(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

なんちゃって台風15号

先月22日に、不思議な動きを示した台風12号についてお伝えしました。

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台風シーズンでもありますし、そろそろ次が来ても良さそうと思っていたところ、やって来ました、台風15号のペイパーさんです。災害が起こりそうな時に俄然張り切り始める政府や気笑庁さん、一昨日の3日には政府らしい気概を既に見せてくださってます。

坂井特命大臣

その台風15号、昨日の報道でも九州から関東まで、日本の太平洋側を横断し、それに伴い大雨を降らす、そしてここ数年の気象キラーワードとなった「線状降水帯」が発生する恐れがあると、各報道は再三警告してました。


(以下略)

YAHOOニュース(山陽放送) https://news.yahoo.co.jp/articles/1fb38c4353dcaa8b49401c063eb97cb980e95106

うーん、どうして台風がやってくると「線状降水帯」なんでしょうね?このキラーワードが使われ始める前なんで、台風がくれば暴風に大雨なんて当たり前だったのに、最近になって表現を変えたということなのでしょうか?

線状降水帯って、同じ場所で積乱雲が次々に発生する状況を指している、つまり、地表のある一点で他所より高い熱エネルギーが集中すると言う事ですよね?そんな不自然な状況が本当に予想できるのでしょうか?「発生するかもしれない」ではなく、まずその集中状況がどうして起こるのか、それが分っていなきゃ予報も何もないと思うのですがいかがでしょうか?

「台風が来ている、大雨が降るかもしれない」それくらいの予報なら子供でもできると思うのですが、もしかして気笑庁さんは線状降水帯発生の原理をわかっていて言わないだけのでしょうか?

さて、ペイパーの進路予想、そして天気図を見ると少々首を傾げてしまう事実が見えてきます(参照:tenki.jp)。


ペイパーの進路予想(4日現在)


日本付近の天気図(5日現在)

何がおかしいって、ペイパー君は南からほぼ真っすぐに北上して来て、豊後水道で突然東進を始めますよね。これって冒頭の台風12号と動きが同じです。不思議なのは、こんな急な方向転換をした時は、気笑庁さんは必ず

 偏西風に乗って!!

と大声を上げてたはずなのに、私が見聞した限りでは今回はそういう表現はしていなかったようです。

以前から、私が「必殺!台風ドンブラコッコ」」と呼ぶ珍現象、すなわち台風が偏西風に流されるとやらの物理メカニズムをちゃんと説明してほしいとブログ記事でお願いしていたのですが、12号の時も今回も、説明抜きの

 シカト

で切り抜けるとは、気笑庁さんもお笑い団体としての風格が増してきたようですね。

そして、天気図の方をみると、台風の進路上には3方向に高気圧が控えているのに、何故か台風の動きを止めるあの必殺技

 必殺!高気圧ブロック

が発動してません。しかも、ペイパー君は速度を上げて日本の東海上に抜けていこうとしてるとか。

まあ、普通に考えれば超低気圧の台風が高気圧に押し負けるなどという物理現象はあり得ないんですけどね。そこは気象喜劇団気笑庁の面目躍如といったところでしょうか?

しかも、この天気図を見ると中心気圧が1000HPaと高く、これで本当に23m/sの暴風域ができるのかよと疑うレベルです。台風の定義としては17m/sの暴風域があればそう呼んでも良いらしいのですが、ペイパー君が私の住んでる地域の近くを通過した時、確かに多少強く雨は降ったのですが、風については物が飛ばされるような台風を思わせる強風はほとんど吹きませんでした。

うーん、ペイパー君って本当に台風だったんですか?妄想ですが、私は低気圧帯に線状降水帯を巧みに散りばめた

 なんちゃって台風

と呼ぶのが相応しいと思うのですが、どうでしょうか?

この台風もどき、ところどころで物損等の被害は出したようですが、結局大災害のレベルにはならず、政府や気笑庁さんも悔しがったほっと息を吐いたことでしょう。

今回の被害が小さいものであったことのお礼に、近々神社にお参りに行きたいと思っています。


この写真に特に意味はありません(本当です)



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