この記事は6月11日掲載の(新)ブログ記事「Vaccine Based in Japan」を補足するものです。
上記(新)ブログ記事では、先週、私が熊本県菊池市内の遺跡調査を行った時にたまたま遭遇した出来事について述べています。その熊本県で今現在ホットな話題なのが、台湾の世界的半導体メーカーであるTSMCが、SONYと合弁で熊本県菊陽町に新工場を建てるというものです。
景気が最悪のこの国において、近年稀に見る巨額の設備投資が行われるというのですから、SONYとの仲介に前のめりだった経産省をはじめ、九州の地元企業や自治体が浮足立ってしまうのは分からなくもありません。
TSMC進出、半導体に躍る九州 なるか「シリコンアイランド」復活
2022年05月08日15時00分
世界的な半導体の供給不足が続き、日本国内での安定調達が課題となる中、台湾の半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)が国内初となる工場を熊本県に建設し、2024年から製造を開始することが決まった。高度経済成長期から半導体産業が盛んな九州地方では、新型コロナウイルスで打撃を受けた経済の再生へ大きな後押しになるとして、専門人材の育成などに向けた産学官の活動が加速。「シリコンアイランド」復活へ期待が高まっている。沸き立つ九州各県は関連予算を計上し、工場立地周辺自治体は環境整備に着手した。コロナ禍で消失したインバウンドに代わり、TSMCは九州経済活性化の起爆剤となるのか―。(時事通信福岡支社 高橋裕幸/熊本支局 小林達哉)
総投資額1兆円、波及効果はスマートフォンや自動車など幅広い製品に使用される半導体は、米国と中国の対立や需要増で世界的に供給が不足し、自動車メーカーが減産に追い込まれる事態などが生じている。政府は国内での供給体制の確保に向け自ら工場の誘致に動き、TSMCの進出が実現した。
TSMCが新工場建設に投じる資金は総額1兆円規模。2024年末までに稼働する予定だ。新たに生まれる雇用は1700人規模に上る。
「九州経済にさまざまな経済効果が及ぶ」(宮崎県の河野俊嗣知事)、「県内企業に取引拡大の効果が生まれる」(福岡県の服部誠太郎知事)。九州の各県知事からは同社の進出を歓迎する声があふれている。新工場が立地する熊本県の蒲島郁夫知事は「県経済の活性化だけではなく、シリコンアイランド九州の復活。日本の経済安全保障の一翼を担いたい」と話す。
(以下略)
引用元:JIJI.COM https://www.jiji.com/jc/v8?id=20220424TSMC-kyusyu
さて、報道に出て来る金額だけ見ると、この設備投資のニュースはたいへん華々しく見えるのですが、実はこのTSMCという企業の企業ポリシーに対して強く警告を出している方がいるのも知っておいて良いでしょう。
深田萌絵さん
深田さんはかつて「株アイドル」として話題になった方ですが、現在は経済評論家や企業経営などをされているようです。最近、知人に誘われて深田さんの講演を聴きに行ったのですが、彼女と共に台湾出身の共同経営者ホー氏がそこで語るTSMCの実態とは
・台湾の半導体工場周辺で深刻な公害問題を起こしている
・経営主体が実態上中国共産党に乗っ取られている
など、日本のメディアには絶対に載らない裏事情だったのです。
こういう発言を繰り返しているためか、政府関係機関の嫌がらせや訴訟攻撃を仕掛けられているようですが、彼女の話ぶりを聞く限り、そこには「このままでは日本は危ない」という真剣さが感じられるのです。
何を隠そう、私も半導体産業に関わったことがあるので、半導体工場が様々な有害物質を扱うことは良く知っています。一通りの薬品知識及び災害時の対処法などについて研修も受けました。その経験から、半導体工場を誘致するならば、少なくとも菊陽町や地元住民の方は、それらがどのように処理されるのか細かく確認する必要があるのは言うまでもありません。
また、中国共産党云々については私も初めて聞いた話なのですが、新工場が熊本に建設されると言う話の流れから、これは大いにあり得ることだと納得できるのです。何故なら、熊本とは旧帝国陸軍の一大拠点であり、また、現在の中国公安局が旧陸軍の支援によって創設されたことは、これまでもブログで書いています。要するに旧陸軍コネクションが今でも活きていると考えるなら、中国共産党支配の企業が熊本に新拠点を構えることに特に不自然さはないのです。
そして、私がその関連性を強く疑うのが、同じ陸軍系のバイオ関連企業である「KMバイオロジクス(KMb)」と、戦後たちまちの間に急成長した旧陸軍との資金的繋がりが疑われるSONY(旧東京通信工業)なのです。
この疑わしき関係は、熊本におけるこれら企業の地理的配置からも見て取れます。
図:TMSC建設予定地とKMb研究所,SONY半導体工場
そして、私が今回の半導体新工場建設で最も注目するのが
半導体(TSMC,SONY)とワクチン(KMb)
という組み合わせなのです。ここから、日本政府及び旧軍系組織が次に何を考えているのかが良く分かるのですが、読者の皆様はお分かりになったでしょうか?
これが分かると、現在どうして世界的に半導体不足が生じているのか、その理由も自ずと見えてくるのです。
神代二の年に記す
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