(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

暖かい冬と陰陽師

昨日は本当に暖かかったですね。もはや小春日和ならぬ小夏日和と言って良いのかもしれません。



引用元:Youtube(ANNNewsCH) https://www.youtube.com/watch?v=KPLYDp1M7Pc


さて、ここで次の絵を見て頂きたいと思います。


祭祀の儀絵図

これ、12月10日まで千葉県佐倉市国立歴史民俗博物館で開催されている「陰陽師とは何者か」展に掲示されている絵図の一つなのです。

ここに描かれている儀式と現在の気候状況が大いに関係しているとお伝えしたいのですが、両者を結びつけるにはかなりの説明を要します。

そこで、読者の皆様にはまずこの展示を観て頂きたいと思っているのです。

陰陽師」というと、漫画や小説で一時期話題になりましたが、どちらかというと際物(きわもの)扱いされているというのが本当のところでしょう。

しかしこの展示を観ると、1000年以上前から宮廷の中に公的部署として「陰陽寮」(おんみょうりょう)が設けられており、また実務として暦(こよみ)を編纂するという重要な役職を担っていたのが分かります。

同展示は、厖大な資料と共に陰陽師がこの国の運営や民間信仰にどのように関わってきたかを説明しており、これまでのいわゆる漫画的なイメージとは一線を画すのが確認できるかと思います。

もちろん、暦の編纂だけではなく、加持祈祷、いわゆる呪(まじな)いも陰陽師の重要な職務ですが、それが単なる迷信ならば、どうして1000年以上もこの国の中枢にあり続けたのかその理由を考える良い機会になるかと思います。


お急ぎください!

展示終了まで一ヶ月を切りました。見逃さないようにお急ぎください。このブログがどうして事件・事故など現代の諸現象の切り口として「呪術」を取り扱うのか、その理由が少しお分かりになるかと思います。



神代四の年に記す
管理人 日月土