(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

崖っぷちのポニョ計画

アニメ関連ネタからはしばらく離れていようと思っていたのですが、連休明けに知人からこんなことがあったと連絡が入りました。

なんと、ゴールデンウイーク中の日本テレビ金曜ロードショーで、ジブリ映画の2週連続放映が決まっていたのですが、先月4月上旬に2週目のタイトルが急遽変更になっていたようなのです。

報道1


(以下略)

引用元:Yahooニュース(映画.com) https://news.yahoo.co.jp/articles/0a2dcbe93793ac322ecb588fdd713f10a4daf214

それはまあ、そういうこともあるだろうというお話なのですが、テレビ放映翌日の5/7には次のようなニュースが芸能ネタとして報道されました。

報道2


(以下略)

引用元:Yahooニュース(スポニチ) https://news.yahoo.co.jp/articles/ec52132634893d4eeb3d34b3a07641f79bbed957

ジブリアニメ映画「千と千尋の神隠し」で主人公の千尋の声を担当し、また「崖の上のポニョ」でも声優として出演したた柊留美(ひいらぎるみ)さんが、一児の母になっていたというたわいもないニュースなのですが、知人が言うように「テレビ放映のタイミングでわざわざ出してくるかぁ?」という疑問は確かに言い得てます。

それもです、報道2を読む限り、待望の第一子が生まれたのは昨年末ということですから、誕生から既に5か月以上が経過しており、おめでたいのは良いとしても、それを今更報道することに果たしてどんなニュース性があるのか?と疑問を抱くのが当然でしょう。

そうなると、報道1の「タイトル変更報道」自体が初めから衆目を集めるための演出として仕組まれていたとも考えられるのですが、そんなのは芸能情報の世界ではむしろ当たり前の話なので、それでは何故、今回は柊さんにスポットが当たったのか、考察すべきはそこになります。

シブリアニメは強力な大衆心理操作ツール、あるいは洗脳ツールとして作られているのではないか?それについては昨年から繰り返しブログ上で指摘しています。中でも「千と千尋の神隠し」及び「もののけ姫」の両大ヒット作品については、日本神話をモデルに作られているとして、これまで物語の構造を歴史上の記述と登場人物になぞらえて分析してきました。

その問題作「千と千尋・・」が直近に放映されたジブリ映画「ポニョ・・」に関連付けられたのですから、そこには何らかの意図があるはずです。

ここから先を言葉で説明するのは面倒くさいので、柊さんを中心とした、「千と千尋」と「ポニョ」の関係性をチャート図風に表現してみました。


図1:柊さんと二つのジブリ作品 (青はユダヤの象徴)

図1をご覧になれば分かるように、柊さんが「ポニョ」で声を担当したのは赤ん坊を抱える若い婦人なのです。要するに、柊さんの第一子誕生報道には、この絵面を強調する意図が強く感じられるのです。しかも、この母子の構図は、多くの有名画家が題材にした「聖母子像」と全く同じなのです。

また、柊さんは、どちらかというと「千と千尋」の千尋役で有名ですから、柊さんの名前を目にして人が最初に連想するのはむしろ千尋の方でしょう。それを裏付けるように、報道2では、テレビ放映されたばかりの「ポニョ」ではなく、「千と千尋」の方を見出しとして採用しています。

さてここで、過去記事「舞台に現れる千千姫」でも指摘した、どうして千尋は「振り向き様」のポーズを取っているのかについて簡単に触れます。

前段で絵画「聖母子像」とアニメデザインの関係性を指摘しましたが、ジブリ作品が名画の構図をヒントにしているならば、やはり千尋の「振り向き様」のポーズにも何か関連する名画が存在するのだと予想できます。

 振り向く千尋 → 振り向く少女

この構図を考えた時、最初に脳裏に浮かんでくるのが

 フェルメール画「真珠の耳飾りの少女

なのです。そして、「振り向く少女と豚」と「振り向く少女と真珠」は新約聖書のマタイによる福音書7章6節の記述

 「真珠を豚に投げてはならない」

でしっかりと繋がってくるのです。

すると、「ポニョ」「千と千尋」の両作品に同じ聖書的暗号が組み込まれていることが見えてくるのです。これまで、ジブリ作品の裏ストーリーは基本的に日本神話にあるとしてきましたが、どうやら、構造分析の比較対象は日本神話・日本古代史から更に聖書にまで拡張されることになりそうです。


■やはり出て来る「スズ」の暗号

前から同じことばかり書いていますが、とにかくアニメ作品には「スズ」の暗号が頻出します。新海監督による今年の新作も「スズ」(すずめの戸締り)なのですから、よっぽどこの言葉を人々の脳裏に植え付けたいのだなという、作品提供側(洗脳側)の強い思いを感じます。

 関連記事:すずめのポータル 

千尋のモデルが栲幡千々姫、別名スズカ姫であることは、もはやこれ以上説明するまでもありませんが、ここで、柊さんが他にどのような作品に出演されていたのか、関連性が目に付いたものをやはりチャート図にしてみました。


図2:柊さんの他の出演作品(「紅の豚」は参考)

キーワード「ブタ」、「スズ」でざっと調べたら以上が出てきたのですが、もう少し役柄の詳細まで見れば他にも出て来るかもしれません。

それにしても、NHK連続テレビ小説すずらん」に出られていたのは大きいですね。「千と千尋」で共演した沢口靖子さんも、123便事件が発生した1985年当時のテレビ小説「みおつくし」に出演されていました。

ドラマ「みおつくし」の舞台は千葉県銚子市で、この土地が「千と千尋」の設定モデル地に使われたとする考察については、これまで(神)ブログで多く触れています。

 関連記事:千と千尋の二人姫 

つまり、「NHK朝ドラの出演 → ジブリ声優」という連携がここには見られ、柊さんの場合は、映画で千尋の声を担当する前に、しっかりとドラマ視聴者に向けてキーワード「スズ」の関連付けが行われていたということになります。

またキーワード「ブタ」との関連付けについては図2を見れば明らかでしょう。そういえば、昨年の今頃、東京オリンピックを巡って次の芸能人の「ブタ」報道が話題になっていましたよね。かなり無理矢理な感じではありましたが(笑)


図3:渡辺直美さん(画像引用元:日刊スポーツ)

 

■柊に隠されたメッセージ

これについては、柊さん個人について何かを言うつもりは全くありません。しかし、キリスト信仰において「柊」がどのような意味で解釈されるのか、今回の分析において最も外せない部分だと思われますので、最後にそれについて解説した画像を貼り付けておきます。


図4:柊(ひいらぎ)はどのように解釈されるのか

ちなみに、柊は魔除けにも使われますが、封印(神殺し)にも使われる樹木であることを覚えておいてください。

また、ポニョは魚の子でありますが、魚とは

 イエス・キリスト

の象徴でもあるのです。

ここまであからさまに色々と詰め込んで来た背景には、どうやら今回の芸能洗脳戦略を仕掛ける側も相当に崖っぷちなのだなと、苦しい事情が見え隠れするのです。



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