(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

やっぱり謎だらけのコロナウィルス

前回の記事「毎日煙草でコロナ知らず」では、喫煙者はなぜかコロナに罹りにくいというデータがフランスの医療機関で発表されたという話題を出しました。

フランスのル・モンド紙は基本的に政府体制寄りで、積極的に「コロナ恐い」報道が多いところです。そこがわざわざ風変わりな記事を出してきたことが、実は注目点の一つなのです。

さて、それに加え、中立的とは言えやはり「コロナ恐い」派のニューヨーク・タイムズ紙が「コロナの謎を」口にし始めました。原文はかなり長いのですが、一部を省略し和訳してみたのでそれを読んでみてください。

この記事で注目なのは、感染者数が国毎にバラつく謎について、各国様々な研究報告を取材し、あれこれ理由を示しながらも、その結論が

 結局よく分からない

と、結んでいることです。そしてもう一つ、日本のケースを複数引き合いに出していることです。

私は、日本のカルト勢力が主導したウィルスによる「第4計画(世界滅亡計画)」がいよいよ綻びを見せ始めた兆候であると、これを捉えたいと思います。

 

Covid-19の謎:なぜこのウイルスには猛威を奮う場所もあればそうでない場所もあるのか?

専門家は、コロナウイルスがなぜ気まぐれなのかを解明しようとしています。 この答こそが、私たち自身を守るベストな方法と、それにどれだけの時間を費やす必要があるかを決定するでしょう。

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イランとの国境を接するズルバティヤのイラク国境警備隊。 反対側は、中東最大のウイルス震源源がある。 一方、イラク側の発生ケースは比較的少ない。ニューヨーク・タイムズ紙アイバー・プリケット提供。

ハンナ・ビーチ、アリッサ・J・ルビン、アナトリー・クルマナエフ、ルース・マクリーン共同執筆

コロナウイルスはイランで非常に多くの死亡者を出し、国が大量の埋葬をすることになりましたが、隣のイラクでは、死者数は100人に満たないのです。

ドミニカ共和国では、7,600例近くのウイルス感染が報告されていますが、国境を跨いだだけのハイチでは85例を記録するのみです。

インドネシアでは、数千人がコロナウイルスで死亡したと考えられていますが、近隣国のマレーシアでは、厳格な都市封鎖により死者は100人程度に抑えられています。

コロナウイルスは地球上のほとんど全ての国に見られましたが、その影響は気まぐれなようです。 ニューヨーク、パリ、ロンドンなどの世界的な大都市は壊滅的な打撃を受けており、一方、バンコクバグダッドニューデリーラゴスなどの活気あふれる都市は、これまでのところ大部分が難を免れています。


なぜこのウイルスがある場所では猛威を奮い、他の場所では比較的影響が少ないのかという問題は、多くの理論と推測を生み出したパズルですが、決定的な答は見つかっていません。 この知見は、各国がこのウイルスにどのように対応するか、誰が危険にさらされているかの判断やいつ外出すれば安全かを知る上で、深い意味を示しているのかもしれません。

人口統計、これまで観測された諸条件、および遺伝学的な差異が感染現象の幅広さにどのように影響を与えるのか、これらの調査がすでに世界中で何百も研究されています。


サウジアラビアの医師達が、遺伝子の違いがサウジアラビアで発生したCovid-19のさまざまな重症度レベルを説明するのに役立つかどうかを研究している一方、ブラジルの科学者達は遺伝学とCovid-19の合併症の関係を調べています。 複数の国のチームが、一般的な高血圧薬が病気の重症度を悪化させるかどうか、特定の結核ワクチンでその逆の結果を得られるかどうかを調査しています。

暑い気候と若年人口比率の高い多くの発展途上国は最悪の事態を脱しており、気温と人口統計が要因となる可能性を示唆しています。 しかし、ペルー、インドネシア、ブラジルのような国々、感染症が急増している熱帯の国々の現状が、その考えに冷水をかけています。

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3月中旬、インドネシアジョグジャカルタの街路消毒風景。ニューヨークタイムズ紙ウレット・イファンサスティ提供

たいへんに厳しい社会的距離の確保と早期封鎖措置は明らかに効果的でしたが、ミャンマーカンボジアはどちらも実施せず、少数の感染例を報告したのみです。

実証されてないが、反駁することもできない1つの理論:おそらくウイルスはまだそれらの国に届いていないだけかもしれません。 ロシアとトルコは、突然、そうではなくなるまで良好なように見えました。

1918年に米国で発生したスペイン風邪は、夏に終息したものの、秋には猛威を振るうようになり、翌年には第3の波となって押し寄せたのです。それは最終的にアラスカと南太平洋の島などの遠く離れた場所にまで達し、世界の人口の3分の1に感染したのです。

「私たちはこの病気の初期段階にいます」とハーバード大学グローバルヘルス研究所の所長アシシュジャー博士は述べます。 「これが野球の試合だとしたら、それは2イニング目であり、これまで影響を受けていないように見える地域が、他の場所のようにはならならないと考える理由はないのです。」

