(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

もののけ姫とモロ アップデート

今年4月にスタジオジブリの大ヒットアニメ映画「もののけ姫」に関する動画をYoutubeチャンネル「シン・日本の黒い霧」で公開しましたが、その8月アップデート版が完成しました。

今晩、金曜ロードショウ枠で同映画が放映されるとのことで、よろしければ、こちらに目を通してから鑑賞されると、また違った楽しみがあるかもしれません。再生時間は21分です。既に4月の動画をご覧になった方は、開始14分頃からアップデート情報をご覧になることができます。

https://youtu.be/LLe1dBej9Gk


基本的に(神)ブログで書いた内容と同じですが、話が一本にまとまっているので、入り易いかもしれません。更に興味が湧くようでしたら、ぜひブログ記事の方も参考にしてください。

この動画を観ていただければ、「もののけ姫」という映画タイトルの真意が分かるはずです。「もののけ姫」とは「物の家姫」、すなわち

 大物主の娘

という意味なのです。


バケモノの国にされた日本」にも書きましたが、アニメ業界はどうしてここまで日本古代史を裏ストーリーに使いたがるのか、その真意についてもぜひ考えてみてください。

一つには、私たち日本人のDNAには、意識には上らない膨大な古代の記憶が折り畳まれているという点があげられます。脈絡の欠けた陳腐な物語に何故か心が惹かれてしまうのも、そのような無意識の為せる所業なのかもしれません。しかし、生まれ持った大切な心の遺産を、商業メディアごときに好き勝手にいじられてよいのか、偉大な祖先を物の怪やバケモノ呼ばわりされてよいのか、その辺をぜひお考えいただければと思います。

アニメ黎明期から始まっていた日本古代史の悪用

日本のアニメーション制作の元祖と言えば、言わずと知れた漫画家の手塚治虫氏ですが、この方、多い時には週刊誌の連載を7本もこなしていたとか・・・・いくらアシスタントが大勢いたとしても、着想からコマ割り、作画のチェックなど不眠不休で行ったところで普通は無理です。

仮に1,2週はそれができても、その後が続くはずがありません。この尋常ならぬ多作を支えた「誰か」がそこに居たはずです。ご本人には不名誉な話かもしれませんが、手塚作品には、どこぞの創作集団が何かの意図を以って介入していた疑いが非常に強いのです。

手塚氏本人がライフワークと語り、劇場版アニメにもなった「火の鳥」も、全作共通で出てくるのは「火の鳥」と「猿田」です。この猿田が日本古代史における「猿田彦」を指すのは、もはや疑う余地はありません。

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画像:「火の鳥」に頻繁に登場する「猿田」

要するに、漫画・アニメを通した国民洗脳の手段として、日本古代史をベースとしたメディア戦略が1960年代のこの時から始まっていたと言えるのです。

現在に至る宮崎氏、庵野氏、そして新海氏などのアニメ監督も同じ潮流の中にあることはもはや間違いなく、手塚氏が用いた「猿田」なるキャラクターは「すず」という変名で細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」に再登場しているのです。

この当初からのメディア戦略を高らかに宣言しているかのように、多くのアニメ作品に関わるKADOKAWAは「火の鳥」のシルエットを会社のロゴに採用しているのです。

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画像:「KADOKAWA」のロゴ

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