(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

いかした宇宙小道具

いつも私に満面の笑みを与えてくれる「夢と笑いの宇宙喜劇」。小ネタではありますが、なかなか臨場感に溢れた、目を惹くニュースが米国から飛び込んで来ました。



引用元:YAHOOニュース(AFP) https://news.yahoo.co.jp/articles/faf94c238bb23ac37afcf37b2a4e4c4b96146aac

いつもながらディテールにこだわっているようで、少しだけギャグ要素を混ぜ込んだ見事な話題作りです。惚れ惚れします。

インコネルの融点って鉄より低い1400℃程度ですから、こんなものが燃え尽きずに落ちて来るのだとしたら、宇宙(そら)からどんなゴミが落ちて来るのか分かったもんじゃありませんよね、怖くて夜も眠れません(笑)

あと、本来インコネルが燃え尽きるという設定なら、少なくとも宇宙ごみの落下中に1400℃以上の高温が数分間続くのが前提のはずです。つまり、この物体の落下時の表面温度は1000℃以上はあるはずなので、衝撃で屋根や床が壊れたのはもちろん、木造家屋なら火災の心配もしなければなりません。

報道からは読み取れませんが、息子さんに当たらなかっただけでなく、どうやら家も燃えなかったようなのでなりよりです。

また、この回収した破片に触れるようになったのも、恐らく10数分後でしょう。この灼熱の小物体を遠目に、この家の主人は気が気ではなかったでしょうね、その心中、痛み入ります(笑)

もっとも、このような大気圏突入の奇跡を、ISSの帰還メンバーは何度も繰り返しているのだから驚きです。

たった10㎝程度の隔壁で、数千℃に及ぶ熱を遮断し、人員はもとより、電子機器や融点の遥かに低いポリエステル製のパラシュートまで熱から保護するのですから、それはそれは本当に凄いことです。

また、着陸船が着水しても水蒸気は発生せず、陸地に着陸しても、直ぐにハッチが開かれて人が出てきますよね。着陸船の表面が1000℃以上に上昇した場合、人が近付けるまでに数10分はかかるはずなのですが。おそらく

 驚異の船体冷却技術

でもあるのでしょう。まったく、テクノロジーの進化には笑いを噛み殺して目を見張るばかりです。

今回はスペース・コメディ・シアターNASAさんからの報告でしたが、たったこれだけのネタでも十分楽しめました。

次もまた、ど肝を抜くような、ビックリ企画を楽しみにしています\(^o^)/

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奇跡の人、若田先輩!


神代四の年に記す
管理人 日月土