(真)日本の黒い霧

123便事件は世界の闇を照らす

「有馬かな」が語るもの

最後部に追記があります (2023-05-27 11:30am)

前回の記事"「推しの子」推しの話"では、現在放映中の神アニメ「推しの子」の構造分析については放映が完結してからとしていましたが、このアニメ(原作漫画を含む)は、とにかく「呪い推し」が激しいので、今から多少小出しにしておきたいと思います。

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アニメ「推しの子」
©赤坂アカ×横槍メンゴ集英社・【推しの子】製作委員会

前回は、作中に出て来るキーワード「B小町」について考察しましたが、そこから

 B小町 ⇒ A小町 ⇒ 赤阪小町 ⇒ 美智子妃殿下 ⇒ 123便事件

と繋がる関連性を見出しました。

今回も特徴的なキーワードを一つピックアップしたいと思いますが、今回は主要な登場キャラの名前についてです。そのキャラとはこちらになります。


有馬かな

お断りしておきますが、私の趣味で選んでいる訳ではありません(これ重要です)。読者の中には、画面の前で「かなたん💗」とか連呼する気持ちの悪いオジサンを想像する方もいらっしゃるようなので、誤解無きよう敢えて弁明しておきます。

さて、アニメのキャラ名ですが、名前は作品における活動の主体ですから、呪術を構成する上で、極めて厳密に設計されていると考えられるのです。

例えば、昨年の劇場アニメ「すずめの戸締まり」の主役「岩戸鈴芽」からは「岩戸」と「すず(鈴・錫・珠洲)」、「め(芽・女・目)」が抽出され、これとタイトル名を合わせれば

 岩戸締め

のメッセージが容易に抽出できます。つまり

 神を閉じ込めろ

という呪いのキーワードです。

同じように「有馬かな」も何かに関連付けられていると予想されるのですが、一般的に人名は、モノだけでなく地名と関連付けられることが多い、いやむしろ、姓名の多くは地名から取られていることが多いので、人名は地名そのものを表していると考えられるのです。

「有馬」はよく聞く名詞ですが、現在の住居表示で残っているのは

  長崎県南島原市
  京都府京都市上京区
  兵庫県神戸市北区
  三重県熊野市
  神奈川県川崎市宮前区
  群馬県渋川市

と意外に少ないのです。

ここからどこの「有馬」を指しているのか特定するのはもう少しなのですが、実はこのアニメ作品の中には、これを特定するヒントがばっちり描かれているのです。それが次のカットなのです。


有間かな:重曹を舐める天才子役

作品を観ておられない方はさっぱり訳が分からないと思いますが、これは「10秒で泣ける天才子役」のキャッチフレーズを、主人公(星野ルビイ)が間違って記憶したイメージとして描かれています。

まあ、よくある聞き間違いイメージということなのですが、正直に言って

 相当こじつけ感の強い設定

と言わざるを得ません。大体、例え聞き間違えても直ぐに「重曹を舐める」という発想にはなりませんよね。しかも、ギャグとしてちっとも面白くない。どうしてこんなカットを挿入してきたのか、私以外にも「???」と思われた方は多いのではないでしょうか?

実はここに「有馬」を特定するヒントが描かれているのです。


十三駅前商店街

上の写真は先日現地で撮影したものですが、この「十三」は

 じゅうそう

と読むことは、大阪の淀川区、または阪急電車を利用される方ならばよくご存じだと思います。ここから、この「有馬」は十三に近い神戸・京都に絞られて来るのですが、京都は歴史的に後から付けられた地名が多いので(京都は古都などではありません)、ここでは神戸の有馬、六甲山の北側にあり有馬温泉で有名なあの「有馬」であると見なすことができるのです。

また、前回記事で、「B小町」の持ち歌が「サインはB」で、「B」は数字の「13」が縮合した形状であるとお伝えしました。ここでもまた

 B ⇒ 13 ⇒ 十三

と辻褄が合ってきます。

ここから「有馬かな」が示す土地の領域が見えてきたので、これを地図上に示しましょう。


有馬と十三の位置関係

「有馬かな」に関する無理な設定から、どうやら「有馬」と「十三」に挟まれたエリア、

 兵庫県西宮市・尼崎市

そして、そこに隣接する

 宝塚市伊丹市川西市・(大阪府)豊中市

が、どうやらこのキャラ名が指している領域であると見なすことができるのです。

この地名リストの中に、伊丹市豊中市、すなわち「大坂伊丹空港」の所在地が登場することから、前回の「B小町」で指摘した123便事件との関連性が再び出現することになるのです。1985年8月12日、123便伊丹空港へ向けて飛び立ったこと、そして当時の美智子妃殿下、これらがどのように繋がるかについては、もう少し材料を見て行かなければなりません。

