(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

鎌倉殿と熱海の災害

今年のNHKさんの大河ドラマ鎌倉時代を扱ってるようですね。

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画像:NHK公式ページから

伝承では、源頼朝(大泉洋)と北条政子(小池栄子)は、現在の熱海市に鎮座する伊豆山神社で逢瀬を重ねたと言います。

今月18日、たまたま現地近くを通り、前から気になっていた同神社を訪ねてみたところ、そこが大河ドラマの舞台であることが書かれており、むしろ現地で初めてこのドラマの詳細を知ることになったのです。基本的にニッポン(=外国)系放送局のNHKさんを私は視聴しないので。

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画像:伊豆山神社の拝殿
   頼朝・政子逢瀬の地というのがここの売り

まあ、立派な神社なのではありますが、どこか商売気が抜けない所があり、私にとってあまり落ち着くところでなかったというのが正直な感想です。もっとも、今やどこの有名神社も似たようなものでありますが、いくら何でもこういう人寄せはどうなのだろうかと疑問が湧いてきたのも確かです。

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画像:ハートの鳥居ってどうなの?

この他、呪術的な仕掛けにおいても非常に問題の多い神社だったのですが、今回は細かくそれを取り上げることはしません。ただし、次の点だけは指摘しておきましょう。

ここの伊豆山神社主祭神伊豆山神と呼ばれ、その内訳は

 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)、
 拷幡千千姫尊(たくはたちぢひめのみこと)
 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)

と、昨年、(神)ブログのアニメ「もののけ姫」に関する構造分析シリーズで紹介した実在しただろう古代皇統の関係者が名を連ねています。

ここで重要なポイントなのが、2番目の「拷幡千千姫尊」とは、その字の中に「千千」とあることから分かるように、あのアニメ映画

 千と千尋の神隠し

のモデルになった古代人女性、別名「スズカ姫」のことなのです。

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画像:(左)もののけ姫のカヤ、(右)千と千尋の神隠し千尋
   どちらもモデルは拷幡千千姫尊(スズカ姫)
   詳しい解説は(神)ブログのアニメ関連記事をご覧ください


ここで私が「おやっ?」と思ったのは言うまでもありません。というのも、年明けの今月7日、日本テレビ金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」が全国放送され、2日後の日曜日に「鎌倉殿の13人」が放送開始、そして11日にはプロサッカー選手の三浦知良さんが鈴鹿ポイントゲッターズに移籍発表と、なんともスズカ姫関連イベントが続いたことに気付いたからです。

そして、この春3月には、「千と千尋の神隠し」が人気女優さんのダブルキャストで舞台公演されることも決まっているのです。

 1月 7日 アニメ映画「千と千尋の神隠し」の全国放送
 1月 9日 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放送開始
 1月11日 三浦知良選手鈴鹿ポイントゲッターズに移籍
 3月 2日 舞台「千と千尋の神隠し」初演

つまり、アニメ・ドラマ・スポーツ・舞台と、メディア総出でスズカ姫の名前を猛プッシュしているのが、はっきりと見て取れるのです。

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ご存知のように、私はこのような暗喩的な古代人名の利用は、大衆心理操作を狙った一種の「呪い」であると捉えており、メディアが総合プロデュース的に年明け早々このような「スズ」ラッシュを仕掛けてきたことに、この背後に隠された大きな企みを感じずにはいられないのです。

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当然、私が訪れたこの伊豆山神社もその仕掛けの中に組み込まれているはずで、大河ドラマが放映されるこの1年、ここがどのように使われるのか、嫌でも気にしない訳には行かなくなってしまいました。

さて、この神社を去ろうとした時、それまでお社の前で真剣に手を合わせ続けていた一人の老齢の女性から声を掛けられました。私がどう見えたからか分かりませんが、次の様におっしゃっていたのです。

"あんたね、境内にある「光り石」とか、あんなの偽物だよ。私はこの土地に古い人間だけど、昔はあんなものなかったんだ。パワースポットかなんか知らないけど、人を寄せるために偽物をいっぱい置いて、年ごとにここは悪くなっているよ。この神社で一番尊いのは、ご神体となっている後の山なんだよ。"

はい、私もここに着いた時からそう思っていました。もしかしたら、この神社の神様がこの老女の口を借りて私に訴えてきた、そう思えるくらい確かにとても残念な場所だったのです。

 

■呪いの代償か?

