(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

緊急事態宣言の効能

一昨日は都内の上野公園では桜が満開。程々の人出と穏やかな天候と相まって、何とも心地の良い春の一日を満喫しました。

f:id:adoi:20210325023401p:plain
上野公園(3月23日撮影)

旅行業や飲食店、小売店などでは、例の感染症に伴う緊急事態宣言や自粛の要請・命令(*)などで経営的にたいへんなところも多いと聞きます。私の知っているお店もいつの間にか閉店していたりと、残念な知らせも入っています。

*「自粛の要請・命令」は今でも理解不能な日本語です。

そんな中でも良いニュースはあるものです。冒頭の上野公園のように、例年は山積みされたゴミとアルコール臭の混じった臭気でとても寄る気の起きなかった桜の名所を、今年は何とも気持ちよく歩いて回れたことです。

花見客を当てにしている出店の方には申し訳ありませんが、上野公園には毎年こうあってもらいたいなと思いました。

そして良いニュースはもう一つあります。ちょっと前に報道されていた内容ではありますが、どうやら昨年一年間の国内死亡者数が激減したらしいのです。厚生労働省の2020年人口動態に関するページには次のように書かれています。

f:id:adoi:20210325023651p:plain

引用元:厚生労働省公式ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15591.html
※赤文字、赤マーカーは筆者による加筆

なんと、毎年高齢化が進みこれまで死亡者数が増加傾向であったにも拘わらず、例の感染症が大流行した昨年は、死亡者数の減少が見られたとはっきりと書かれているのです。

これは凄いことです。国民に色々と不便を強いたこの1年間の対策が、数値となって現れたと厚生労働省も認めているのです。恐怖の殺人ウィルスで人がバタバタ死ぬどころか、

 例年より死亡者数が減った

つまり、人口減少にもブレーキが掛かったのですから、これを大成果と呼ばずして何と呼べばよいのでしょうか?ここにはありませんが、インフルエンザの感染者などは、昨年の1000分の1以下まで激減したそうですから、何とも驚異的な出来事です。

厚生労働省が心憎いのは、このまま例年のように推計値を出すと、国民の間に気の緩みが起きると考えたのか、この素晴らしい見通しを今年は敢えて出し惜しみされたことです。確かに、このまま死亡者数が減っていくのは良い事ですよね。私たちもここで甘えず、高いモチベーションを維持していかなければなりません。

これからは、これまでの感染予防に加えて、若者の自殺防止や店舗経営者への経済支援など社会的施策をもっと手厚くし、さらに死亡者を減らすようにすれば、より多くの人々を死から遠ざけることができるでしょう。

治験が不十分な外国産のワク〇ンなどを当てにせずとも、私たちは

 コロナとの闘いに勝利した

のです。もっとも、私は自分の周囲で感染したという人に出会ったこともなければ、話を聞いたこともありません。正直なところ、パンデミック(*)がどこで起きているのかよく分からないし、こういう状況をパンデミックと呼んでよいのか?と思ったりしてるのですが・・・

*パンデミックとは「感染症が世界的規模で同時に流行すること。また、世界的に流行する感染症のこと。世界的流行。汎用性流行。感染爆発。」の意。感染症に関するが蔓延することもパンデミックと呼んでよいのだろうか?

f:id:adoi:20210325024325p:plain
引用元:片岡ジョージさん「コロナは概念」から
https://manga.line.me/indies/product/detail?id=7868


神代一の年に記す
管理人 日月土