4連休中だと言うのに雨が続きますね。こんな天気が続いては、日本国政府のGoToキャンペーンに期待しただろう旅行・観光関連事業者さんも、さぞかし肩を落とされているのではないかと思います。
こんなに雨が続くのも、日本列島を縦断するように梅雨前線が停滞してるから・・・と気象庁は仰っておられます。
図1:25日9時の天気図(引用元 tenki.jp)
その梅雨前線、Wikiではどのように説明しているかと言うと、以下の通り
気象でいう前線(ぜんせん、weather front)とは、2つの気団が接触したときに生ずる不連続面(前面、前線面)が地上と交わる線のことをいう。 気温の分布を見ると、前線にあたるところでは気温や風向・風速が連続的ではなく急激に変化していることから、かつては「不連続線」とも表記された。
うーん、梅雨前線に関する他の説明も読んで、前線とは、大体次のようなものであることが分かりました。
図2:前線発生イメージ
前線には何でも4種類あるそうで、梅雨前線とは停滞前線で、長期間同じような場所に停滞することに特徴があるそうです。
しかし、私にはちょっと解せないことがあります。以前の記事「温暖化しないといけない地球」で説明したように、この世界が熱力学第二法則に従うなら、温度の違いは放っておけば熱的平衡(同じ温度になること)に向かうのが必定なのです。
気流や、太陽熱の偏在で一時的に場所によって温度差が生じることはまだ分かるのですが、どうして、その偏在状況が長期に亘って続き、熱的平衡に向かわないのでしょうか?
もしもそれを科学的に可能とするなら、地上大気は次の様になっているとしか考えられません。
図3:前線維持イメージ
冷気を送ることで寒気団を作り、同熱量分の排気を暖気団に循環させる。要するに、何か強制的に熱循環させる仕組みがあるということです。
自然現象、あるいは地球物理学的にこの仕組みが説明できないのなら、もはやこう断言するしかないと私は考えます。
気象は巨大なエアコンによって管理されている
と。もちろん、このエアコンを動かす為には、また別のエネルギー源が必要という事になりますが。それが何かについては、このブログの他、(新)ブログでも既に説明しているので、過去記事を当たってみてください。ヒントは「アレ」です。
コロナ祭の最中、再び地球温暖化問題を取り上げようという動きもあるようですが、その前に、高気圧と低気圧が塊で存在しぶつかり合ったり、温度の異なる気団同士がいつまでもぶつかり合って前線を作ったりするなどという、物理学的には???な気象解説を、個人的にはまず何とかしてほしいと、降りしきる雨を窓辺に見ながら思っています。
画像4:映画「天気の子」のシーンから8月の降雪
これが陽菜と穂高の言ってた「世界の秘密」なのかも・・
そう言えば、記紀(古事記・日本書紀)には梅雨の記述なんてありませんでしたね。梅雨が日本特有の気象現象だと言うのも、実はかなり怪しいのです。
三の年に記す
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