(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

電力ひっ迫と小川課長

(新)ブログ「経済産業省の虚偽広報に注意」で、電力需給を総量換算で議論するのはおかしいどころか、根本的に間違っている点を指摘しています。

節電とは各発電機の供給対象ブロックで実施してこそ意味があることであり、東京電力管内とか、関西電力管内などという広域全体で実施を求めることは

 詐欺

以外の何ものでもありません。もちろん、かつて行われた計画停電などは詐欺行為の典型的なケースです。

今更後戻りできないのか、本日はまたマスメディアの力を最大投入して電力総量(プール)理論なるデタラメに基づく「電力ひっ迫」を演出しているようです。呆れるくらい不勉強なメディアのアナウンサーやコメンテーターなんかにもう任せてはおけません。

人々の錯覚:絶対できないヤシマ作戦

またアニメネタで恐縮なのですが、1990年代放映のアニメ「新世紀ヱヴァンゲリヲン」には、「ヤシマ作戦」なる日本中の電力を集めてそのエネルギーを敵にぶつけると言うシーンが登場します。

まあ、空想世界のお話に茶々を入れてもしょうがないのですが、これが絶対にあり得ないと言えるのは

 大電力は長距離送電できない

という物理的に絶対不可能な事象をできるとしていることなのです。

電力は電気と言うエネルギー形態で送られますが、一時的でもそのエネルギーを保持するのは送電線など送電設備なのです。

強力なATフィールド(バリアー)を有する使徒(敵役)を吹き飛ばすほどの大エネルギーがエヴァ初号機の操作する陽電子線銃に集まった時、果たして送電線や銃はそのエネルギー量に耐えられるのか?すでにここで大きな矛盾が生じるのです。

それでもこのような空想が成立するのは、電気というものを水やガスのような「安定物質」と皆さんが錯覚しているからなのです。

そして、人々にこのような錯覚があるからこそ、経産省や電力会社は一つのプールに溜め込んだ電気エネルギーなどという、電力総量(プール)理論なるデタラメ理論が展開できるのです。

電気エネルギーによる送電設備への破壊的ダメージを防ぐには、発電・送電・受電を一定出力以内の小ブロック単位で構成する必要があるのです。ですから、電力需給バランスとは各ブロック内の問題であり、「関東全域、皆で節電」がどれだけ無意味であるかお分かりになるでしょう。感染予防効果皆無のマスクを皆で付けようという光景とどこか似たところも見受けられます。

やっぱりアニメの観過ぎには注意ですね(笑)

 

他にもある電力の嘘「他社からの電力融通」

できません。周波数が異なるのもありますが、ヤシマ作戦のコラムで述べたように、大電力の長距離送電は物理的に不可能だからです。送電線一本に流せる電流は無理して1000アンペア程度であり、せいぜい50軒分です。高圧線まるまる20本分融通してもらっても1000軒分程度にしかならず、そんなの融通してもらったところで雀の涙にもならないのです。

高電圧なら可能だと言う方も居ますが、電圧=抵抗×電流 の公式が示すように、高電圧送電をするということは、抵抗値を上げるか電流量を上げるのと同じ意味で、抵抗を上げたところでそもそも電流量が増える訳でないし、電流量を増やすにも先ほどの上限があります。結局、大電力の送電ないし融通などできはしないのです。

コロワクが嘘だと気付いた皆さん、この際、電力の世界も嘘だらけであると気付きましょう。


この話が嘘か誠か、日月土の妄言なのか?経済産業省は相談窓口を設けているので、納得するまで質問してみましょう!!

連絡先はこちら経産省窓口へ


特に電気工事に従事している皆さん、電気関係学科専攻の皆さん、皆さんの出番ですので、日々の仕事や勉強で疑問に感じていた公共電力について、この際しっかりと得心するまで答えてもらいましょう。

相手は国家レベルの電力事業を束ねる専門家でしょうから「三相交流」・「等価正弦波」・「ひずみ率」など、遠慮せずバリバリ専門用語を使って尋ねて良いと思いますよ。答えられないなら(それもおかしいのですが)、技術者を呼び出して代わりに答えてもらいましょう。


今回の主役小川課長 (29日放送テレビ朝日「モーニングショー」より) 

小川課長、今日も忙しいですよ。庁内出世の為に良い汗を流してくださいね。


画像:節電中の都庁 (29日放送テレビ朝日「モーニングショー」より)

無意味なことを・・・都職員の皆様があまりに気の毒なので、都庁の電力がどこにある発電機から供給されているか公表しましょうか?


火力発電所がメンテナンス中だから?笑わせないでください、こんなすぐ近くにアレがあるじゃないですか(笑)

経済産業大臣 萩生田 光一殿

これは警告です。警報発令などそれでも電力詐欺を継続し国民生活を締め付けるつもりならば、今後、政府機関や放送局、一部上場企業の電源情報が世界に向けて赤裸々になることを了承したものと解釈します。官邸や警察・自衛隊も例外としません。その場合、京都などの関西圏が最初のターゲットになると予告します。

これは、あなた方が始めた「電力不足祭」に私も参加すると言う意思表示でもあり、これを機に祭を大いに盛り上げたいと考えています。なお、謝礼は不要です。

令和4年6月29日 日月土

 


京の皆様、あまり関心しませんがこれが雅と言うものなのでしょうか?それはともかく誠心誠意の返礼として失礼いたします。今後お付き合いが深くなりそうですので、不束者ではありますが、何卒宜しくお願い申し上げます。



神代二の年に記す
管理人 日月土