昨晩、知人から次のような連絡がありました。
晴天の予報なのに「雨雲が近づいてます」のお知らせが届き「??」と思いながら雨雲レーダーを確認すると雲が全くないんです。時間を遡ってデータを見てみると、ほんの少しの間だけ雨雲が出現(しかも一直線)していました。
新幹線の線路上と言うのも気になります。
YAHOO天気予報の表示画面
これに対し私は次のように返答しました。
これの原理自体は簡単です。雲が発生するという事は、そこだけ温度が高く、上昇気流が発生するからです。この現象は夏に渋滞する都心の環状線でも起こります。
問題なのは、なぜ新幹線上でそれが起きたかです。
実はこれ、新幹線の高速走行の仕組みが大きく影響しています。その答の半分程度は過去記事「快適なのは良いけれど」で示していますので、読者の皆さんも一緒に考えてみてください。
Q:新幹線に搭載されている小型原子炉の影響?
A:それは全く関係ないとは言えませんが、今回の件とは直接リンクしません。
そうそう、近年流行の「線状降水帯」もこの原理を応用すれば、簡単に作れてしまうと言うことができます。
神代五の年に記す
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