(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

シン・ウルトラマン-人類滅亡の時を待て

先日、ちょっと時間ができたので、現在公開中の映画「シン・ウルトラマン」を観てきました。


画像:地上に降り立ったウルトラマン(映画シン・ウルトラマンより)

私もいわゆるウルトラマン世代なので、映画を観ていて妙に子供の頃が思い出され懐かしさを覚えました。話もそこそこ面白かったです。但し、あまりにもマニアック過ぎて今の若い人に受けるかどうかは微妙な所ではありますが。

タイトルが示しているように、企画・脚本はあのエヴァンゲリオン庵野秀明さん、監督は「シン・ゴジラ」の樋口真嗣さんですから、いつもの通り大衆洗脳キーワード/キーナンバーがたっぷり仕込まれていたのは言うまでもありません。

例えば

 車のナンバー「10-17」 → 117
 スペシウム133     → 313

などですが、313については、今年3月のブログ記事「豊橋666」でも既に触れています。この辺の符丁についてはメディア業界全体で広くシェアされていることがよく分かります。

この手の裏話はこれまで散々取り上げてきたので、私も若干飽きが来ているのですが、この映画で多少目新しいなと思ったのは

 禍特隊(かとくたい)・禍威獣(かいじゅう)

と、「禍」の字を入れてきていることです。ご存知の通りこれは今今のメディア用語としてすっかり定着した「コロナ禍」のあの字と同じなのです。コロナ頑張れということでしょうか?

「禍」にはその「しめすへん」が表しているように

 神が与える罰

の意味があり、本記事のタイトル(物語中のセリフ)と組み合わせると

 もうじきお前たち人類を滅ぼしてやる

という、メディア世界の裏に隠れている政府系カルト集団の強い意志が現れてくるのです。まあでも、同様のメッセージは他の作品にもあちこち出ているので、何を今更な話なのですが。とにかくその神様気取りのお考えはどうにかならないものでしょうか?

そして、もう一つ気になったのが、

 巨人(きょじん)

のメッセージです。これは大ヒットアニメ/漫画作品の「進撃の巨人」の引継ぎ事項なのだと思いました。

これまで、メディア作品に頻出するキーワードとして「すず」・「ループ」などを取り上げてきましたが、実は「巨人」もその一つなのです。これについてはおいおい触れたいと思いますが、この巨人と出演者の長澤まさみさんが映画の中で関連付けられている点に注意です。

詳しくは本作品を観ていただきたいのですが、長澤さんと言えば不審死された三浦春馬さん・竹内結子さんが共演された「コンフィデンスマン JP」シリーズで主役を務めた女優さんなのです。

 関連記事:三浦春馬の死とカネ恋の呪い 

最後に次の画像を見てください

 
画像:禍特隊のバッジ

これは禍特隊のバッジなのですが、白地に青と赤の流れ星、またもやトリコロールの出現です。もっとも旧作に登場する科特隊も似たようなデザインなのですが、要するにそれは、半世紀前の旧作も似たような思想の下で作られていることを表しているのです。

 関連記事:
  ・時をかけるトリコロール 
  ・Ba1はここに居た 

実は円谷プロによる旧作の「ウルトラマン」「ウルトラQ」、そして「ゴジラ」シリーズは、ある歴史的事実を元に作られていたりするのです。

史実においては、ウルトラマンのモデルとは侵略者であり、怪獣たちは被害者なのです。今回のシン・ウルトラマンでも、ウルトラマンの同族であるゾーフィーがゼットン(Zトン:アルファベットの最後の文字→世界の終わり)を使って地球を滅亡させようとするシーンにそれが見事に表現されています。私はこの正直な情報開示にけっこう感動しました。

こちらについても非常に込み入った話になるので、詳細はまたの機会にしたいと思います。まずは本作品をお楽しみください。


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