本日、千葉県の国立歴史民俗博物館で開催されている「陰陽師とは何者か」展に、性懲りもなくまた出かけて来ました。
関連記事:暖かい冬と陰陽師
展示された圧倒的な資料の数々を見れば、陰陽師と言う今では怪しい響きのする職業が、かつてはこの国の中枢を占める重要な官職であったことを理解できると思います。
展示に掲げられたエピローグには
明治の西洋暦導入によって陰陽師は消滅した
とありますし、一般的にもそう思われています。
しかし、かつてこの国の屋台骨を支えていた重職が、そうも簡単に消滅してしまうものでしょうか?
もしも、陰陽師たちがその時を境に計画的に地下に潜ったとすれば、彼らはそれから現在まで何をしてきたのか・・・
そんな、展示解説から思いっきりはみ出した、妄想にも似た話を同行した知人に解説しながら、この価値ある展示を堪能したのでした(周囲の皆さんごめんなさい)。
明後日10日には展示が終了します。まだご覧になっていない方は博物館へお急ぎください。充実した展示ですので、しっかり見たい方は観覧時間を3時間程度確保しておくのがお勧めです。
展示リンク:陰陽師とは何者か
さすが晴明くん、この世を裏で操る為の重要な要素です
この展示の他、この博物館の立地や役割にまつわる様々な妄想についても、同行者には楽しんで頂きました。超高速鉄道は来館者には解放してもよろしいのでは?とか(笑)
現地へ行かれた方は、ぜひ博物館そのものにも注目してみてください。
現地に行かれた方へ耳より情報
博物館近くの味噌蔵で製造しているお味噌です。おいしいです。館内の売店でも買うことができますので、ぜひ試してみてください。リンク:ヤマニ味噌
神代四の年に記す
管理人 日月土