このブログ、私の知り合いの中にはアニメ評論ブログだと勘違いされている方もいるようなのですが、そもそもそういう趣旨でアニメを取り上げている訳でないのは、読者の皆様にはご理解いただけているかと思います(お願いします)。
最近は何かと忙しく、アニメ作品をチェックする時間もない状況に置かれていますが、そんな中で、先月、都内を電車で移動していたら、やたら派手なラッピング電車を見かけました。
写真:ウマ娘ラッピングを施した山手線
調べてみたら、この少女キャラクターは「ウマ娘」とかいう人気のゲームに登場するらしく、私が乗った車両は、車内液晶広告パネルが全面このキャラクターで埋め尽くされ、まるで、ゲームセンターにでも迷い込んだような感覚に陥りました。
一応、この「ウマ娘」は2018年にアニメ化されているようで、昨年には第2シーズンが放映されたとのこと。Amazonでも視聴できるようなのですが、さすがにいい歳のおっさんが鑑賞するには抵抗があります。
馬のような耳と尻尾がある可愛らしい少女達が競走馬よろしく、その速さを競い合うという内容のようなのですが、作品を観ていないのでこの説明で合っているのか私にも良く分かりません。
画像:ウマ娘公式サイトから
私が気になるのは、既に世に出てからある程度時間が経過したゲーム/アニメに、安くはないだろう広告費を掛けてまで再宣伝する意図は何なのだろう、それも、購入者となる若者など特定の層にターゲットを絞らず、社会人の利用が多い通勤電車に全面広告を打つと言う、マーケティングの常識からすればとても効率的とは言えない手段を取ったその意図なのです。
もっとも、同じようなラッピング広告は今や懐かしのあのアニメでも使われていました。
写真:ラブライブのラッピング
女子高生と言うよりもはや4頭身の幼女ですね
ラブライブに関しては、恥ずかしながら、このブログでもその作品に仕掛けられた意図の分析を試みましたが、もしかしたら、このウマ娘についても同じように大衆心理に向けた思惑があるのかもしれません。少なくともその絵面が設定以上に若い10代前半の「少女集団」を描いた点で共通性が見られます。
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とは言え、その為にこのアニメをかぶりつきで観る気力はさすがにもうありません。そこで、タイトルにある「馬」にのみに焦点を当て、これをキーワードとした時に、世の中で何か関連が認められる事象がないか、それを考えてみました。
(1)馬 → 午 → 南(方位)・正午(時刻)・午年(2026年)
(2)馬地名 → 相馬・有馬・美馬・対馬・馬込 etc.
馬を干支の「午」と置き換えると、方位や時刻に関する呪術的な意味が複数出てきます。一方、馬にちなむ地名は種類が多く、これだけではすぐにどこかを特定することはできません。また、地名は名字と関連してくるので、そのまま人名を表しているとも読むことができます。
また、馬は「駒」とも置き換えられるので、生駒・駒込・駒場など、地名・人名のバリエーションは更に増えることになります。この中に有意なものが含まれるかは、何を意図して拾い出すか、その切り口によって変わってきます。
ここで、最近の時事ネタから「馬」の字あるいは「馬」に関するものを、私の独断で選び出すと
(3)三浦春馬 → 2020年に不審死
(4)競走馬 → 武豊(たけゆたか) → 武豊(たけとよ) → ファイザー
が思い付きます。
(3)については記事「三浦春馬の死とカネ恋の呪い」で方位の「午」と関連して三浦春馬さんの名前が呪術に使われている形跡をお知らせしていますが、実は福島県には「三春町」と「南相馬市」いう自治体名があり、その地名が示すように、東北南部の大名家、相馬氏の旧領地でもあります。
2011年の東日本大震災大震災では、福島第一原発の爆発事故により、南相馬市を含む旧相馬領に当たる福島県の市町村民が移住を強いられるなど大きな被害を受けたことは、今でも記憶に新しいところです。
画像:相馬君
アニメ「その着せ替え人形は恋をする」で女子中学生の心寿(しんじゅ)がコスプレで扮した男性アニメキャラ。何故それが「相馬」君なのか?真珠(=伊勢)が違う性を装う、そんな神話がどこかにありましたよね。(関連記事:「着せ替え人形にされた巫女たち」)
また(4)は、ウマ娘たちがただの可愛らしい馬ではなく、「競走馬」という設定から導いた関連性です。誰もが知る名ジョッキーの武豊(たけゆたか)さんから、同名の愛知県は知多半島に位置する武豊(たけとよ)市と繋げたのですが、この武豊には、昨年何かと話題になったあのファイザー社の研究所兼最終工場があるのです。
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そして、「武」を同音の「竹」に読み替えれば、三浦春馬さんと同じく同年に不審死された女優の竹内結子さん(タケの名で結ばれる巫女?)との関連も出てきます。
もちろん、以上は今のところこじつけ以外の何物でもないのですが、ラブライブに続くこの少々常軌を逸した広告戦略には何か裏があると考えられるので、これが私たちの心理に何を植え付けようとしているのか、その観点で読者の皆様も考えてみられては如何でしょうか?
「年端もいかない少女達を馬車馬のように走らす」、これには何か深い意味が隠されているはずです。
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写真:知多半島南部にある名鉄内海駅前のモニュメント
これが本記事にどのように関わるかは分かる人にはもう分かっているはずです。
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