なお、キャラ名の「かな」については「神名・神流・神奈・仮名」と漢字の置き換えが複数あるので直ぐには特定できません。しかし、次のようには解釈できるでしょう。

 神名 ⇒ 文字通り「神の名前」
 神流 ⇒ 神流川御巣鷹の尾根付近を源流とする川
 神奈 ⇒ 神奈川県川崎市宮前の「有馬」を指示
 仮名 ⇒ 「仮名表記で読め」の指示記号

実はどれも有り得そうなので悩ましいのです。

さて重曹(十三)をわざわざ出して来た、もう一つ気になる点として、これもお知らせしておきましょう

 十三 ⇒ 十+一+二 ⇒ 王+一 ⇒ 主

要するに、「重曹を舐める」とは

 主を舐める (神よ死ね)

の意味も込められているのです。


ハルヒ坂と西宮

上の地図で黄色の〇で示した場所がどこだかお分かりでしょうか?実はここは

 アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」で使われた風景

のある場所なのです。兵庫県西宮市内なのですが、そもそも西宮市の市章は崩された六芒星ですから、そこからして意味有り気です。「推しの子」でも主人公の瞳に六芒星が描かれていましたね。


アニメシーンと現地の比較

実はこの辺りは、阪急電車の夙川駅の北側、苦楽園とか柏堂(かやんどう)とかと呼ばれる、急な傾斜地に高級住宅地および大学から小学校までが集まるように建てられた、まさに学園ドラマの聖地としてはうってつけの場所なのです。

「日月土さんはアニメの聖地巡りをしている!」と思われた方、それは早計というものです。私が現地を訪ねた理由はあくまでも「古代遺跡の調査」であり、むしろ、訪ね歩いた場所がハルヒの聖地であることを後から知って驚いたくらいなのです。


古代磐座(いわくら)の痕跡か?

私は現在の時点で、ここには国内最大級の古代磐座があったのではないかと見ています。即ち、この辺り一帯が急傾斜地でありながら、学校事業などの土地面積を多く必要とする施設が密集しているのは、

 遺跡隠しが目的であろう

と考えられるのです。

そして、現地を訪ねることで「有馬かな」・「涼宮ハルヒ」これらの少女キャラクターが一体何を目的に設計された呪詛的偶像なのか、その全体像が朧気ながら見えてきたのです。もちろんそこには、123便事件と美智子妃殿下が深く関わってきているのでしょう。


関係者様へ:見つけましたよ

 

追記:「有馬かな」のもう一つの意味

以下は「推しの子」の主題歌「アイドル」のPV画像から抽出したものです。


https://www.youtube.com/watch?v=ZRtdQ81jPUQ

「有馬かな」を「"有馬"の仮名をよく見ろ」と解釈した時、有馬(ありま)ですから、そのアナグラムの中に

 マリア

が含まれることも隠された意味の一つとして捉えるべきでしょう。PV動画のこの歌詞の部分で登場するのは、亡くなった過去のアイドル「アイ」です。「アイ」は天才的嘘吐きとして描かれていますから、その意味は

 嘘吐きのマリア

とも解釈できるのです。「主を舐める」も合せ、クリスチャンとすれば大概にしろよというメッセージですが、ここに日本古代史と古代キリスト教との関係も見られる訳ですから、ここは冷静にその真意を探らなければなりません。

この他、兎の被り物など、指摘すべき呪詛のアイテムはこれでもかと散見されるのですが、それについてはまた次回以降に説明することにしましょう。

それにしても、「千と千尋の神隠し」以来の渾身の呪いを込めたアニメ作品が登場したものですね。関係者がそのリスクを知らないはずはないのですが、改めるなら今をおいてありませんよと忠告させていただきます。


これは警告と取ってくださって結構です  (関連記事:千葉東方沖の地震について)



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