いやー、どうなんでしょう。最近、下手なコントを見ているよりも、報道やワイドショーを観ている方がよっぽど笑えます。
古今東西、「政府は嘘をつく」というのは世界の常識であり、海外に行くと別に陰謀論者じゃなくても「政府の公式発表だからなぁ(笑)」と、思わず笑みがこぼれる会話ネタになることはよくありました。
某国では、制服を着た警官を見かけて「ギャングが来たぞ、気を付けろ」と注意を促されたこともありましたっけ。日本人は保釈金をケチらず払うので、言い掛かりのカモにされやすかったという事情もあったのですが。
もちろん、どんな国でも真面目に仕事をしている役人も居られるのでしょうが、それ位の距離感を保って政府と付き合うというのは、歴史が生み出した庶民の生き抜く知恵なのかもしれません。
ことに、政府と民間人との適正な距離感が失われたわが国では、政府が民間人を舐め放題のようですが、それがあまり行き過ぎると、今度は政府が何を言っても、ただのギャグにしか聞こえないと言う、なんとも不思議な状況に陥るということが、今回の例の感染症騒動でよく分かったのです。
ワクチン接種の女性死亡 くも膜下出血か 因果関係は評価できず
2021年3月2日 21時14分
厚生労働省は、4日前に新型コロナウイルスのワクチンを接種した60代の女性が1日、死亡したと明らかにしました。国内で接種を受けた人の死亡が確認されたのは初めてです。死因はくも膜下出血と推定され、女性が接種を受けた医療機関は「接種との因果関係は現時点で評価できない」と報告しているということです。
(以下略)
引用元:NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210302/k10012894331000.html
これに関して、次の記事を読み返してみてください。
参考:祭だ、祭だ、コロナ祭だ!!
ここでは「厳密な死因を問わず、『死亡者数』として全数を公表するようお願いいたします」なる指示を厚生労働省が全国の自治体に向けて通達していことについて書いています。
つまり、
因果関係を評価することなくコロナ死にしろ
と言ってる訳です。これまでこの道理を通してきたのなら、今回の報道についても
因果関係を評価することなくワク〇ン死にしろ
となるのが、庶民、というかまともな頭脳の持ち主の考え方だと思いますが、如何でしょう?
ここまで論理を不条理に使い分けられると、困惑とか怒りとかよりも笑いが込み上げて来て、それを抑えるのが難しくなり困ります(笑)。
そういえば、2年前に当時の安倍首相が吉本新喜劇の舞台に登場しましたが、もしかしたら、国民を笑かすためのギャグ修行に総理大臣自ら教えを請いに行ったのではないかと、今になってその先見性に感服してしまうのです。
吉本新喜劇に登場した安倍前総理
私個人の感想ではありますが、
日本政府は吉本を超えた!
そこまで言うのはちょっと褒め過ぎでしょうか?まずは、困っている人たちに休業補償をしっかり支払ったら、その暁には心から喜劇団日本国政府の称号を与えたいと思います。
追伸:
どうやら、首都圏の緊急事態宣言は延長が決まったようです。
外部リンク:宣言延長、5日正式決定へ 首相「対策は極めて重要な局面」
これもいわゆるギャグ百連発なのでしょうか?それはそれで楽しみたいと思いますが、私は「シン・エヴァンゲリオン」の公開がどうなるのか、それだけは気になります。
神代一の年に記す
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