカ軍の動きを監視する市民団体、リムピースによりますと、ヘリが墜落した艦船は、アメリカ陸軍と海軍共用の大型貨物輸送艦、「レッドクラウド」と見られていて、11日釜山を出港して、沖縄について間もないとみられます。ヘリは、艦船に着艦しようとした際に墜落したとの情報も寄せられています。

(動画掲載略)

引用 琉球朝日放送 http://www.qab.co.jp/news/2015081269462.html

 また、以下は、昨日出された本件に関する続報です。

「原因は誤操縦」 15年

毎日新聞2017年8月18日 西部朝刊

防衛省は17日、沖縄県うるま市沖で2015年8月に米軍ヘリコプターが米艦船の甲板上に墜落した事故について、訓練中にヘリの操縦士が操作手順を誤った過失が原因だと米軍が結論付けたと発表した。部隊内で訓練の手順を再確認するといった再発防止策を講じたと米軍から説明を受けたことも明らかにした。

 事故は15年8月12日午後1時40分ごろ発生。発表によると、米陸軍特殊作戦航空部隊所属のMH60ブラックホークから艦船「レッドクラウド」甲板への搭乗員の降下訓練中、ヘリが左舷から船首の上方に移動した際、回転翼がマストのはしごに接触して墜落。訓練に参加していた陸上自衛隊の2人を含め7人が負傷した。

 米軍は「ヘリの機体自体に事故の原因となるようなものは確認されなかった」とした。
引用 毎日新聞  https://mainichi.jp/articles/20170818/ddp/041/040/008000c

■暗号報道であることの確認

これらの記事が123便絡みの暗号報道であることは、今年と同様、8月12日その日に航空機事故に関連して出されていることからほぼ明らかなのですが、今回は数字の分析も交えてその確認をしてみます。

まず、最初の報道文面から、「14キロ海上」「乗員17人」を取り出します。次に、2番目の報道でわざわざ強調している「15年(2015年)」を取り出します。ここで、10の位の数字「1」は全数に共通していることから、これはピックアップ用のサインとみなし、各数から取り外します。次に、残りの数字「4,5,7」を小さい順から並べてその差を観察します(画像1)。

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画像1:数字解読の一例

すると、ここから「1」「2」「3」の数字が読み取れます。すなわち「123便」のことを指すと考えられます。今回の場合はこれだけでも、ほぼ確定とみなせるのですが、何か数字を作り出そうと四則演算を駆使すれば、いくらでもこじつけはできてしまうので、この他にも複数の関連数字が隠れていないか調べるのが通常の確認手続きです。


■暗号報道の意味するもの

大事なのは、暗号が示す意味です。実は、この暗号報道は、関連ブログ「(新)日本の黒い霧」で2015年同日午前8時8分に掲載された「JAL123便墜落事故-真相を追う-あれから30年、真実が語られる時」に呼応した内容であることがわかっています。私が書いてる本人ですから、以上のような面倒な分析をしなくても、報道タイトルを見ただけで、「何か言ってきたな」と気が付きます。

まず一つに、同日のブログ記事に問いかけとして出した「NE128」なる血文字の意味。その意味について、暗号発信元は既に答を得ているとの意を明確に示しています。それは最初の記事の冒頭「アメリカ軍のヘリがうるま市伊計島の沖合いに墜落しました。」という文面に埋め込まれています。説明材料がまだ充分に提示できていないため、この暗号文面の解説はここまでとしておきますが、興味がある方は、この暗号の解読にチャレンジしてみては如何でしょうか?

二つ目はこれらの報道に書かれた文面、特に「訓練に参加していた陸上自衛隊の2人を含め7人が負傷した」の部分に秘められた含意です。この部分に関しては、報道当時も自衛隊が米国軍の特殊部隊と合同訓練をしていたことに様々な批判や議論がなされましたが、私からみればどうでもいいことです。何故なら、世界の軍事は皆お友達なのですから。軍事は軍事で一つの世界があり、ソ連時代のロシアとですら自衛隊は合同訓練をしているのです。冷戦時代、国際軍事評論家のB氏が諜報活動をしていた時、西側諸国の諜報員と共に偵察機に乗り込み、中国の軍事基地を空中偵察したことがあるそうですが、その偵察機が離発着したベースキャンプは何とソ連領内(現ロシア)だとか。その時々によって親密度合の変化はあるかもしれませんが、概してそんなものなのです。

話が脱線しました。前項の文面に書かれた表意は「米兵と自衛隊員が共に傷ついた」であり、この報道が123便事件に関する暗号報道であることから、これをそのまま123便事件に適用すると

 123便事件当夜、日米兵士が共に傷ついた

となります。これは、私たち調査チームが現地で発見した、夥しい米軍機破片や自衛隊機の破片、軍用品などから、123便の乗員乗客以外にも多くの軍関係者が死亡した(推定500人前後)であろうという仮説に合致するものであります。

この他に「レッドクラウド」という米軍貨物船の船名、これを直訳すると「赤い雲」となりますが、ほぼ同意として「茜雲(あかねぐも)」と訳せます。123便事件の遺族会、8・12連絡会が同年8月10日に出版された同名の本のタイトルを指していると考えられます。これは、暗号報道であることを示すもう一つの符牒。加えて、このキーワードには、123便関連でよく話題になる「オレンジ色」の真相についての答が含まれています。それについては、やはり説明材料が未だ出されておりませんので、解説を後発の記事に譲りたいと思います。

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画像2:「茜雲」 8・12連各会編 
    引用 Amazon Japan

 

 * * *


最後に数字の暗号例を、もう一つ。数字「14」と「17」それぞれの両桁を足し合わせるとどうなりますか?
 1 + 4 → 5
 1 + 7 → 8
出てきた両方の数字を並べると「58」。これはおそらく雫石で墜落した全日空58便を指しているのだろうと推測され、123便事件との関連を示しているとも考えられます。

[2017.08.21追記:この他に「陸上自衛隊の2人を含め7人が・・」の数字の部分。これを「7に2が含まれる」と単純化し文意をそのままに表現を変換すると「7の内に2がある」となります。これを数字を用いて再表現すると「777777772777777777…」となります。私はこれを、雫石上空で自衛隊機と空中衝突して墜落したとされる、全日空58便の使用機種、ボーイング727型機を指すのではないかと推察します。もちろん、この暗号報道に58便のことが触れられているだろうとの予備知識がなければ、このような発想にはなりません。この復号が正しいかどうかは、もちろん、全日空58便墜落事故が事件であると検証出来た時に証明されるものです。ともかく、暗号発信元は58便との関連を強く示唆しているようではあります。]

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画像3:全日空ボーイング727型機

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画像4:事故から47年、今年になってなぜか航空自衛隊が慰霊祭に公式参列
    (クリックして拡大)

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画像5:慰霊祭参列風景(本年7月30日 雫石町慰霊の森にて撮影)

暗号発信元は、伝達内容の理解の保証までしてくれませんから、その推察が正しいかどうかを検証するのは全て受信者側です。そして解読内容を確定させるのは、現地・現場における地道な調査でしかありません。

逆に言えば、地道な調査こそ主であり、暗号報道は副、参考以上ではありません。私は、訳知り顔でこのような情報を出してくる秘密機関には、時に不快感を感じることもあります。先方は、おそらく圧倒的な情報処理能力を誇示されたいのだと思いますが、日本国民の誰もが知る都内某所、その地下深くに作られたペンタゴン顔負けの超並列コンピュータルーム、そこの統括技術官が私の近所に住む妙齢の女性だという情報にも、やはり驚かれないのでしょうね。


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