昨晩、人々がそろそろ眠りに着く時間帯に、甲府で大規模な停電が発生したようです。
引用元:NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20240509/1040023190.html
一晩明けた9日昼頃の報道でも、原因が分っていないということになっていますが、少なく見積もって、一軒当たり平均30アンペアの供給能力が、1万3千軒分いきなり断線したら、おおよそ40万アンペア分の電力が行き場を求めてそこらじゅうで発火事故を起こすはずなんですけどね。もっとも、これは経産省や電力会社が言う所の
電力ミックス(あるいは電力プール)理論
に則ればの話です。素人を〇カにした無茶苦茶な理論なんですけどね。
そもそも、電線一本当たり500アンペア程度しか許容できないので、そんなに多くの電流が市中送電網に滞留するなんてことはあり得るはずもなく、電力は元々小ブロック毎に設置された発電機によって細かく出力調整され配電されているのです。
これだけ多くの世帯が一斉に停電したということは、この地域に電力供給している複数の発電機が一斉に止まったとしか考えられず、つまり計画的に停電させた訳で、夜の時間帯ということも考慮すると、おそらく
給電システムのメンテナンス
というのが正しい理由でしょう。
もちろん、「電気は遠くで作られ電線で送られてくる」という明治時代からの官製神話を維持するため、どこかの機器が故障したとか何とか言い訳するのは毎度のことです。
ちなみに、私が入手した情報によると、このシステムメンテナンスで停止した地下アレの炉数は
59基
で、これだけの発電・配電システムをメンテナンスする必要があったということです。とどのつまり、今回の停電域の地下には少なくともこの数だけの地下アレがあるのです。
甲府駅前の武田信玄像(画像:Google)
もちろん、正確にその位置を指摘することもできるのですが、今回は居住地域ということもあり、ブログでの公表は控えさせていただきます。自宅の真下にアレがあったら誰も良い気分はしませんからね。
この地下アレ君たち、地下にあるからと言って、ずっと放っておいて良い訳でもなく、時には大規模なメンテナンスが必要なのは、地表のあらゆる設備と同じです。
今後、老朽化した地下アレの問題が深刻化してくると、今回の甲府のような出来事があちこちで見られるようになるでしょう。
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でも、地下アレが生み出す大量の放射性廃棄物はいったいどこに消えちゃうのでしょうね?ああ、発電機ごとそのまま埋め戻せばいいのか、便利ですよね。
神代四の年に記す
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