ところで、私が何をしに同地に向かったのかと言うと、一度あの現場を見ておく必要があると感じたからです。あの現場とは昨年の7月3日、多くの人命を奪った

 伊豆山土砂災害

の被災現場なのです。

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画像:現地で撮影した被災現場
   奥の木立の向こうが伊豆山神社

初めての土地なので地図ではよく分からなかったのですが、現地に行くとその様子が非常よく理解できます。この災害は、伊豆山神社のすぐ真西の谷で起きていたのです。

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画像:被災現場と伊豆山神社

そして地図から判断すると、災害の原因となった違法に積まれた土砂は、伊豆山神社のご神体のその奥から流れ出たことが分かります。昔だったら明らかに神域と呼ばれただろう山奥に、残土が投棄されていたということになります。

あまり因縁めいた話ばかりしてはいけませんが、次の事実も私は気になっているのです。

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引用元:スポニチ https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/06/09/kiji/20210609s00041000378000c.html

今年の大河ドラマの撮影が始まったのは昨年の6月9日、災害が起きたのはその約1か月後の7月3日、この2つの事実は、普通なら関連性などなく偶然で済まされる話ですが、上述したように、伊豆山神社大河ドラマに絡む何らかの呪術に組み込まれているのが明らかなので、それが何かに触ってしまった可能性はゼロではありません。

ここから先は、もはや一般的な理解を超えてしまうので止めておきますが、被害者数がコロコロ変わったこと、この土砂災害への対応が通常では考えられないほど迅速であったことなど、本件の異常性については昨年の記事「熱い海の熱海」で触れています。

その時の抱いた疑問と、今回分かったことが何か関係するのか、これについてはもう少し時間を割いて見ていきたいと思います。

現地では簡単な慰霊式を行い、犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げました。

■忘れてはいけない場所

 箱根路をわが越えくれば伊豆の海や 

 沖の小島に波の寄る見ゆ

                       源実朝

この和歌に出て来る「沖の小島」とは相模湾に浮かぶ初島(はつしま)を指すと言われています。

実は、伊豆山神社、被災現場、この2箇所を見て気付いたことがあります。それは、どちらのポイントからも

 初島が良く見える

ということです。

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画像:伊豆山神社から見た初島

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画像:災害現場から見た初島

特に、伊豆山神社が向く方角は初島を意識して作られたとしか思えません。伊豆山神社とは、後背のご神体山もそうですが同時にこの初島と縁が深いだろうことは、その地理的関係から容易に想像が付きます。

ところでこの初島相模湾上空を低空飛行したと考えられる日航123便と関係がありそうだということはこれまでの調査で掴んでいます。実際に上陸して島を調査したこともあります。

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この島に渡って得た感触とは

 ここは事実上のフランス領である

ということです。何故そうなるのか、それについての詳しいお話はまた別にしたいと思いますが、昨年の映画作品や、オリンピックの閉幕式で「トリコロール(青と赤)」、「エッフェル塔」がやたら強調されていたのを思い出してください。

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このようなフランス色の過剰な露出は1985年の123便事件前にもよく見られた現象なのです。

そのフランス領「初島」と土砂災害の地「伊豆山」が海を挟んで向き合ってる。これに今年の大河ドラマ、スズカ姫がどう絡んでくるのか、これらについては今後の報告をお待ちください。

ちなみに、私はこの島のことをこう呼ぶことがあります。

 八咫烏
 やたがらすじま



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