本当に最近の電車は止まってばかりですね。今日も福岡の博多で次のような事故が起きました。
JR博多駅で電車から火花、ショートか 鹿児島線など遅れる
2019年01月19日 12時59分
JR九州などによると、19日午前11時45分ごろ、福岡市の博多駅に停車中の普通電車の上方で大きな音がして火花が発生した。パンタグラフがショートしたとみられる。この影響で、鹿児島線は午後0時55分現在、門司港―大牟田間(上下)で運休や遅れが出ている。長崎線(下り)や日豊線(下り)の一部もダイヤが乱れている。
引用元:西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/480444/
ちょっと、パンタグラフのショートって全く説明になってませんよ(笑) そんな簡単にショートする部品を屋外に配置する訳ないでしょ。記者さんは分からないからそう書いただけかもしれませんが。ネットに現場の写真が貼られたので以下に借用します。
2019.1.19 博多駅で列車火災
実は似たような事故は去年も起きています。
2018.5.20 仙台駅で列車火災
こちらは火災ではありませんが、現場に居た方の投稿だと、爆発音だけでなく白煙があがったとか(事実上火災と同じです)
2018.8.21 千駄ヶ谷駅で列車から爆発音と白煙
火は出なかったが、部品が飛び散った
いやぁ、本当に去年から電車で事故や停電が相次ぎますよね。発火や爆発が見られるので直接の原因は大体見当付きますが、最近あまりに電車関係の記事が続くので、今回は電気の仕組みに関する詳細は省略します。根本的な原因とは、部品や整備の問題ではなく給電のオペレーションにあります。それだけ、電力供給の安定性が乱れてきたということです。
なぜ乱れるかと言えば、電力供給元である地下原発(→追記)の制御がここのところ上手くいってないからです。上手く行ってないところで、無理に電力供給をやろうとするから、無理がたたって停電や、火災の原因となる過給電が頻発するのです。
元々細かな出力調整が苦手な原発なんかを、電力供給の主力にするからこういうことになるのです。地下原発への過度な依存を改めない限り、同様の事故はこれからも続くと予言、というより論理的帰結として予測します(地上なら良いという意味ではありません)。
電力会社および鉄道会社は嘘をやめて本当の事を国民に語ってください。国交省や経産省もですよ。このままではいつか人的被害が発生します。そうなったらあなたたちは「嘘つき」ではなく、もはや「人殺し」の罪を負うことになります。
※新しいカテゴリー「電気と原発」を作ったので、そちらの関連記事もご覧ください。
追記 地下原発が信じられない皆さんへ
早いもので、東京の文京区に地下原発があるという記事を2014年の12月に(新)ブログに書いて、4年の年月が経ちました。
2014-12-14 認めたくない、首都東京の憂うべき現状(5)
2014-12-18 認めたくない、首都東京の憂うべき現状(6)
昨年2018年は、名古屋市中区で起きた地下原発事故をはじめ、東京以外の地下原発について記事にしてきましたが、大電力長距離送電が技術的に不可能であることに気付き、また、度重なる停電事故の分析などから、現在は推定10万基以上の原発が日本の地下空間に作られているという結論に至っています。つまり、日本の電気のほとんどは原発に頼っているということです。その技術的根拠は以下の記事をお読みください。
2018-03-22 認めたくない、日本の憂うべき現状(9) - 大電力送電の大嘘
あまりに非常識な内容につき、すぐに信じてもらえないのは仕方ありませんが、これは間違いないことです。あくまでも否定するとのお立場ならば、まずご自身でペンを取り、電気理論に沿って実際に計算してみてください。それをやらずして私の説を否定するのは、ただの「思い込み」か「宗教」であると気付いてください。
「偉い人が言ってるから」、「教科書に書いてるから」というのも反論にはなりません。私はその専門家や教科書の嘘を暴こうとしてるのですから。私が読者さんに望むのは、否定も肯定も含めて
自分の頭で考える
ことなのです。
これをやる習慣を身に着けていただかないと、これから国内外で起こるだろう信じられない出来事の数々に、ただ不安を覚えるだけになってしまいます。ご自身を救うのはご自身の理知しかありません。今からその準備を始めてください。
二の年に記す
管理人 日月土