今月26日頃、関西・九州で記録上最も遅い梅雨入りが宣言されたと思ったら、いきなり台風の発生ですからね。昨年から引き続きおかしな天候が続いています。
参考:気象庁「令和元年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」
ところで、この台風「セーパット」なんですが、台風に昇格?したのは四国沖。これは昨年の東から西に逆行して日本中を驚かせた台風12号「ジョンダリ」にも匹敵する衝撃度です。
引用元: tenki.jp https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/06/27/5095.html
しかも、本日の天気図を見ると、何だか梅雨も終わろうとしている雰囲気が漂ってます。4月下旬の記事で、「梅雨で始まる令和」とタイトルを打ちましたが、どうやらこれは大はずれ。関西・九州方面に限り「梅雨無しで始まる令和」と修正しなければならないようです。
引用元:tenki.jp https://tenki.jp/guide/chart/
こうなると、この日本に、古代から現在に至るまで本当に梅雨なんて季節があったのか、よく調べないといけませんね。高々100年程度の記録(記憶)を以って、2000年以上に亘る日本の気象を決め付けることなんてできませんから。
欧州で発生している大熱波を受け、現在行われている大阪のG20で、世界的な気候変動について話し合われるとかしないとか。しかし、日本に梅雨などという季節があったこの100年の方が悠久の大地の歴史の中では、むしろ異常気象だった可能性だってあるのです。
この先、お天道様がどうなるか知る由もありませんが、最初に影響を受けるのが農業ですから、万が一に備えて米の備蓄を少し増やしておくのが良いのかもしれません。
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