(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

そばかす顔の秘密

本日、シネマコンプレックスの前を通り過ぎた時、たまたま用事も終わったので映画を観ていくことにしました。

特にこれが観たいというのもなかったので、最初に目に入った、細田守監督アニメ作品「竜とそばかすの姫」を鑑賞することにしたのです。


動画:「竜とそばかすの姫」予告編

細田守監督作品と言えば2009年8月公開の「サマーウォーズ」を思い出しますが、私の中では、公開2年後の311福島原発事故を予告した映画として記憶されています。

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画像:サマーウォーズ

そんな訳で、今回の作品も何か仕掛けがあるのかなと妙な期待を抱きつつ、映画館に入って上映を待ったのです。

そして上映直後、いや、まったく、本当にびっくりしました。予想は的中どころかタイミングがあまりに良すぎて、むしろ恐ろしさすら感じたのです。

どういうことか?それは昨日配信した(神)ブログメルマガで書いた内容とドンピシャで重なるからです。まずは、メルマガ8月1日号からその部分を抜粋したので、それを読んでみてください。なお、この文面は(神)ブログ記事「千と千尋の隠された神」を読まれていることを前提としています。

■椿・猿田彦・すず
「椿」が日本神話の登場人物「猿田彦」を指す記号の一つであることは、これまでの記事で既に説明しています。

この事実は同時に、「千と千尋の神隠し」が千千姫の物語であると同時に、猿田彦の物語であることを仄めかしています。

ちなみに、「打ち上げ花火・・」で主人公「及川なずな」の声を担当したのは、女優の「広瀬すず」さんです。そして「千と千尋の神隠し」の登場人物に、千尋の世話役となった女性「リン(鈴)」が居たことを思い出してください。

この、すず・リン・鈴が示すものは一体何か?秀真伝研究家の池田満氏によると、猿田彦の別称の一つに「ウツクシキスズ」というものがあるとのこと。すなわち両映画共にその設定の中に密かに「猿田彦」の記号を隠し入れているのです。

また駅名標に書かれた駅名「もしも」ですが、隣の駅名は「しももしも」となっており「しも」の字を二つ重ねています。当然ここにも暗号が差し込まれているのですが、この暗号の意味は次の和歌を詠むことで一目瞭然となるのです。

 上句:せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ
 下句:すずすずしろ 春の七草

上句に「なずな」を含むこの有名な和歌(というか覚え歌)の、下句に二つある言葉を探し出したらそれはやはり

 すず

すなわち猿田彦なのです。おそらく、「椿」が「春の木」と書かれることや、春の七草が野に見られる頃に椿の花が美しく咲くことも、この暗号は含んでいるのでしょう。

読んでお分かりの通り、2つのアニメ(千と千尋の神隠し、打ち上げ花火下から見るか?横から見るか?)の設定に、密かに日本古代史に関連する「すず」の記号が使われていると指摘しているのですが、なんと、今日観た映画の主人公の名がまた

 すず

なのです。

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画像:鈴(すず・リン)に関係する3作品と3キャラクター

つまり、今年の最新作アニメ「竜とそばかすの姫」の隠しテーマにも日本古代史を埋め込んできた疑いが極めて濃厚なのです。

これを裏付ける設定上の仕掛けは他にも見られます

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画像:そばかす顔のBell

すずは仮想空間上のアバター「Bell」のオーナーなのですが、Bellがすず(鈴)の英訳から付けられた名であることは良いとして、この歌舞伎の隈取のような「そばかす」のデザインが妙に気になります。しかし、初めからこれ(下図)を念頭に置いているとするなら、すんなりとその意図が理解できるのです。

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画像:能の猿面

また、仮想空間内でBellの名が表示される時に、「Belle」と若干綴りを変えたものが使われていました。「Belle」とはフランス語で「美しい」を意味する形容詞の女性形です。ここで2つの異なる綴りを並べて書くと

 Bell Belle

となり、この英仏語チャンポンの言葉の意味は

 美しき鈴

となります。まさに昨日のメルマガで指摘した通りとなるのです。

さて、ここまで女性キャラが続くと、「すず=猿田彦」の解釈が果たして正しいのかどうか疑問になります。むしろ「すず」とは猿田彦の妻となった「猿女」(さるめ)ではないかと思われるのです。

というのも、猿女は日本の芸能の始祖と言われていますが、「竜とそばかすの姫」に出てきたBellも歌姫という設定であり、どちらも「芸能」の達人と言う点で共通しているのです。

現在公開中の映画と言うことで、ネタバレ防止のためこれ以上の解説は控えますが、後日(神)ブログで取り上げるべき題材となることはこれでほぼ決定です。

少なくとも、この映画には表向きのストーリー以外に別の意図が仕込まれていますので、鑑賞する時は意識がそちらに取り込まれないよう、十分ご注意ください。特に音楽に細工が施されているようです。

どうやら日本のアニメ映画とは、クリエーター個々の才能や配給映画会社の枠を超えて、何か大きな統制の下で国民の意識を方向付けするように作られているみたいですね。洗脳とは特定宗教団体の専売特許ではなく、メディアそのものが巨大な洗脳装置だということです。

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画像:傷ついた龍とヒロイン、二つの映画は構図までクリソツ

 

コラム:仮想空間Uとムーンショット目標

やっぱりなと思ったのが、映画に出てきた仮想空間Uとは、現在政府が進めようとしているムーンショット目標と全く同じじゃないかと言うこと。別の言い方をすれば、国民全員を、生体情報まで含め管理された電脳空間に繋ぎ止めるということです。

また、U内のアバターをアズ(AZ*)と呼んでいるのも気になります。AZとは黙示録の「私はアルファでありオメガである」を指し、それは全能者であることを意味しています。仮想空間の中では全ての制約から解放され潜在能力を開花することができる、これもまたムーンショット目標に重なってくるのです。

感染症が一向に収束しない最中に映画の公開が始まったことを考え合わせると、現在のコロナ・ワクチン騒乱が、結局は強烈な全人管理社会を構築するための方便であると、この映画は遠回しに宣言しているとも取れるのです。

参考:「ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現内閣府HPから

*文字表記上はASですが、発音上はZ音を使っていることからAZを意図しているのだろうと判断しています



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