(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

三浦春馬の死とカネ恋の呪い2

俳優の三浦春馬さんの不審な死と、最後に出演されたドラマ「お金の切れ目が恋のはじまり」(カネ恋)に込められた呪術の関係を扱った記事「三浦春馬の死とカネ恋の呪い」を掲載してからかれこれ2年の月日が経とうとしてます。

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三浦春馬さんと同じ2020年、やはり同じようにクローゼットで首吊り自殺されたとされる竹内結子さんの不審死も併せ、その名前に込められた意味とその死への手段について、歴史的な背景から考察した記事を(神)ブログにてこれまで3回連続で掲載しています。

 ・1月30日 三浦春馬と馬鹿 
 ・2月15日 竹内結子と鹿の暗号 
 ・2月27日 三浦春馬と猿の暗号 

先月27日の最新記事では、恥ずかしながらこれまで一度も観ていなかった「カネ恋」を初めて見た後の所感を述べていますが、これらの考察の中核にあるのが

 古代日本とユダヤ

であることはお分かり頂けるかと思います。

まだまだ、全体像を掴めるところまで至っていないのは自分でも認めるところなのですが、27日の記事を掲載した後に分かったことがあります。

これについては、今月1日のメルマガでお伝えしましたが、これまでのブログ記事とも関連するので、ここではメルマガの「記事解説」から当該箇所について抜粋を掲載したいと思います。

「板垣純」という登場人物については、これだけ癖のある役名が出揃っている中で、唯一普通の名前の様に見えるのがかえって不自然さを与えるのです。しかも、劇中であだ名の「ガッキー」と呼ばれるこの役は、登場回数もセリフの数も主役以外で一番多いのではないかと思える程なのです。ですから、(呪術的に)非常に重要なポジションを占めると考えられるのです。

ブログ記事を書くまでには間に合いませんでしたが、「板垣 純」問題については、おそらくこれであろうという答を得ています。

「板垣」と聞けば、日本国内で圧倒的に知名度が高いのは、幕末の志士でなおかつ明治の自由民権運動家でもある「板垣退助」(いたがきたいすけ)です。

板垣退助は、清和源氏の流れを組む

 乾家(いぬいけ)

の嫡男として誕生します。「板垣」は乾家の本姓であり、板垣退助とはつまり乾退助でもあるのです。そして「乾」とは方位において「北西」を表します。このように「板垣純」も他の役名よろしく、方位を指し示す一員であったことが分かったのです。

これを本文の図1に赤字で加えると、西側の方位が完全に登場人物名で埋め尽くされることになり、この方位術が示す南東側、すなわち巽(たつみ)の方角への抜け道がより強調されることになります。

ちなみに、図1では「鮎川美月」が乾の方角に既に配置されていますが、「魚」は十二支の中に含まれないことから、西洋占星術を基準に補助的に置いたものです。よって、板垣純の存在はこの方位術を完成させる上で極めて重要であったと結論されるのです。


この「板垣純」を方位図に反映したのが以下の図になります。


「板垣」を反映した方位図

これで、一昨年作成した方位図はより完成形に近くなったのですが、この図の大元として参考にした、三重県伊勢市猿田彦神社に置かれた「方位石」との関係性がより明確になったことは、以下の図を見ても明らかでしょう。


サメと方位石

サメとはサルメ(猿女・佐瑠女)の同意と考えられ、すると、同神社内に坐す佐瑠女神社の方角が開かれたこの方位図から、この呪術は同摂社の祭神「佐瑠女」と関係あることがはっきりと見て取れます。

日本神話に拠ると、サルメとはサルタヒコ(猿田彦)の妻であり、その名はまた

 天鈿女命(あめのうずめみこと)

として知られています。

天鈿女命とは天照大神が岩戸に隠れて世が真っ暗になった時に、淫らな踊りを披露して神々を喜ばせ、岩戸の中に引き籠った天照大神に不審を抱かせて岩戸を開くきっかけを作った女神と知られています。

この岩戸開きの話、陽が戻って来て目出度い話の様に語られることが多いですが、実は

 騙した岩戸開き

と評されることもあり、現代の歪んだ人間社会を生み出した元凶であるとも捉えることができるのです。

(神)ブログでは、このサルメなる神は実在した古代の重要人物で、特に王権継承権を有する

 少女神

であると捉え、これまで考察を加えています。

すると、三浦春馬さんの死の背景には、古代日本の

 ・ユダヤ
 ・少女神

の2つの問題が含まれていると考えなければなりません。実は「カネ恋」の第4話には少女神を暗示する記号的表現が多く表出しているのですが、ここでは説明を省略します。


 * * *


方位の呪術と古代日本、呪術などと書くと「何を非科学的な」と思われるかもしれませんが、昨年、国立歴史民俗博物館で開催された「陰陽師とは何者か」展をご覧になられたなら、150年位前までは、陰陽師たちが日本社会の中に深く根付いていたことに納得される方も多いでしょう。

 関連記事:陰陽師とは何者か - まもなく展示終了 

その陰陽師たちが西洋暦の導入とともに忽然と姿を消してしまった。そのような説明をにわかに信じられるでしょうか?

陰陽道は中世までの科学であり、全く効果の無い迷信のようなものが果たして何百年も続くものなのか?謎多き「知」を受け継いだ陰陽師の子孫たちは、世の裏に隠れて現在もなおその活動を継続しているのです。その現れがまさに、「カネ恋」というドラマの中に見られるのです。

そして、ここに書くのもおぞましいのですが、呪術に最大の効力をもたらす技法とは、生贄(いけにえ:主に人の命)を用いることである、最後にそれをお伝えしておきましょう。



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