世界中の感染症を研究している医師は、完全な疫学像を得るにはまだ十分なデータがないと言い、多くの国で情報のギャップがあるために結論を出すのは危険だとしています。 試験の実態は多くの場所で悲惨であり、ウイルスの進行を非常に過小評価しており、死者に関してはほぼ確実に過小評価されています。

それでも、幅広い様々なパターンが明らかになってます。 ひどい記録を残し、医療システムが崩壊している場所でさえ、大量の埋葬地や病院が病気の人々を何千人も追い払うのを見逃すのは難しく、多くの場所ではその状況を見落としているだけです—少なくともまだ把握していないだけです。

世界中の24名以上の感染症の専門家、保健当局、疫学者、その他の学術研究者へのインタビューは、ウイルスが繁殖する場所とそうでない場所を説明するのに役立つ4つの主な要素を示唆しています。それは人口統計、文化、環境、政府の対応の速さです。

考えられる説明にはそれぞれ、要注意事項とそれを覆すような反証が付随します。 例えば、人口の高齢化が最も脆弱性を示すとする場合、日本がそのリストのトップにあるはずなのですが、現実はそれには程遠いのです。 それでも、これらは専門家達が最も説得力があると考える要因なのです。

(※以下、4つの主要因をそれぞれ説明する各章については、最初のパラグラフのみを訳しました。詳しくは原文を参考にしてください。)


■若さの力
 大量流行を免れた多くの国では、人口の若年比率が比較的高い。
 (略)

■文化的距離
 疫学者によると、特定の社会に既に組み込まれている社会的距離のような文化的要因は、一部の国をより感染から保護する可能性がある。
 (略)

■熱と光
 冬の間、イタリアや米国などの温帯地域で急速に拡大し、チャドやガイアナなどの温暖な国ではほとんど見られなかった集団感染の地理的要因は、ウイルスが熱に適応できなかったことを示唆しているようだ。 一般的な風邪を引き起こすものなど、他のコロナウイルスは、暖かく湿った気候では伝染性が低くなる。
 (略)

■早期の厳格な封鎖
 ベトナムギリシャのように早期に都市封鎖された国々は、制御不能な感染を回避することができた。これは、ウイルスを封じ込めるために厳格な社会的距離と検疫が効力を発揮する証拠となる。
 (略)


賽の一振り
 最後に、ほとんどの専門家は、一部の国が打撃を受け、他の国がそうでなかった理由は1つではないであろうと同意しています。 答は、おそらく上記の要因のいくつかの組み合わせなのでしょう、それは研究者によって言及されるある一説「純粋に運が良かっただけ」と同程度に。

 同じような文化や気候の国でも、1人の感染者が人混みの多い社会的行事に参加し、それが研究者のいう「スーパースプレッダーイベント」と呼ぶものに変わると、結果が大きく異なる可能性があるのです。

この現象は、日本近海で旅客がクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号で634人に感染させとき、感染したゲストがジョージア州アルバニーで大葬式に出席したとき、および61歳の女性が韓国ソウルの南大邱の教会に行きこの病気を数百人の会衆に、その後、数千人の他の韓国人に広めたときに起こりました。

感染者は1週間以上症状を訴えない可能性があるため、そのような場合、この病気はレーダー下で指数関数的にランダム様に広がります。 大邱の女性が2月の日曜日に家にいたならば、韓国での集団発生数は半分以下だったかもしれないのです。

感染浸水するはずだった幾つかの国々はそうではなく、それが研究者たちの頭を悩ませています。

タイは、パンデミックが始まったと考えられている中国の都市、武漢からの旅行者により、1月中旬に中国国外で最初に確認されたコロナウイルスの症例を報告しました。 それからの重要な数週間、タイは中国人訪問者の流入を引き続き歓迎したのです。何らかの理由で、これらの観光客から指数関数的な感染が開始することはありませんでした。

そして、国々が全て間違ったことをしていても、予想されるほどウイルスに責められていないように見える場合は、そこから考えてみてください。

インドネシアには、祈ることであなたがCovid-19から無縁でいられると信じている保健大臣がおり、私たちには検査の機会がほとんどありません。しかし、私たちの国にはたくさんの島があり、旅行や感染を制限することができて幸運です。」インドネシア大学の感染症専門医であるパンドゥリオノ博士は述べています。

「他に正しく行えることなどありません」と彼は付け加えたのです。
(訳:日月土)


引用元:The New York Times The Covid-19 Riddle: Why Does the Virus Wallop Some Places and Spare Others?

 

医療、感染症の専門家が束になってもウィルスの感染要因を特定できない理由。それは彼らがウィルスの定義をそもそも大きく誤っているからです。

その重大なヒントを与えてくれたのが

 喫煙者はコロナに罹りにくい

という、ル・モンド紙が報じた事実なのです。

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画像:この行為には生理学的な意味があるということです。



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